週末の10分間FX「ドル円編」@週活FX_2024年7月8日〜12日

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この記事では、2004年から20年間一度も退場することなく勝ち抜いてきた兼業トレーダーである私が、ドル円を題材にしてFXの分析方法やリスク管理、マインドなどを使う紹介しています。

FXで利益を出すにはどうしたらいいのかとお悩みの方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

それでは、今週も週末にしっかりと振り返りをしてトレードスキルを向上させましょう。

本記事を読むメリット
  • P&Fを主軸としたテクニカル分析を通して、損切りと利確の基準が分かるようになる。
  • FXとちょうどいい距離感で生活できるようになる。
  • FXで成功している人の相場との向き合い方を知ることができる。

私が実践している戦略構築ステップは、こちらの記事で紹介していますので、初めての方はぜひ一度ご覧ください。

目次

STEP1:ファンダメンタル観点での分析

それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

STEP1は、ファンダメンタル関連の情報をチェックして、マーケット状況や投資家の注目トピックなどを把握しましょう。

7/1_米ISM製造業景気指数、6月は48.5 3カ月連続で50割れ

米供給管理協会(ISM)が1日に発表した6月の製造業景気指数は48.5と、5月の48.7から低下し、拡大・縮小の分岐点となる50を3カ月連続で下回った。ロイターがまとめた市場予想は49.1だった。

ISM製造業景況調査委員会のティモシー・フィオーレ委員長は、製造業者は「現在の金融政策やその他の状況により、資本や在庫への投資に消極的」と述べた。

パンテオン・マクロエコノミクスの米国担当シニアエコノミスト、オリバー・アレン氏は「製造業は今後数四半期にわたり弱い状態が続く」と予想。「昨年末以来の社債利回りの低下は、投資支出をいくらか支えているようだが、製造業を再び成長させるには十分ではない。これを変えるには金融情勢の大幅な緩和が必要だ」とした。

一次金属と化学製品を含む8分野が成長した一方、機械、輸送機器、電気機器、電気製品および部品、コンピューターおよび電子製品など9分野が縮小した。

先行指標となる新規受注指数は5月の45.4から49.3に上昇したものの依然として低調。生産指数は5月の50.2から48.5に低下した。

価格指数は5月の57.0から52.1に低下し、昨年12月以来の低水準となった。

供給業者の納入を示す指数は5月の48.9から49.8に上昇した。50を下回ると工場への納品が速いことを示す。

ブリーン・キャピタルのシニア経済アドバイザー、コンラッド・デクアドロス氏は「サプライチェーン(供給網)の改善は、商品の需給バランスを再調整するという観点から、連邦準備理事会(FRB)にとって好ましいとみなされるはずだ」と述べた。

雇用指数は51.1から49.3に低下した。

ロイター

7/2_米はディスインフレの道に、利下げ前に一段のデータ必要=FRB議長

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は2日、ポルトガルで開催された欧州中央銀行(ECB)主催の会合で、米国は「ディスインフレの道」に戻ったものの、FRBは利下げに着手する前にインフレが鈍化しているとの「確信を持ちたい」とし、一段のデータを確認する必要があるという見解を示した。

パウエル議長は、最近発表された米指標が「ディスインフレの道に戻りつつあることを示唆している」という認識を示した上で、「われわれが現在確認している水準が基調的なインフレの実状を正確に示しているかどうか理解したい」と述べた

さらに、政策の緩和を始める前にインフレが2%に向けて持続的に低下しているという「一層の確信を持ちたい」とし、「率直に言って米経済は好調なため、時間をかけて対応できる」とした。

利下げに踏み切る可能性のある時期については言及しなかったものの、FRBの物価安定と雇用の最大化という2つの責務に対するリスクが「かなり均衡しつつある」とし、金融政策の舵取りが微妙な段階に差しかかっていると認めた。

「われわれは政策が制約的で、それが適切と考えている」という認識も示した。

雇用関連指標の一部が、インフレ面でのさらなる進展が失業率上昇との「トレードオフ」を伴う状況に近づいている可能性を示唆していることにも言及。議長は「それを正確に知ることはできない」としつつも「両面のリスクがあることは理解されている」とし、「経済の強さを考えると、この問題には慎重に取り組むことができる」と述べた。ただ、金融政策担当者は長期にわたる引き締め政策継続によって「景気拡大を失う」ことは望んでいないと強調した。

インフレについては、2025年半ばまでに「持続的に基調インフレが2─2.5%に達する」と予想し、目標の2%に回帰するのは来年終盤もしくは26年となる公算が大きいという見通しを示した。

また、11月の米大統領選で共和党のトランプ前大統領が返り咲きを果たした場合、FRBの独立性が脅かされる可能性については、連邦議会で民主、共和両政党からの「FRBの独立性に対する支持は非常に高いと考えている」と応じた。

