朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/8/23

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本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象に、P&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。

本記事を継続してご覧いただくことで、実トレード場面でのテクニカル活用方法を習得していただけます。また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法は、他の通貨ペアや株価指数などにも応用できますので無限の可能性を秘めています。

FXでなかなか勝てないとお悩みの方は、もちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、注目トピックを中心にファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

現在の注目トピック
・次回9月FOMCは利上げ?据え置き?
・日銀金融政策方針(正常化への一歩?)
・米地銀金融システム不安(備忘録)

米景気の想定以上の底堅さや米国債の需給悪化懸念などを背景に、このところ米長期金利は上昇が続いていた。22日のアジア市場の時間帯には一時4.36%と、2007年11月以来およそ15年9カ月ぶりの高水準を付けた後は、持ち高調整の債券買いが優勢だった。米長期金利の低下で円が買われ、ドルが売られた。

南アフリカのヨハネスブルクで22~24日開催の、ブラジル、ロシア、インド、中国、南ア(BRICS)の首脳会談(BRICSサミット)で米ドル依存からの脱却が議論されるとの警戒から、ドル売り・円買いが進んだ面もあった。

日本経済新聞 為替概況より

昨日は米10年債利回りが一時2007年11月以来およそ15年9カ月ぶりの高水準を付けた後は、持ち高調整の債券買いが優勢だったようで、米長期金利の低下に伴い円が買われ、ドルが売られたとのこと。

具体的な値動きとトレードへの影響はテクニカルで見ていきます。

今週は注目度の高い経済指標こそ少ないものの、本日以降多くの経済指標が発表されますので注目しておきましょう。

今週の注目経済指標
・8/25(金)23:05「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言」
ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、プロの投資家であっても未来を予想することは出来ません。

ですから、私は初心者の方が過剰に情報収集してしまうと、逆に混乱を招きかねないと考えています。

市場には情報が溢れかえっており、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切だと私は考えています。

本日の相場概況把握「米長期金利編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利は、NY市場クローズ時点で前日比-0.01%の”4.33%”となりました。

米長期金利は私たちの予想通りチャート形状に従った上昇トレンドが続いています。

債券市場はそう単純にはいかないかもしれませんが、チャート形状的には上昇トレンドが続きそうですので、今後の展開に注目です。


それでは、次章よりドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。

ワンポイントアドバイス

相場分析は長期→中期→短期と未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育て等と同じ感覚ですね。

前日のトレード戦略

前日のトレード戦略の内容は、こちらの記事をご覧ください。

前日は、長期チャートは水平カウンティングによる円安シグナルが点灯中短中期チャートはすべての円安目標値に到達し、次回シグナルの点灯待ちであることから、長期的には円安目線を維持しつつも、短期的には横ばいの展開を挟むことを想定していました。

具体的には、短期的な候補としてサポートは145.4円付近、レジスタンスは146.3円付近が浮上しているため、同水準での攻防には注目することにしていました。

結果としては、まさに予想通りの展開でしたね。146.4円から145.4円間の横ばいの展開となりました。

レンジの話をすると「レンジ内で逆張りトレードはしないんですか?」との質問を受けることがよくあります。本記事では話が複雑になるため、逆張りは紹介しておりません。しかし、損切りやポジション管理がしっかりできる方であれば、良い戦略だと思います。


私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想には、1枠:50銭のチャート(以降、P&F0.5)を使用しています。

P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。現在は円安シグナル点灯中で、円安目標値は列数のカウント方法にもよりますが"149円付近"との認識です。

現在円安シグナル点灯中ですので、長期的観点では円安の展開を想定したいです。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安(水平)149.0~4円139.5~9円
長期P&F分析状況まとめ

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想には、1枠:20銭のチャート(以降、P&F0.2)を使用しています。

P&F0.2チャートは前日の値動きによる変化点はありません。現在は次回シグナル点灯待ちの状況で、サポート候補は145.4-5円付近、レジスタンス候補は146.2-3円付近との認識です。

中期的観点での相場展開は、現時点では次回シグナル点灯待ちの状況ですので、横ばいの展開を想定したいです。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なし146.2~3円145.4~5円
中期P&F分析状況まとめ

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想には、1枠:10銭のチャート(以降、P&F0.1)を使用しています。

P&F0.1チャートも前日の値動きにより○印の折り返し列が記録されました。現在も次回シグナル点灯待ちの状況に変わりありませんが、146.2円がレジスタンス候補になりそうです。この辺りの変化は誤差とも言えますので、146.2-3円付近として良いかと思います。

以上のことから、短期的観点では横ばいの展開を想定したいです。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なし146.2~3円145.4円
短期P&F分析状況まとめ

本日のP&Fまとめ

現在、長期チャートは水平カウンティングによる円安シグナルが点灯中ですが、短中期チャートはすべての円安目標値に到達し、次回シグナルの点灯待ちであることから、横ばいの展開を挟むことを想定したいです。現時点でのレジサポ候補は下表の通りですので、状況はしっかりと押さえておきたいです。

スクロールできます
チャートシグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
長期P&F円安(水平)149.0~4円139.5~9円
中期P&Fなし146.2~3円145.4~5円
短期P&Fなし146.2~3円145.4円
P&F分析結果まとめ

本日のトレード戦略構築

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。

私の場合、当日の戦略構築には移動平均線「50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色」・MACD・BBをあわせて使用しています。

まず、前述のとおり主軸テクニカルのP&F分析により、長期チャートは水平カウンティングによる円安シグナルが点灯中、短中期チャートはすべての円安目標値に到達し次回シグナルの点灯待ちであることから、長期的には円安目線を維持しつつも、短中期的には横ばいの展開を挟むことを想定したいです。

よって、本日も新たなトレードは行わず、レジサポ候補の形成の行方を見守りたいと思います。具体的には、サポートは145.4円付近、レジスタンスは146.2-3円付近が候補にあがっていますので、同水準の攻防には注目したいです。個人的にはもう少し横ばい展開が続く方が相場のエネルギーが蓄積されますので理想的です…

さて、現在の保有ポジションに関しては長期チャートをトレード根拠とする買いポジションを除き、すべて利確完了しています。上記のレジサポの攻防をどちらかに抜けてきた際には、再びトレードを行いたいと思います。

注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です。

(おまけ)FXスイングトレード向けおすすめ会社紹介

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ヒロセ通商

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【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!の記事は、以下に移行しております。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
  →損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
<その2>
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感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。私が答えられる内容であれば、優先的に取り上げさせていただきます。

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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