朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/8/2

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本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象に、P&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。

FXでなかなか勝てないとお悩みの方は、もちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、注目トピックを中心にファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

現在の注目トピック
・次回9月FOMCは利上げ?据え置き?
・日銀金融政策方針(正常化への一歩?)
・米地銀金融システム不安(備忘録)

日銀は7月31日に臨時の国債買い入れオペ(公開市場操作)を実施した。7月28日の金融政策決定会合で長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の長期金利の上限を事実上引き上げたが、積極的な市場介入で長期金利の急上昇を抑える姿勢を示した。

米長期金利は前日比0.09%高い4.05%に上昇する場面があった。1日朝発表の6月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数が958万2000件だった。前月比では3万4000件減り、2021年4月以来の低水準となったが、新型コロナウイルス流行前の平均と比べると引き続き高かった。

4日の7月の米雇用統計が労働需給の引き締まりを示せば、米連邦準備理事会(FRB)が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを続けるとの観測につながる。1日発表の7月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が小幅に上昇し、6月の米建設支出も増加した。足元の米景気の底堅さを示す指標が目立ち、主要通貨に対するドル買いを誘った。

日本経済新聞 為替概況より

6月の米雇用動態調査(JOLTS)およびISM製造業景況感指数は、ともに市場予想を下回ったものの引き続き堅調な内容だったことを受けて、主要通貨に対するドル買い優勢の展開となったようですね。

本日は7月ADP雇用統計が発表されますので要注目です。

今週の注目経済指標
・8/1(火)23:00「7月ISM製造業景況指数」
・8/2(水)21:15「7月ADP雇用統計(前月比)」
・8/3(木)23:00「7月ISM非製造業景況指数(総合)」
・8/4(金)21:30「7月非農業部門雇用者数変化(前月比)」
ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、プロの投資家であっても未来を予想することは出来ません。

ですから、私は初心者の方が過剰に情報収集してしまうと、逆に混乱を招きかねないと考えています。

市場には情報が溢れかえっており、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切だと私は考えています。

本日の相場概況把握「米長期金利編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利は、NY市場クローズ時点で前日比+0.06%の”4.03%”となりました。

ここ数日、金利上昇は一服していましたが、再開したようです。私たちの上昇トレンド継続との見方に沿った展開ですね。この先、前回高値4.09%付近がレジスタンスとして意識されそうですので、同水準での攻防には注目です。


それでは、次章よりドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。

ワンポイントアドバイス

相場分析は長期相場→中期相場→短期相場のように未来側から現在側へ進めて、本日のトレード戦略を決めていくことをおすすめします。仕事や子育て等と同じということですね。

前日のトレード戦略

前日のトレード戦略の内容は、こちらの記事をご覧ください。

前日はすべてのチャートで円安シグナルが点灯したことで、円安目線に方針転換。前回レジスタンス候補としていた142-141.5円付近でサポートされるかに注目することとしていました。

結果としては、二番底をつけにいくような押し目の展開にはならず、ほぼ一方的に円売りが進み、一時は143.5円台に到達しました。この値動きを受けて、P&Fはどのように変化しているでしょうか。次章で見ていきましょう。


私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想には、1枠:50銭のチャート(以降、P&F0.5)を使用しています。

P&F0.5チャートは、前日の値動きにより×印が2枠増えており、円安シグナルに沿った展開となっています。今回の円安目標値は列数のカウント方法にもよりますが、149円付近です。

よって、長期的観点では円安の展開を想定したいです。

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シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安149.0円139.5円
長期P&F分析状況まとめ

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想には、1枠:20銭のチャート(以降、P&F0.2)を使用しています。

P&F0.2チャートも前日の値動きにより×印の枠が5枠増えており、円安シグナルに沿った展開となっています。今回の円安目標値は列数のカウント方法にもよりますが、144.8円付近です。

よって、中期的観点では円安の展開を想定したいです。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安144.8円139.6円
中期P&F分析状況まとめ

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想には、1枠:10銭のチャート(以降、P&F0.1)を使用しています。

P&F0.1チャートは前日の値動きにより×印の枠が増え、短期チャートの円安目標値143円にあっさりと到達してしまいましたね。よって、短期チャートは次回シグナル待ちの状況となります。

よって、短期的観点では横ばいの展開を想定したいです。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なし139.5円
短期P&F分析状況まとめ

本日のP&Fまとめ

現在、中長期チャートにおいて円安シグナルが点灯中です。よって、この先は円安目線を基本として、一旦横ばいの展開を挟みつつ、次は144円台後半を目指す展開を想定したいです。

スクロールできます
チャートシグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
長期P&F円安149.0円139.5円
中期P&F円安144.8円139.6円
短期P&F139.5円
P&F分析結果まとめ

本日のトレード戦略構築

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。

私の場合、当日の戦略構築には移動平均線「50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色」・MACD・BBをあわせて使用しています。

まず、前述のとおり主軸テクニカルのP&F分析では、中長期チャートにおいては円安シグナルが点灯している状況ですので、基本的には円安目線で捉えていきたいです。ただ短期チャートは円安目標値到達となりましたので、短期的には横ばいの展開を挟むことを期待したいです。

よって、本日は前回レジスタンス候補としていた142-141.5円付近までの押し目が来るかに注目です。同水準がサポートになるようですと、円安の勢いが高まる可能性がありそうです。

また、実トレードでは142円付近から買い下がっていきたいと個人的には考えています。

注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です。

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【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!の記事は、以下に移行しております。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
  →損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
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日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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