週末の10分間FX「ドル円編」@週活FX_2024年4月8日〜12日

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この記事では、19年間一度も退場することなく勝ち抜いてきた兼業トレーダーである私の分析方法・リスク管理・マインドを紹介しています。

FXでなかなか利益を上げられないとお悩みの方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

それでは、今週も週末にしっかりと振り返りをしてトレードスキルを向上させましょう。

本記事を読むメリット
  • P&Fを主軸としたテクニカル分析を通して、損切りと利確の基準が分かるようになる。
  • FXとちょうどいい距離感で生活できるようになる。
  • FXで成功している人の相場との向き合い方を知ることができる。
目次

週活FX流 トレード戦略構築STEP

私が続けている戦略構築は以下の6ステップだけ。これを続けるだけで誰でもトレードスキルを向上させることができますよ。具体的には次章で紹介します。

STEP
ファンダメンタル観点での分析
  • 経済ニュース等から、取引通貨に関するトピックを収集します。
  • 収集した情報が相場に与える影響をまとめてください。
  • 見解が正しいかどうかは重要ではありません。まずは自分なりの見解・解釈をアウトプットすることが大事です。知識は後から付いてきます。
STEP
先週のトレード戦略の評価
  • (最初のみ)自分のトレードルールを定めましょう。
  • ルールは売買基準・損切りと利確の位置設定基準・ポジション量管理方法を明確にすることが大切です。
  • 前週のトレード戦略とトレード内容を振り返り、ルールの改善点を考察します。
  • 利益が出た場合でも強欲になり過ぎていないかなど、
  • ルール通りにトレードできなかったことがあれば、改善策を検討した方がよいかもしれません。
  • 評価を繰り返していると自分のトレード癖が見えてくるはずです。
  • 大きな損失に発展する潜在リスクに、事前に気づくことができれば完璧です。
STEP
テクニカル観点での長期トレンド分析
  • テクニカル分析に基づいて、直近数ヶ月間の大きな流れ(方向性)を捉えてみましょう。
  • 自分なりの長期的な相場への見解をまとめます。
  • 予想の当たりorはずれは、それほど重要ではありません。自分なりの見解をアウトプットすることが重要です。
  • 使用するテクニカルは問いません。ご自分の考えに合致するテクニカルを選定しましょう。
STEP
テクニカル観点での中期トレンド分析
  • テクニカル分析に基づいて、直近数週間の方向性を捉えてみましょう。
  • 使用するテクニカルは問いません。ご自分の考えに合致するテクニカルを選定しましょう。
STEP
テクニカル観点での短期トレンド分析
  • テクニカル分析に基づいて、直近1週間の方向性を予想してみましょう。
  • 使用するテクニカルは問いません。ご自分の考えに合致するテクニカルを選定しましょう。
STEP
トレード方針決定
  • 来週の具体的なトレード指針を立てましょう。指針は日々の値動きに合わせて微修正していきます。
  • エントリー基準だけでなく、損切りと利確の位置・ポジション量を明確にします。
  • トレード指針が立てれらない時は、無理にトレードする必要はありません。見送ることも大切です。
FX基礎知識

STEP1〜6を繰り返すことで自分のトレード癖が掴めるようになってきます。FXでは利益を上げることに目が向きがちですが、一番大切なのは大きな損失を出さないことです。もし大きな損失を出してしまったときには、何が問題だったのか必ず振り返りを行って改善策を検討しましょう。

STEP1:ファンダメンタル観点での分析

それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

STEP1は、ファンダメンタル関連の情報をチェックして、マーケット状況や投資家の注目トピックなどを把握しましょう。

4/1_米ISM製造業景気指数、2月は47.8 16カ月連続で50割れ

米供給管理協会(ISM)が1日発表した2月の製造業景気指数は47.8となり、1月の49.1から悪化した。50割れは16カ月連続となり、2000年8月─02年1月以来の長さとなった。2月はロイターがまとめた市場予想の49.5を下回った。

ただ、顧客在庫の3カ月連続での減少が示され、将来の新規受注や生産の伸びにプラスになるという。ウェルズ・ファーゴのエコノミスト、シャノン・グレイン氏は「製造業に明るい兆しが見えている」と述べた。

ISMによると、同指数が長期的に42.5を下回る状況は経済全体の縮小を意味する。従来は48.7を節目としていたのを改定した。

金利上昇による借り入れコストの増加は商品需要を冷え込ませ、企業の設備投資を圧迫している。ISMなどの景気指数は、米経済の10.3%を占める製造業に関して過度に悲惨なイメージを描いている。