ロイター

7/2_米求人件数、5月は814万件に増加 解雇件数も増

米労働省が2日に発表した5月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が22万1000件増の814万件と、過去2カ月の大幅な減少から増加に転じた。一方、経済活動の減速を背景に解雇件数は増加した。

ロイターがまとめた求人件数のエコノミスト予想は791万件だった。

4月分は805万9000件から791万9000件に下方改定された。求人件数は22年3月に1218万2000件でピークを付けた。

5月の失業者1人当たりの求人件数は1.22件と4月から変わらず、2021年以来の最低水準となった。

ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのチーフ米国エコノミスト、ルビーラ・ファルーキ氏は「データは労働力の需給の正常化が進んでいることを示している」と指摘。「政策の観点から言えば、連邦準備理事会(FRB)の今後の課題は、インフレを抑制するだけでなく労働市場への不必要なダメージを防ぐ水準に金利を維持することだ」と述べた。

業種別の求人件数は、州・地方政府(教育を除く)が11万7000件増。耐久財製造業では9万7000件、連邦政府では3万7000件それぞれ増加した。一方、宿泊・飲食サービスでは14万7000件減少。民間教育サービス業では3万4000件減少した。

企業規模別の求人件数は、従業員数が1─9人の企業で11万9000件減、従業員数が10─49人の企業で8万7000件増となった。中規模、大規模の企業でも増加した。

地域別では南部で減少した一方、中西部、北東部、西部で増加した。

求人率は4月の4.8%から4.9%に上昇した。

採用件数は14万1000件増の575万6000件。専門・ビジネスサービスや建設が伸びた。ただ、小売や宿泊・飲食サービス、製造業では減少した。採用率は4月の3.5%から3.6%に上昇した。

5月のレイオフ・解雇件数は11万2000件増の165万4000件だった。レイオフ・解雇率は1.0%と3カ月連続で横ばいだっった。

レイオフ・解雇件数は主に従業員が1─9人および250─999人の企業で増加。地域別では南部に集中していた。

自発的な離職件数は345万9000件とほぼ横ばい。労働市場に対する信頼感の目安となる自発的な離職率は2.2%と4カ月連続で横ばいだった。

労働市場が徐々に均衡を取り戻し、インフレが沈静化していることから、連邦準備理事会(FRB)による緩和サイクルの開始時期が近づいているとの観測が高まっており、金融市場ではFRBは9月に利下げに着手するとの見方が出ている。

オックスフォード・エコノミクスの米国担当リードエコノミスト、ナンシー・バンデン・ホーテン氏は「労働市場は今のところ十分健全であり、FRBは利下げ前にインフレが2%への軌道に戻ったことを裏付けるさらなるデータを待つことができる」と述べた。

ロイター

7/3_米ADP民間雇用、6月は15万人増 予想下回る伸び

企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が3日発表した6月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は15万人増加した。市場予想は16万人増だった。

5月分は前回発表の15万2000人増から15万7000人増に上方改定された。

ロイター

7/3_米ISM非製造業総合指数6月は48.8、4年ぶり低水準 受注が低下

米供給管理協会(ISM)が3日に発表した6月の非製造業総合指数は48.8と、5月の53.8から低下し、拡大・縮小の分岐点となる50を下回った。50を下回ったのは今年2回目。2020年5月以来、4年1カ月ぶりの低水準となった。ロイターがまとめた市場予想は52.5だった。

新規受注指数が前月の54.1から47.3に大幅低下し、22年12月以来の低水準となった。2024年第2・四半期の終盤で景気が失速している可能性を示唆した。

事業活動を示す景気指数も49.6と、前月の61.2から低下し、20年5月以来の縮小となった。

非製造業の雇用は引き続き減少した。

価格指数は56.3と、前月の58.1から低下。24年第1・四半期に価格上昇圧力が高まった後、インフレ鈍化の傾向に戻ったことが示された。

ロイター

7/5_米6月雇用20.6万人増、失業率4.1%に上昇 賃金伸び減速

米労働省が5日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比20万6000人増と、健全な伸びを示した。ただ、政府部門が増加分の3分の1以上を占めたほか、失業率は約2年半ぶりの高水準に達した。賃金の伸びも鈍化し、労働市場の緩みが浮き彫りとなったことで、米連邦準備理事会(FRB)が年内に利下げを開始する可能性が強まった。

失業率は前月の4.0%から4.1%に上昇し、2021年11月以来の高水準となった。昨年7月に付けた低水準の3.5%から0.6%ポイント上昇した計算となる。

ロイターがまとめた予想は非農業部門雇用者数が19万人増、失業率は4.0%だった。

5月の非農業部門雇用者数は27万2000人増から21万8000人増に、4月分は16万5000人増から10万8000人増にそれぞれ下方改定され、両月の雇用者数は計11万1000人減少した。

