朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/6/5

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本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象に、P&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。

FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、注目トピックを中心にファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

現在の注目トピック
・次回FOMCは利上げ?利上げ見送り?
 →特にFRB高官発言に注目
・米地銀金融システム不安

雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比33万9000人増と、市場予想(19万人増)を大幅に上回った。半面、平均時給の前年同月比の伸びは市場予想より低く、失業率は上昇した。ただ、今週発表された4月の米雇用動態調査(JOLTS)や5月のADP全米雇用リポートに続く労働市場の底堅さを示す内容と受け止められ、労働需給はインフレを落ち着かせるほど緩んでいないとの見方が優勢だった。

このところ米連邦準備理事会(FRB)高官から6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ見送りを支持する発言が続いている。市場では「6月会合ではタカ派的な見送りとなるだろう」(バノック・バーン・グローバル・フォレックスのマーク・チャンドラー氏)との声が聞かれ、7月に利上げが再開するとの見方もあり、円相場の重荷となった。

日本経済新聞 為替概況より

先週金曜日のNY市場は、米雇用統計の発表直後には方向感の定まらない時間帯がありましたが、その後は米長期金利の上昇につれて円売り優勢となったようです。

なお、本日は米ISM非製造業景況指数の発表が予定されていますので要注目です。

直近の動向を受けての戦略変更の必要性については、後ほどテクニカル観点で見ていきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。

市場には情報が溢れかえっているため、初心者の方が過剰に情報収集してしまうと、逆に混乱を招きかねません。

市場の情報は事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切だと私は考えています。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利は、NY市場クローズ時点で”3.70%”と前日比+0.1%となりました。

米長期金利は100MAのサポートを受けて、いったん反発する格好となりました。今回の下落局面が100MAでサポートされれば、再び上昇トレンドが再開すると予想していますが、MACDはデッドクロスしてきましたので、まだ油断は出来なさそうです。

原油

NY市場クローズ時点における原油相場は、前日比+1.7ドルの"71.8ドル"となりました。

前日の原油相場は、レジスタンス候補であった70ドル台を上抜けると一段と買いが加速する展開となりました。

本日記事作成時点では、50MAや100MAに接近してきていますので、レジスタンスになるかに注目していきたいです。


それでは、次章よりドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきます。

具体的には前日の振り返り→長期相場→中期相場→短期相場と遠い方から近い方へと分析を進めて、本日のトレード戦略を決めていきます。

前日のトレード戦略

前日は長期チャートでは水平カウンティングによる買いシグナル、短中期チャートでは垂直カウンティングによる買いシグナルが点灯している状況でした。

ただ無理に買い増しはせずに、4時間足100MAのサポート有無に注目しながら、押し目買いトレードは一旦休止して様子見で臨むこととしていました。(買いポジションは保持)

結果としては、前日6/1の下値に迫ることのないまま、前述の米雇用統計の影響もあって140円台まで円安が進みました。

先日までの円高で直近の円安過熱感は、かなり改善していましたので、この先前回高値を超える展開となるかに注目です。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から今後の戦略を考えていきましょう。

なお、私は今週1週間の戦略を週末に立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。

日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

P&F0.5チャートは前日の値動きによる変化点はありません。ただ、現時点ではシグナルの転換には至っておりませんので、引き続き長期的には円安目標値に向けて推移することを期待したいです。

現在P&F0.5チャートは円安シグナル点灯中で、円安目標値は144.5円となっています。なお、円高方向のサポート候補は134.5円の枠のままです。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートは前日の値動きにより×印の折り返し列が記録されました。

今のところは垂直カウンティングによる円安目標値「142.2円付近」に向けて推移しているとの見方に変わりありません。ただし、シグナル転換ポイントが138.8円の枠に更新されている点は押さえておきたいです。

なお今回は、水平カウンティングの列数が3列と少ない状況ですので、相場エネルギーの蓄積量としては不足している可能性がある点は覚えておきたいです。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

P&F0.1チャートは前日の値動きにより×印の折り返し列が記録されました。こちらも垂直カウンティングによる円安目標値「142.4円付近」に向けて推移しているとの見方に変わりありません。ただし、今後138.8円のサポート枠を下抜けるとシグナルが転換しますので要注目です。

本日のP&Fまとめ

前日から変化はありません。本日も長期チャートは円安シグナルが点灯、短中期チャートでは垂直カウンティングによる円安目標値が算出されている状況です。また短中期チャートのシグナル転換点が138→138.8に切り上がっています。よって、明確な押し目があればロングでいきたいと個人的には思っています。

本日のトレード戦略構築

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は当日の戦略構築には移動平均線「50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色」・MACD・BBをあわせて使用しています。

まず、前述のとおり主軸テクニカルのP&Fの長期チャートにて円安シグナルが点灯中、短中期チャートにて垂直カウンティングによる円安目標値が算出されている状況ですので、目線は”円安”で捉えていこうと思います。

そして、週末記事で紹介したとおり、今週も140円台半ばあたりでは上値の思い展開を予想しています。

その上で今週はシグナル転換位置が切り上がったことを受けて、今までより少し前のめりで買い増ししていきたいと思います。具体的に139円台後半から138円高後半までと個人的には考えています。(保有済みの買いポジションは保持)

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【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!の記事は、以下に移行しております。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
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日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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