おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!
本記事では、国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を平日の朝に紹介しています。
毎朝5分間、この記事をご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法は、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?
本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」
まずは日本経済新聞の記事から、注目トピックを中心にファンダメンタル観点で押さえていきましょう。
現在の注目トピック |
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・FRB利下げ「利下げ時期は?最短でも9月?」 ・日銀金融政策「緩和的政策はいつまで?」 |
円相場は12時ごろに一時156円67銭近辺まで上昇したが、その後は伸び悩んで上げ幅を縮めた。27日は英国や米国が祝日となる。日本時間27日夕にドイツなどの欧州金利の上昇が目立った場面で円売り・ユーロ買いが増え、円はドルに対しても売りが優勢となった。
日本銀行金融研究所が27日開いた2024年国際コンファランスで、植田和男総裁は2%の物価目標を巡り「インフレ予想をゼロ%から押し上げることには成功したように思う」との認識を示した。内田真一副総裁も講演で「デフレとゼロ金利制約との闘いの終焉(しゅうえん)は視野に入った」などと述べた。
日本経済新聞 為替概況より
昨日はロンドン市場とNY市場は休場だったため、東京市場の記事を見てみましょう。
ドイツなどの欧州金利の上昇が目立った場面で円売り・ユーロ買いが増え、円はドルに対しても売りが優勢となったとのことですね。
なお、CMEのFedWatchツールによると、本記事作成時点におけるFRB利下げ予想時期は、7月が"10.2%"、9月が"49.4%"となっています。
さて、前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。
今週の注目経済指標・イベント
今週は5/31(金)に米4月個人消費支出が発表されますので、結果には注目しておきましょう。
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
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5/30(木) | 21:30 | (米)1-3月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率) | 1.3% |
5/31(金) | 21:30 | (米)4月個人消費支出(PCE)(前月比) | 0.3% |
21:30 | (米)4月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) | 2.7% | |
21:30 | (米)4月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) | 0.3% | |
21:30 | (米)4月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比) | 2.8% |
ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。
ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。
また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。
ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。
なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。
本日の相場概況把握「米長期金利編」
本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。
米長期金利
米長期金利はNY市場休場につき、”4.47%”のままです。
ここからは日足50MAをサポートに上昇トレンドが再開するのかに注目です。
それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。
本日の相場分析「テクニカル編」
ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。
相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育て等と同じですね。
前日のトレード戦略
前日のトレード戦略の内容は、こちらの記事をご覧ください。
前日の主軸テクニカルP&Fは、中期・短期チャートにおいて、円安シグナルが点灯していましたね。
そのため、「円売り優勢の展開」を想定していました。また具体的な注目ポイントは、円安方向が短期P&F目標値「157.5円付近」で、円高方向が短中期P&Fシグナル点灯位置「156.2-3円付近」としていました。
結果としては、ロンドン市場とNY市場が休場ということもあり目立った動きはなく、156円台後半で横ばいの展開となったようです。
さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。
私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。
長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」
P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化はありません。今のところは次のシグナル点灯待ちです。
現況をまとめますと、水平Cによるシグナル点灯"なし"、レジスタンス"158円台前半"、サポート"153円台前半"となっており、長期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | 158.0~4円 | 153.0~4円 |
中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」
P&F0.2チャートは、前日の値動きによる変化はありません。
現況をまとめますと、水平Cによる円安シグナルが点灯中で目標値は"158.6円付近"、サポートは"155.0円付近"となっており、中期的な観点では"円安の展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
円安 | 158.6~7円 | ー | 155.0~1円 |
短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」
P&F0.1チャートは、前日の値動きによる変化はありません。
なお、現状ではリスクリワードが良くありませんので、トレード時は意識したいです。
現況をまとめますと、水平Cによる円安シグナルが点灯中で目標値は"157.5円付近"、サポートは"154.9円付近"となっており、短期的な観点では"円安の展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
円安 | 157.5円 | ー | 154.9円 |
本日のP&Fまとめ
本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。
チャート | シグナル | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
長期P&F | なし | ー | 158.0~4円 | 153.0~4円 |
中期P&F | 円安 | 158.6~7円 | ー | 155.0~1円 |
短期P&F | 円安 | 157.5円 | ー | 154.9円 |
本日のトレード戦略構築
ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。
当日の戦略構築は、P&Fに加えて”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”を補助的に参照しながら検討しています。
<相場の注目ポイント>
主軸テクニカルのP&Fは中期・短期チャートにおいて、円安シグナルが点灯中です。
よって、本日も「円売り優勢の展開」を想定します。注目ポイントは、円安方向が短期P&F目標値「157.5円付近」で、円高方向が短中期P&Fシグナル点灯位置「156.2-3円付近」のままです。
<トレード戦略>
本日も押し目がくれば、156.3円付近から段階的に少しずつ買い下がりたいと思います。
現状では短期チャートのシグナル転換位置(損切り位置)が遠いことから、段階的に買い下がることで平均取得価格を下げたい考えです。
また、押し目が来なければ無理にトレードする必要はないと考え、自制しようと思います。
注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です
(PR)FXスイングトレード向けおすすめ会社紹介
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しかし、私の経験上ではトレードの成功とFX会社選びは密接に関係があると考えています。FX会社を変更したことで成績が悪化したことが過去に何回もありました。
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FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。
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しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。
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私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。
FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。
え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?
- 注文するレートを間違えて約定しなかった
- 有効期限を間違えて失効していた
私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・
こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。
そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。
私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。
以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。
本日は、以上となります。
【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!
P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。
(補足)P&Fチャートって何?
P&Fチャートって何?
日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。
P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。
つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。
もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?
P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。
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- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。
(補足)記事の趣旨
私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。
この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。
FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。
【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
→有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
→損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
・平日朝の記事更新
→サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示
→予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
→トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。
<その2>
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。
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