朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/7/11

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本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象に、P&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。

FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、注目トピックを中心にファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

現在の注目トピック
・次回FOMCは利上げ?
 →0.25%利上げの見方が優勢
・米地銀金融システム不安(備忘録)

12日に6月の米消費者物価指数(CPI)が発表されるのを控え、前週末にかけて大きく売られてきた米国債には持ち高調整の買いが入った。米長期金利が低下し、円買いにつながった。ダウ・ジョーンズ通信の集計では、食品とエネルギーを除くコア指数の市場予想が前年同月比で5.0%上昇と、前月(5.3%上昇)から鈍化するとみられている。

もっとも、円は141円台前半で伸び悩んだ。ロイター通信によれば、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁は10日、物価上昇率を目標の2%に戻すには「今年中に2回の利上げが必要になるだろう」との考えを示した。金融引き締めが長期化するとの見方は円の重荷だった。

日本経済新聞 為替概況より

明日に発表を控える米消費者物価指数を前にして、米国債には持ち高調整の買いが入ったようですね。反対に捉えると、米CPIの結果次第では再び売られる可能性がありますので、押さえておきましょう。

今週は米CPIやPPIの注目指標が発表されますので、要注目です。

今週の注目経済指標
・7/12(水)21:30「6月消費者物価指数(CPI)」
・7/13(木)21:30「6月卸売物価指数(PPI)」
ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、プロの投資家であっても未来を予想することは出来ません。

ですから、私は初心者の方が過剰に情報収集してしまうと、逆に混乱を招きかねないと考えています。

市場には情報が溢れかえっており、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切だと私は考えています。

本日の相場概況把握「米長期金利編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利は、NY市場クローズ時点で前日比-0.07%の”4.00%”となりました。

ここ最近の米長期金利は上昇トレンド入りしていますが、上昇ペースが急激だったことに加えて、やはり今年3月上旬の高値が意識されているようですね。

本日以降は新たなサポートラインを形成する動きが見られるかに注目したいです。


それでは、次章よりドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。

ワンポイントアドバイス

相場分析は長期相場→中期相場→短期相場のように未来側から現在側へ進めて、本日のトレード戦略を決めていくことをおすすめします。仕事や子育て等と同じということですね。

前日のトレード戦略

前日のトレード戦略の内容は、こちらの記事をご覧ください。

前日は次のレジサポ位置を見極める時期としてトレードは見送ることとしていました。

結果としては、東京時間に一時143円台を回復する場面がありましたが、その後は再び円買いが優勢に。先週金曜日の終値水準を下抜けると、一段と円買いが優勢となり、NY終値時点では141.3円付近で引ける展開となりました。


私は、週末に今週1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想には、1枠:50銭のチャート(以降、P&F0.5)を使用しています。

P&F0.5チャートは、前日の値動きにより○印が2枠増えましたが、次のシグナル点灯待ちの状況に変わりありません。

よって、長期的観点では横ばいの展開を想定したいです。

なお、現状の円高方向のサポート候補(=シグナル点灯位置)は、139.0円の枠です。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なしなし139.0円
長期P&F分析状況まとめ

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想には、1枠:20銭のチャート(以降、P&F0.2)を使用しています。

P&F0.2チャートは、前日の値動きにより○印が4枠増えましたが、次のシグナル点灯待ちの状況に変わりありません。

よって、中期的観点では横ばいの展開を想定したいです。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なしなし139.0円
中期P&F分析状況まとめ

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想には、1枠:10銭のチャート(以降、P&F0.1)を使用しています。

P&F0.1チャートは、前日の値動きにより○印が7枠増えましたが、次のシグナル点灯待ちの状況に変わりありません。

なお、現在の水準は短期的には円高が行き過ぎていますので、短期的には買い戻しがあってもおかしくない状況です。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なし144.6円
短期P&F分析状況まとめ

本日のP&Fまとめ

現在、再びすべてのチャートにおいて、シグナル点灯待ちの状況です。

以上のことから、大きな流れとしては横ばい展開を想定しつつ、次の短期的なトレンド発生を待つ時期との認識です。

スクロールできます
チャートシグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
長期P&Fなしなし139.0円
中期P&Fなしなし139.0円
短期P&Fなし144.6円
P&F分析結果まとめ

本日のトレード戦略構築

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。

私の場合、当日の戦略構築には移動平均線「50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色」・MACD・BBをあわせて使用しています。

まず、前述のとおり主軸テクニカルのP&F分析では、すべてのチャートにてシグナル点灯待ちの状況です。従って、今は次のレジサポ位置を見極める時期と考えています。

以上のことから、本日のトレードは見送りたいと思います。

注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です。

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【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!の記事は、以下に移行しております。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
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日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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