ロイター

4/2_米2月求人件数ほぼ横ばいの875.6万件、自発的な離職増加

米労働省が2日発表した2月の雇用動態調査(JOLTS)の求人件数は8000件増の875万6000件だった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は874万件だった。

1月分は874万8000件と、前回発表の886万3000件から下方改定された。

2月の失業者1人当たりの求人件数は1.36件と、1月の1.43件から減少した。

ただエコノミストは失業者1人当たりの求人件数の減少は労働市場の重大な変化を示すものではないと主張。ブリーン・キャピタル(ニューヨーク)のシニア経済アドバイザーであるコンラッド・デクアドロス氏は「力強い労働市場を望む連邦準備理事会(FRB)当局者にとって心配することはないが、労働力に対する明らかな過剰需要の減少が極めてゆっくりとしか進んでいないことから、連邦公開市場委員会(FOMC)で近い将来に利下げが決定される可能性は低い」と述べた。

業種別の求人件数は金融・保険で12万6000件増、教育を除く州・地方政府で9万1000件増、芸術・娯楽・レクリエーションで5万1000件増となった。

ロイター

4/3_米ADP民間雇用、3月は18.4万人増 昨年7月以来最大の伸び

企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が3日発表した3月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数の増加数が18万4000人と、昨年7月以来最大となった。市場予想の14万8000人を上回り、労働市場が堅調を維持している兆候を示唆した。

2月分は当初発表の14万人から15万5000人に上方改定された。

業種別では、レジャー・接客業が6万3000人増。建設業も3万3000人増加した。一方、専門・ビジネスサービス業は8000人減少した。

雇用は4地域全てで増加。企業規模別でも、全ての規模で増加した。

米労働省は5日に3月の雇用統計を発表。JPモルガン(ニューヨーク)のエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「ADP全米雇用報告は、労働省の雇用統計の内容を予測する上で信頼できる指標とは見なしていない」としながらも、「3月に入っても雇用増が堅調なトレンドと一致している」と述べた。

ロイター

4/3_米ISM非製造業総合指数、3月は低下 価格指数は4年ぶり低水準

米供給管理協会(ISM)が3日発表した3月の非製造業総合指数は51.4と、2月の52.6から低下した。低下は2カ月連続。一方、投入価格指数が4年ぶりの低水準となり、インフレ見通しにとって良好な兆しを示した。

指数が50を超えると、米経済の約3分の2を占める非製造業部門の拡大を示す。ロイターがまとめたエコノミスト予想は52.7だった。

ネーションワイド(オハイオ州)のシニアエコノミスト、ベン・エアーズ氏は「今後数カ月でサービスインフレが引き続き弱まる兆しであり、連邦準備理事会(FRB)にとって歓迎すべき兆候だ」と指摘。「とはいえ、労働環境が好調なことから、利下げ開始は2024年後半まで先延ばしされる可能性がある」と述べた。

業種別では、宿泊・飲食サービス、公益事業、小売、専門・科学技術サービスなど12業種が50を上回った一方、鉱業、運輸、倉庫など4業種が50を下回った。

新規受注指数は54.4と2月の56.1から低下。一方、景気指数は2月の57.2から57.4に上昇した。

ロイター

4/3_FRB、利下げ検討に時間かけられる 米経済力強い=パウエル議長

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は3日、経済の強さと最近のインフレの高さを踏まえると、FRBには初の利下げについて検討する時間があると改めて述べた。

パウエル議長はスタンフォード大学ビジネススクールで行う講演の原稿で「このところの雇用とインフレを巡る指標はいずれも予想を上回っている。ただ、堅調な成長、力強くかつ再均衡化する労働市場、時に困難な道筋ではあるものの2%に向けて低下するインフレ、という全体的な状況を大きく変えるものではない」と述べた。

その上で「経済の力強さとインフレを巡るこれまでの進展を踏まえると、今後発表されるデータに基づいて政策決定を行っていく時間がある」とし、決定は「会合ごとに行われる」と言及。経済がおおむね予想通りに進展すれば、「今年のある時点」で政策金利を引き下げることが適切となるという見解で自分自身と他のFRB当局者はほぼ一致していると語った。

ただこうしたことは、インフレがFRBが目標とする2%に向けて持続的に低下していると政策担当者が確信を一段と深めた場合のみに実現すると指摘。このところの予想を上回るインフレが「単なる一時的な上昇以上のもの」か判断するのは「時期尚早」との考えを示した。

ロイター

4/5_米雇用、3月30.3万人増 失業率3.8%に低下 利下げ後ずれも

米労働省が5日発表した3月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比30万3000人増加し、市場予想の20万人増を大幅に上回った。賃金の上昇も続き、米経済が第1・四半期も堅調だったことが示されたことで、連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始が後ずれする可能性がある。

