朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/6/1

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本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象に、P&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。

FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、注目トピックを中心にファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

現在の注目トピック
・次回FOMCは利上げ?利上げ見送り?
・米債務上限問題の交渉
・米地銀金融システム不安

米長期金利は前日比0.04%低い3.64%で終えた。月末で機関投資家が保有する米国債の残存年限を延ばすための買いが入りやすかった。米長期金利は前週末に約2カ月半ぶりの高水準を付けていた。今週は上昇が一服し、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いも落ち着いた。

FRBのジェファーソン理事は31日の講演で、6月の会合での「利上げスキップ(見送り)は委員会に追加の金融引き締めについて決断するためのデータを検証する時間を与える」と話した。フィラデルフィア連銀のハーカー総裁も同日、現時点では利上げを「スキップすべきだ」との考えを示したと伝わった。足元で高まっていた6月の追加利上げ観測が後退し、円買い・ドル売りが入りやすかった。

円は伸び悩む場面もあった。31日発表の4月の米雇用動態調査(JOLTS)で、非農業部門の求人件数は1010万3000件と前月から35万8000件増えた。労働需給は引き締まった状況が続いており「FRBが(6月に利上げを見送っても)7月に追加利上げに動く可能性を高める」(エバコアISIのクリシュナ・グーハ氏)との見方があった。

日本経済新聞 為替概況より

昨日は4月の米雇用動態調査(JOLTS)の内容を受けて、発表直後は円売り優勢になりました。しかし、その後は機関投資家による債券買いやFRB高官発言により米長期金利が低下し、円買い・ドル売りが広がったようです。

直近の動向についてはテクニカル観点ではどのように見ることができるでしょうか?後ほど見ていきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。

市場には情報が溢れかえっているため、初心者の方が過剰に情報収集してしまうと、逆に混乱を招きかねません。

市場の情報は事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切だと私は考えています。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利は、NY市場クローズ時点で”3.65%”と前日比-0.04%となりました。

米長期金利は続落となりましたが、まずは200MAでサポートされた格好です。今回の下落局面が200MAや100MAでサポートされれば、再び上昇トレンドが再開すると予想しています。

原油

NY市場クローズ時点における原油相場は、前日比-2.0ドルの"67.5ドル"となりました。

昨日の原油相場は、70ドル台のレジスタンスを試すこともなく、2日連続の大幅な下落となりました。恐れていた展開が的中してしまいました。

現在は、以前よりお伝えしていた65-66ドル台2番底説が腰折れの状況ですので、まずは再び65-66ドル台を目指す展開が考えられます。


それでは、次章よりドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきます。

具体的には前日の振り返り→長期相場→中期相場→短期相場と遠い方から近い方へと分析を進めて、本日のトレード戦略を決めていきます。

前日のトレード戦略

前日は長期チャートでは水平カウンティングによる買いシグナル、短中期チャートでは垂直カウンティングによる買いシグナルが点灯している状況でした。

ただ、週足チャートの平行チャネルの上限に到達していたことから深追いはせずに、4時間足50MAのサポート有無に注目しながら、押し目買いトレードは一旦休止して様子見で臨むこととしていました。(買いポジションは保持)

結果としては、前述の米長期金利低下の影響もあってか、一時139.2円台まで円高が進む場面がありました。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から今後の戦略を考えていきましょう。

なお、私は今週1週間の戦略を週末に立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。

日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

P&F0.5チャートは前日の値動きによる変化点はありませんが、今のところは円安目標値に向けて順調に推移しています。

現在P&F0.5チャートは円安シグナル点灯中で、円安目標値は144.5円となっています。なお、円高方向のサポート候補は134.5円の枠のままです。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートは前日の値動きにより○印が2枠増えました。今のところは垂直カウンティングによる円安目標値「142.2円付近」に向けて推移しているとの見方に変わりありませんが、今後サポート水準が更新されたり、シグナルが転換する可能性もありますので注目です。

なお、垂直カウンティングによる円安目標値は水平カウンティングに比べて到達確率は劣るものの、リスクリワードが良いことが多いです。今回もシグナル点灯時点ではリスクリワードが良い状況でした。

ただ、水平カウンティングの列数は3列と少ない状況ですので、相場エネルギーの蓄積量としては不足している可能性がある点は覚えておきたいです。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

P&F0.1チャートは前日の値動きにより○印が4枠増えました。こちらも垂直カウンティングによる円安目標値「142.4円付近」に向けて推移しているとの見方に変わりありませんが、今後サポート水準が更新されたり、シグナルが転換する可能性もありますので注目です。

本日のP&Fまとめ

前日から変化はありません。本日も長期チャートは円安シグナルが点灯、短中期チャートでは垂直カウンティングによる円安目標値が算出されている状況です。よって、明確な押し目はロングでいきたいと個人的には思っています。

本日のトレード戦略構築

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は当日の戦略構築には移動平均線「50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色」・MACD・BBをあわせて使用しています。

まず、前述のとおり主軸テクニカルのP&Fの長期チャートにて円安シグナルが点灯中、短中期チャートにて垂直カウンティングによる円安目標値が算出されている状況ですので、円安目線で捉えていこうと思います。

ただ、週末記事で紹介したとおり、140.5円付近は週足チャートの平行チャネルの上限に位置していることから、今週こそは円安の勢いは一服するのではないかと予想しています。

またここまでの展開で、少量ですが押し目買いもできています。

よって、本日も深追いすることはせずに、4時間足50MAのサポート有無に注目しながら、押し目買いトレードは一旦休止して様子見しようと個人的には考えています。(保有済みの買いポジションは保持)

本記事作成時点では4時間足50MAを下抜けそうな状況ですが、もし下抜けると久しぶりに目立った下押しが来そうですので注目したいです。

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【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

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(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
  →損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
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・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
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【お願い事項】
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日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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