今年上期の雇用者数の伸びは、平均で月間約22万2000人となった。

時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇。5月(0.4%上昇)から減速した。前年比では3.9%上昇で5月(4.1%上昇)から鈍化し21年6月以来の低い伸びとなった。上昇率が3.0─3.5%であればFRBの2%のインフレ目標と一致するとされている。

フィッチ・レーティングスの主任エコノミスト、ブライアン・コールトン氏は「米労働市場の状況は緩慢なペースではありつつも確実に和らぎつつある」と指摘。「最近のインフレ面での改善と相まって、9月に利下げを開始できるという安心感をFRBに与えるだろう」と述べた。

BMOキャピタル・マーケッツの米国チーフエコノミスト、スコット・アンダーソン氏は「ここ数カ月の失業率の上昇は労働市場の減速を示す明確な証拠となった。金融政策担当者は、消費者物価上昇率が持続可能な形でまもなく目標の2%に戻るという『確信を強める』はずだ」と述べた。

金融市場が織り込む9月17━18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率は約72%。12月に2回目の利下げが実施される可能性があるという観測も高まっている。

業種別では、政府部門が7万人増、医療関連が4万9000人増で、全体の伸びを主導した。建設も2万7000人増加した。

一方、小売と製造が減少したほか、専門・ビジネスサービス部門は1万7000人減。将来的な雇用の行方を示すとされる人材派遣は約4万9000人減で、20年4月以来最大の減少を記録した。

LPLファイナンシャルのチーフエコノミスト、ジェフリー・ローチ氏は「現時点で労働市場に破滅的な兆候は見られないが、労働市場が政府の雇用者数によって支えられている状況を投資家は警戒すべきだ」と述べた。さらに雇用者数の増加の「過去2カ月分の下方修正は経済減速と一致している」という見方を示した。

労働力参加率は62.6%で、5月の62.5%から上昇。25━54歳の働き盛りの労働者の労働参加率は83.7%と、前月の83.6%から上昇し、02年2月以来の高水準となった。

また、経済的理由によるパートタイム労働者数は減少した。

インディード・ハイリング・ラボの北米経済調査ディレクター、ニック・バンカー氏は、労働市場が足元順調に推移しているとしつつも、「いずれ失速する可能性があるという証拠は増えている」と述べた。

ロイター

今週は多くの経済指標が発表されましたね。個々の結果については上記のロイター記事の通りですが、総じていうと「市場予想よりも弱い結果となり、FRBの年内利下げ観測が高まった」くらいにまとめられそうです。


注目経済指標&イベント

来週の注目経済指標を選定して掲載しました。来週はパウエル議長の議会証言と米消費者物価指数に注目です。

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日付時間経済指標・イベント予想
7/9(火)23:00(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
7/10(水)23:00(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
7/11(木)21:30(米)6月消費者物価指数(CPI)(前月比)0.1%
21:30(米)6月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)3.1%
21:30(米)6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)0.2%
21:30(米)6月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)3.4%
主な日米経済指標カレンダー
ワンポイントアドバイス

経済メディアではインフレの落ち着く時期やFRB利下げ転換時期等について、経済学者などの著名人がもっともらしい見解を述べています。しかし、こうした経済のプロフェッショナルでさえ、未来がどうなるのかは誰にも分かりません。

こうした著名人の発言を鵜呑みにして、トレードを実行してしまう方が多いのですが、私はおすすめしません。

少し極端な表現ですが、投資の世界で最終的に信じられるのは自分だけです。この世界で長く生き残るためには、自分で相場の動向をいち早く察知して、その流れに付いていくことしかないと思っています。そして、そのためにはテクニカル分析と適度な情報収集を継続的に行う必要があります。

テクニカル分析の方法については、このブログで定期的にお伝えしていきますので、共感いただける方は、ぜひ一緒にやっていきましょう。

日米長期金利差とドル円の相関性

次に、参考程度ですが日米長期金利差とドル円の相関性を見ていきます。以下のチャートをご覧ください。

直近20日間の日米金利差とドル円のCC(相関係数)は"-0.43"ということで、やや逆相関関係にあるようです。

現在、市場の注目は米長期金利の行方に集まっていますが、日々の報道を鵜呑みにせず、自分でも定期的にチャートをチェックして客観的に評価していくようにしましょう。

FRB利下げ予想時期

最新の市場参加者のFRB利下げ予想時期は、CMEのFedWatch ツールによると、7月FOMCが"10.3%"から"7.8%"に低下、9月FOMCが"64.1%"から"77.9%"に増加しました。9月に利下げすると予想する参加者が急増していますね。


以上で、ファンダメンタル観点での状況把握ができましたね。今週のファンダメンタル要素が、現在のドル円相場にどのような影響を及ぼしているのか。その辺りは、次章からのテクニカル分析を通してみてみましょう。