予想レンジは15万ー25万人増だった。

2月は前回発表の27万5000人増から27万人増に小幅下方修正された。第1・四半期の雇用増は月平均27万6000人と、昨年第4・四半期の21万2000人から増加した。

時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇。2月は0.2%上昇だった。天候に関連した統計の歪みが後退した。前年比では4.1%上昇、2月は4.3%上昇だった。

週平均労働時間は34.4時間。2月は34.3時間だった。

失業率は3.8%で、前月の3.9%から低下した。26カ月連続で4%を下回り、1960年代後半以来の長さとなった。

ロイター

今週は多くの注目指標が発表されましたが、強弱入り混じる内容で相場の方向感を決定付けるものにはならなかったようですね。ただ、やはり昨日発表された米雇用統計の結果によって、米経済が第1・四半期も堅調だったことが示されたことで、連邦準備理事会(FRB)の利下げ開始が後ずれする可能性があると意識されていることは、来週の相場展開を予想する上で意識しておきたいです。

現在のところ、FRBの利下げは6月予想が有力候補のようですが、CMEのフェドウオッチによると、雇用統計を受け、米金融市場では6月の利下げ確率が54.5%に低下。また年内の利下げ回数予想も2回に減少しているとのことですので、円売り圧力が高まる可能性がありそうです。

さて、来週は米3月消費者物価指数が発表されます。非常に注目度の高い経済指標ですのでドル円も大きく動く可能性がありますよ。結果は必ずチェックしましょう。

スクロールできます
日付時間経済指標・イベント予想
4/10(水)21:30米3月消費者物価指数(CPI)(前月比)0.3%
21:30米3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)3.5%
21:30米3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)0.3%
21:30米3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)3.7%
27:00米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
4/11(木)21:30米3月卸売物価指数(PPI)(前月比)0.3%
21:30米3月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)2.3%
21:30米3月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)0.2%
21:30米3月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)2.3%
主な日米経済指標カレンダー
ワンポイントアドバイス

経済メディアではインフレの落ち着く時期やFRB利下げ転換時期等について、経済学者などの著名人がもっともらしい見解を述べています。しかし、こうした経済のプロフェッショナルでさえ、未来がどうなるのかは誰にも分かりません。

こうした著名人の発言を鵜呑みにして、トレードを実行してしまう方が多いのですが、私はおすすめしません。

少し極端な表現ですが、投資の世界で最終的に信じられるのは自分だけです。この世界で長く生き残るためには、自分で相場の動向をいち早く察知して、その流れに付いていくことしかないと思っています。そして、そのためにはテクニカル分析と適度な情報収集を継続的に行う必要があります。

テクニカル分析の方法については、このブログで定期的にお伝えしていきますので、共感いただける方は、ぜひ一緒にやっていきましょう。

さて、ここまでで今週発表された日米経済指標の概況は把握できましたね。次章では、日米金利差との相関状況を確認していきましょう。

日米長期金利差とドル円の相関性

次に、参考程度ですが日米長期金利差とドル円の相関性を見ていきます。以下のチャートをご覧ください。

直近20日間の日米金利差とドル円のCC(相関係数)は、"0.69"と直近20日間ではやや強めの相関関係にあるようですね。

現在も市場の注目は米長期金利の行方に集まっていますが、日米金利差とドル円の関係性に関する報道を鵜呑みにせず、定期的にチャートをチェックして客観的に評価していきましょう。

以上で、ファンダメンタル観点での状況把握ができましたね。今週のファンダメンタル要素が、現在のドル円相場にどのような影響を及ぼしているのか。その辺りは、次章からのテクニカル分析を通してみてみましょう。

FX基礎知識

FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。

ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。

私たち個人投資家は、生活を豊かにするための"資産"が欲しいのであって、"経済のプロ"になりたいわけではないという方が大半かと思いますので、大まかな状況が分かれば十分です。

STEP2:今週の相場予想とトレード戦略の評価

さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後はテクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りたいと思います。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

今週は予想レンジを「147.0円〜152.7円」と広めに設定し、目線は円安としました。直近の注目ポイントとしては円安方向は152.6円台に到達できるか?円高方向は新たなサポート形成の動きがあるか?に注目することにしていましたね。

結果としては、円安方向は一時151.9円台まで円安が進む場面がありましたが、今回も為替介入の警戒感から152円台に載せることはありませんでした。一方、円高方向は一時150.8円台まで円高が進む場面がありましたが、すぐに反発して151円台を回復する展開となりました。


なお、日々の具体的なトレード戦略は値動きに合わせて調整を行っています。日々のトレード戦略は当ブログで毎日公開していますので、よろしければ毎朝ご覧ください。

STEP3:テクニカル観点での長期トレンド分析

では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸テクニカルに使用しています。現在のボラリティ状況から私の場合は、長期「1枠50銭」、中期「1枠20銭」、短期「1枠:10銭」を採用しています。

