おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!
本記事では、国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を平日の朝に紹介しています。
毎朝5分間、この記事をご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法は、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?
本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」
まずは日本経済新聞の記事から、注目トピックを中心にファンダメンタル観点で押さえていきましょう。
現在の注目トピック |
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・FRB利下げ「24年末水準の予想は4.6%。利下げ開始の市場予想は6-7月?」 ・日銀金融政策「ついにマイナス金利解除!ただ当面は緩和的か?」 |
イスラエルがシリアのイラン大使館周辺を空爆し、イランが報復の構えをみせている。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザで1日、イスラエル軍の攻撃により米支援団体の隊員が死亡。4日には米バイデン大統領がイスラエルのネタニヤフ首相との電話会談で、ガザでの即時の一時停戦やガザにおける人道支援の状況改善を強く求めた。
両首脳の交渉内容が伝わった後に原油先物相場も上げ幅を広げ、相対的に安全な資産とみられる米国債や円の買いが進んだ。
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は4日、経済のモメンタム(勢い)が強いことを背景に「インフレの横ばい状態が続けば利下げする必要があるか疑問が生じる」との見解を示した。米連邦準備理事会(FRB)が年内の利下げを見送る可能性が意識された。米株式市場では売りが膨らみ、リスク回避姿勢が強まった。米長期金利が低下し、日米金利差が縮小するとの観測から円買い・ドル売りも入った。
日本経済新聞 為替概況より
昨日は中東情勢の悪化懸念から円が買われたばめんがあったようですね。
前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。
今週の注目経済指標・イベント
本日は米雇用統計が発表されます。結果次第ではドル円も大きく動く可能性がありますので、各指標の結果は要チェックです。
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
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4/1(月) | 23:00 | 3月ISM製造業景況指数 | 48.4 |
4/2(火) | 21:30 | 2月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 | 878.5万件 |
4/3(水) | 21:15 | 3月ADP雇用統計(前月比) | 15.0万人 |
23:00 | 3月ISM非製造業景況指数(総合) | 52.7 | |
25:10 | パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 | ー | |
4/5(金) | 21:30 | 3月非農業部門雇用者数変化(前月比) | 20.5万人 |
21:30 | 3月失業率 | 3.9% | |
21:30 | 3月平均時給(前月比) | 0.3% | |
21:30 | 3月平均時給(前年同月比) | 4.1% |
ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。
ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。
また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。
ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。
なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。
本日の相場概況把握「米長期金利編」
本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。
米長期金利
米長期金利はNY市場終値時点で前日比-0.04%の”4.31%”となっています。
米長期金利は前回レジスタンス水準4.33%付近を上抜けていますので、テクニカル的には上昇トレンドに入っていく可能性を意識したい場面としていましたが、2日連続で上ヒゲをつけたこともあり、押し戻されてしまいました。緩やかな上昇トレンド入りに見方を変えた方がいいかもしれません。
それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。
本日の相場分析「テクニカル編」
ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。
相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育て等と同じですね。
前日のトレード戦略
前日のトレード戦略の内容は、こちらの記事をご覧ください。
前日の主軸テクニカルP&Fは、長期チャート「垂直Cによる円安シグナルが点灯中」、中期チャート「水平Cによる円安シグナルが点灯中」、短期チャート「水平Cによる円安シグナルが点灯中」という状況でしたね。
そのため、目線を円安方向としつつ、押し目が来ることがあれば150.6円付近がサポートになるのかに注目するとしていました。
結果としては、米新規失業保険申請件数の結果は大きな影響なしでしたが、前述の中東情勢悪化懸念から一時151.1円台まで円高が進んだようです。
さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。
私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。
長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」
P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。
現況をまとめますと、水平Cによるシグナル点灯"なし"、サポート"147円台前半"となっており、長期的な観点では"やや円安の展開"が想定されます。(垂直Cによる円安シグナル点灯中、目標値”153円台半ば”)
シグナル点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | 150.5~9円 | 147.0~4円 |
中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」
P&F0.2チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。
現況をまとめますと、水平Cによるシグナル"円安"、目標値"153.6円付近"、サポート"147.0円付近"となっており、中期的な観点では"円安の展開"が想定されます。
シグナル点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
円安 | 153.6~7円 | ー | 147.0~1円 |
短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」
P&F0.1チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。
現況をまとめますと、水平Cによるシグナル点灯"円安"、目標値"152.6円付近"、サポート"147.0円付近"となっており、短期的な観点では"円安の展開"が想定されます。
シグナル点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
円安 | 152.6円 | ー | 147.0円 |
本日のP&Fまとめ
本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。
チャート | シグナル点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
長期P&F | なし | ー | 150.5~9円 | 147.0~4円 |
中期P&F | 円安 | 153.6~7円 | ー | 147.0~1円 |
短期P&F | 円安 | 152.6円 | ー | 147.0円 |
本日のトレード戦略構築
ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。
(参考)私の場合、当日の戦略構築には移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)・MACD・21BBを補助的に組み合わせて使用しています。
<相場の注目ポイント>
まず主軸テクニカルのP&Fは、長期チャート「垂直Cによる円安シグナルが点灯中」、短期・中期チャート「水平Cによる円安シグナルが点灯中」という状況でしたね。
よって、本日も注目ポイントは変わりません。目線は円安方向を維持しますが、もし押し目が来た際には150.6円付近のサポートに注目です。
また、P&Fチャートは現在サポート位置まで遠い状況にありますので、理想的には新たなサポート形成を待ちたいところです。
経済指標は21:30米雇用統計がありますね。もし市場予想よりも弱い内容であれば、押し目が来る可能性がありますので、要注目です。
<トレード戦略>
本日の新規トレードは見送りとします。150.6円付近で建てた買いポジションは保持します。
なお、P&Fのサポート位置が更新されてから新規指値を行う戦略もありだと思っています。(むしろそちらの方が正攻法)
注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です
(PR)FXスイングトレード向けおすすめ会社紹介
「FXトレードはどこの会社でも同じでしょ?」なんて思っていませんか?
しかし、私の経験上ではトレードの成功とFX会社選びは密接に関係があると考えています。FX会社を変更したことで成績が悪化したことが過去に何回もありました。
私はFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、特にFX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。
FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。
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しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。
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私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。
FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。
え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?
- 注文するレートを間違えて約定しなかった
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こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。
そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。
私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。
以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。
本日は、以上となります。
【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!
P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。
(補足)P&Fチャートって何?
P&Fチャートって何?
日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。
P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。
つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。
もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?
P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。
ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?
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- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。
(補足)記事の趣旨
私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。
この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。
FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。
【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
→有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
→損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
・平日朝の記事更新
→サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示
→予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
→トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。
<その2>
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。
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