朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/4/4

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本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象に、P&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。

FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方にも参考になると思いますので、あなたも一緒にP&Fで朝活FXをやってみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

米サプライマネジメント協会(ISM)が3日に発表した3月の製造業景況感指数は46.3と、2月(47.7)から低下し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(47.3)にも届かなかった。好不況の境目となる50を5カ月連続で下回り、2020年5月以来の低水準となった。金融システム不安をきっかけに米景気の下振れリスクが意識されるなか「ISM指数の悪化に相場は反応しやすかった」(邦銀の為替ディーラー)との見方があった。

資源国通貨に対するドル売りが対円に波及した面もあった。石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国で構成する「OPECプラス」の一部が2日、自主的な追加減産を決めた。3日の米原油先物相場は前週末比6%上昇し、オーストラリアドルやノルウェークローネなどに対してドルが大幅に下げた。

日本経済新聞 為替概況より

昨日はISM製造業景況感指数が発表されましたね。好不況の境目となる50を5カ月連続で下回り、2020年5月以来の低水準となったことに加え、市場予想にも届かなかったようです。

金融システム不安が後退してきたとはいえ、不安の増幅は後退よりも早いペースでやってきますので、まだまだ警戒が必要かと思います。

今週は米雇用統計など、まだ多くの注目指標が発表されますので忘れずにチェックしていきましょう。

それでは今後の具体的な戦略について、次章以降でテクニカル面から見ていきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。

市場には情報が溢れかえっているため、初心者の方が過剰に情報収集してしまうと、逆に混乱を招きかねません。

市場の情報は事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切だと私は考えています。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.41%と前日比-0.6%となりました。

テクニカル的には、前日から見方は変わりません。3.3%台維持からの反発がひと段落して、再び200MAを割り込んでいます。今後、50MAがレジスタンスになるような展開になりますと、ドル売りが進むかもしれません。

下落の展開になった場合、直近では3.3%台を維持できるかに注目したいと思います。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で80.3ドル付近と前日比+4.7ドルとなりました。

OPECプラスの一部の国が自主的な追加減産を決めたことで大幅上昇となったようです。

テクニカル的には日足50,100MAを一気に上抜けしてきましたので、この先は日足100-200MA間の推移に移行する可能性が考えられますので要注目です。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日は中期P&Fチャートでの円安シグナル点灯に従った買いポジションを保持したまま、円安方向は日足100MAを上抜けできるかに注目することとしていました。

結果的には、注目の日足100MAは、やはり簡単に上抜け出来なかったようです。東京市場では133.7円台と日足100MAに迫りましたが、欧州市場が始まると一転して円高優勢となり、NY終値では132.4円台まで押し戻されている状況です。

さて、次項では前日の値動きを踏まえてP&Fチャートの状況から戦略変更の必要性を考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

P&F0.5チャートは前日の値動きによる変化点はありませんね。

現在は前回の円安目標値136.5円到達後のエネルギー蓄積期間中との認識のままです。ただ、131円台の枠を下抜けますと、売りシグナル点灯となりますので要注目です。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。現在、水平カウンティングによる円安シグナル点灯中で、目標値は「134.8円付近」との認識です。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

P&F0.1チャートも前日の値動きにより○印の折り返し列が記録されています。P&F0.1チャートはすでに円安目標値に到達済ですので、短期的には横ばいの展開を挟むことが想定される状況です。

本日のP&Fまとめ

本日も中期チャートで水平カウンティングによるシグナル点灯中の状況です。前日に引き続き、今後は横ばいの展開を経て、徐々に中期円安目標値134.8円付近を目指す展開をメインシナリオとします。

本日のトレード戦略構築

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

これまでのP&F分析から、今後は横ばいの展開を経て、徐々に中期円安目標値134.8円付近を目指す展開をメインシナリオとしています。

よって、本日はサポートラインの形成有無に注目したいと思います。このまま円高優勢の展開が続いた場合、直近ですと4時間足50MAに注目したいと思います。

もし割り込んでくると130.8円台が重要になりそうです。ここを割り込んでくるようですと中長期チャートにて円高シグナルが点灯しますので、それぞれ要注目です。

おすすめFX会社
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【復活!】P&F de 指値一本勝負

こちらは前日からの変化点はありません。買いポジションは保持したまま決済指値を目指す展開を期待している状況です。

ドル円

注文内容

注文状況新規約定済
買いor売り買い
新規指値132.4円
決済指値134.8円
決済逆指値130.0円

この章では上記のP&Fチャートによるシグナルに従って一定のルールでトレードした場合、どの程度の成績となるのかを検証していきたいと思います。昨年までnoteやPostPrimeの読者のみなさんから大変好評いただいた「指値1本勝負」をP&Fチャートの有効性検証という形でリニューアルしての再開です。

なお、具体的なトレードルールに関しては、別記事にて解説予定です。また、ドル円以外についてはPostPrimeのプライム投稿との兼ね合いで、トレード結果のみの掲載とさせていただきます。

注意事項
本章の記載は、あくまでテクニカルの有効性を検証するものであり、同じトレードを勧誘・推奨する意図はありません。最終的なトレード判断はご自身でお願いいたします。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

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もし購読いただける場合は、PCから登録されることをおすすめします。モバイルの場合、apple社・google社の手数料が上乗せされてしまうので、ご注意ください。

FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
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※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
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・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
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【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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