「P&F0.5チャート」powered by TradingView

P&F0.5チャートは、今週の値動きによる変化点はありませんでした。現在のところ、垂直カウンティングによる円安シグナル目標値"153円台半ば"に向けた展開が継続している状況です。

以上のことから、週初時点における長期相場目線は「やや円安」とします。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なし147.0~4円
長期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

STEP4:テクニカル観点での中期トレンド分析

「P&F0.2チャート」powered by TradingView

P&F0.2チャートは、今週の値動きによる変化点はありませんでした。現在は水平カウンティングによるシグナルが点灯中で、円安目標値は"153.6円付近"となっています。ただ、現状ではリスクリワードが1以下となっており、トレード条件が良くない状況となっています。

以上のことから、週初時点における中期相場目線は「円安」とします。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安153.6~7円147.0~1円
中期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

STEP5:テクニカル観点での短期トレンド分析

さて、中期的な相場予想まで立てることができたら、最後に短期相場予想を行いましょう。

「P&F0.1チャート」powered by TradingView

P&F0.1チャートは、今週の値動きによる変化点はありませんでした。現在は水平カウンティングによるシグナルが点灯中で、円安目標値は"152.6円付近"となっています。ただ、現状ではリスクリワードが1以下となっており、トレード条件が良くない状況となっています。

以上のことから、週初時点における短期相場目線は「円安」にしようと思います。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安152.6円147.0円
短期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)
FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくことをおすすめします。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。
  • 複数のテクニカル指標を用いて分析する場合、それぞれのテクニカル分析結果の方向が分かれた際の方針を決めておくとトレードが安定するのでおすすめです。
    私の場合、トレードは主軸とするテクニカルに従うこととし、方向性の分かれ具合に応じて取引量を調整することにしています。

週初時点のP&Fまとめ

スクロールできます
チャートシグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
長期P&Fなし147.0~4円
中期P&F円安153.6~7円147.0~1円
短期P&F円安152.6円147.0円
P&F分析結果まとめ

STEP6:トレード方針の決定

来週のトレード方針

それでは、来週のトレード戦略を考えていきましょう。私の場合、前述のP&Fを主軸にトレンド系から「移動平均線」「ボリンジャーバンド」、オシレーター系から「MACD」「RSI」を加えて、総合的に判断しています。

現在、P&Fは長期チャートで垂直Cによる円安シグナルが点灯中、短期・中期チャートで水平Cによる円安シグナルが点灯中という状況でしたね。従って、来週もテクニカル的には円安優勢の展開を想定したいです。

ただ、現状ではリスクリワードが1以下となっており、トレード条件が良くありません。また為替介入の警戒感が高まっていることから、今週と同様に円安ペースが鈍化する可能性は考慮してトレードに臨みたい場面です。

よって、来週も予想レンジを「147.0円〜152.7円」と広めのままとし、目線は円安とします。直近の注目ポイントも変わらず、円安方向は152.6円台に到達できるか?円高方向は新たなサポート形成の動きがあるか?に注目したいです。

トレードに関しては、すでに150.6円付近で買いポジションを建てていますので、トレード条件が改善されるまで新規指値は見送りたいと思います。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

以上、来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でした。

みなさんも来週のトレード戦略を立てられたでしょうか?

P&Fチャートは初心者の方でも利確位置や損切り位置が明確に決めることができるので、個人的にはとてもおすすめのチャートです。ここまでご覧いただいて「もっとP&Fを勉強したい」と思っていただけた方は、以下の記事でP&Fチャートの詳細を解説していますので、よろしければご覧ください。

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大きな流れに逆らうときは控えめに

流れに逆らって泳ぐのは大変ですよね。トレードも同じです。大きな流れに沿った形の方が良い結果が出やすいと思います。今のトレードは大きな流れに沿っているのか?それとも逆らっているのかを意識するようにしましょう。

抵抗線を抜けた際の損切りは潔く

統計上、抵抗線を抜けた場合、逆方向の抵抗線になる可能性が高いです。

つまり、損切りをしないということは、損失拡大につながる可能性が高いというわけです。抵抗線を抜けた際には躊躇なく損切りしましょう。

さいごに

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私は平日毎朝、ブログとPostPrimeでFXや株式指数のトレード戦略情報を発信しています。儲かる保証などは到底できませんが、私のトレード戦略情報を読んでいただければ、いきなり大損して即退場に追い込まれるようなリスクは下げられると思っていますので、もしよろしければご覧ください。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴17年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。

あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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