FX基礎知識

FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。

ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。

私たち個人投資家は、生活を豊かにするための"資産"が欲しいのであって、"経済のプロ"になりたいわけではないという方が大半かと思いますので、大まかな状況が分かれば十分です。

STEP2:今週の相場予想とトレード戦略の評価

さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後はテクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りたいと思います。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

今週は予想レンジを「156.8円〜160.2円」に設定長期目線は円安・短期目線は中立としました。直近の具体的な注目ポイントは、円安方向が為替介入前の高値「160.2円付近」、円高方向が中期P&F前回円安目標値「158.6-7円付近」と短期P&Fサポート「156.8円付近」をあげていましたね。

結果としては、週半ばまでは円安優勢の展開で一時161.9円台まで円安となりましたが、その後は押し戻される展開で、今週のNY終値160.7円付近で引けています。


なお、日々の具体的なトレード戦略は値動きに合わせて調整を行っています。日々のトレード戦略は当ブログで毎日公開していますので、よろしければ毎朝ご覧ください。

では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸テクニカルに使用しています。現在のボラリティ状況から、長期は「1枠50銭」、中期は「1枠20銭」、短期は「1枠:10銭」を採用しています。

それでは長期チャートから順番に見ていきましょう。

STEP3:テクニカル観点での長期トレンド分析

「P&F0.5チャート」powered by TradingView

P&F0.5チャートは、円安シグナルが点灯中で×枠が2枠増えています。今のところ、円安目標値「165.0-4円付近」を目指す展開になっています。

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シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安165.0~4円155.0~4円
長期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

STEP4:テクニカル観点での中期トレンド分析

「P&F0.2チャート」powered by TradingView

P&F0.2チャートは6/20に円安目標値に到達した後も円安展開が続いていましたが、ようやく折り返し列が形成されています。161.6円付近がレジスタンスになった可能性がありそうです。

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シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なし161.6~7円155.0~1円
中期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

STEP5:テクニカル観点での短期トレンド分析

「P&F0.1チャート」powered by TradingView

今週P&F0.1チャートは、6/14に円安目標値に到達したあとも円安展開が続いていましたが、今週ようやく折り返し列が形成されています。161.6円付近がレジスタンスになった可能性がありそうです。

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シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なし161.6円156.8円
短期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)
FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくことをおすすめします。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。
  • 複数のテクニカル指標を用いて分析する場合、それぞれのテクニカル分析結果の方向が分かれた際の方針を決めておくとトレードが安定するのでおすすめです。
    私の場合、トレードは主軸とするテクニカルに従うこととし、方向性の分かれ具合に応じて取引量を調整することにしています。

週初時点のP&Fまとめ

スクロールできます
チャートシグナル目標値レジスタンスサポート
長期P&F円安165.0~4円155.0~4円
中期P&Fなし161.6~7円155.0~1円
短期P&Fなし161.6円156.8円
P&F分析結果まとめ(記載対象は水平Cのみ)

STEP6:トレード方針の決定

来週のトレード方針

それでは、来週のトレード戦略を考えていきましょう。現在、長期チャートで円安シグナルが点灯している状況でしたので、長期的な目線は円安です。ただ短期チャートや中期チャートは、円安目標値を行き過ぎている状況でしたので、短期的な目線は横ばいで考えたいです。

よって、来週は予想レンジを「156.8円〜161.7円」とし、長期目線は円安・短期目線は中立とします。直近の具体的な注目ポイントは、円安方向が短期・中期P&Fレジスタンス「161.6-7円付近」、円高方向が中期P&F前回円安目標値「158.6-7円付近」と短期P&Fサポート「156.8円付近」です。

トレードに関しては、現在のところノーポジション。158円台半ばから157円台後半くらいまで大きな押し目がくれば買いポジションを構築しようと思っています。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

以上、来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でした。

みなさんも来週のトレード戦略を立てられたでしょうか?

P&Fチャートは初心者の方でも利確位置や損切り位置が明確に決めることができるので、個人的にはとてもおすすめのチャートです。ここまでご覧いただいて「もっとP&Fを勉強したい」と思っていただけた方は、以下の記事でP&Fチャートの詳細を解説していますので、よろしければご覧ください。

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大きな流れに逆らうときは控えめに

流れに逆らって泳ぐのは大変ですよね。トレードも同じです。大きな流れに沿った形の方が良い結果が出やすいと思います。今のトレードは大きな流れに沿っているのか?それとも逆らっているのかを意識するようにしましょう。

抵抗線を抜けた際の損切りは潔く

統計上、抵抗線を抜けた場合、逆方向の抵抗線になる可能性が高いです。

つまり、損切りをしないということは、損失拡大につながる可能性が高いというわけです。抵抗線を抜けた際には躊躇なく損切りしましょう。

さいごに

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以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴17年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

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注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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