朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/4/3

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みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象に、P&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

2月の米個人消費支出(PCE)物価指数で、変動の大きいエネルギー・食品を除くコア指数が前年同月比4.6%上昇と市場予想(4.7%)を下回る伸びとなった。FRBが重視するインフレ指標が鈍化し、利上げ観測が後退した。

米10年債利回りや金融政策の影響を受けやすい2年債利回りが低下し、日米金利差が縮小したのも円買い・ドル売りを誘った。ニューヨーク市場での円の高値は132円62銭だった。

日本経済新聞 為替概況より

先週金曜日は、米個人消費支出(PCE)物価指数が発表がされましたね。FRBが重視する同指標が市場予想を下回ったことで、利上げ観測が後退した模様です。

今週は米雇用統計など、多くの注目指標が発表されますので忘れずにチェックしていきましょう。

それでは今後の具体的な戦略について、次章以降でテクニカル面から見ていきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。

市場には情報が溢れかえっているため、初心者の方が過剰に情報収集してしまうと、逆に混乱を招きかねません。

市場の情報は事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切だと私は考えています。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.47%と前日比-0.8%となりました。

テクニカル的には、3.3%台維持からの反発がひと段落して、再び200MAを割り込んでいますね。今後、50MAがレジスタンスになるような展開になりますと、ドル売りが進むかもしれません。

下落の展開になった場合、直近では3.3%台を維持できるかに注目したいと思います。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で75.6ドル付近と前日比+1.3ドルとなりました。

今朝の段階では大幅上昇となっていますが、先週末終値時点では日足50MAとの攻防に突入したと見ることができそうです。ここを上抜けるとトレンドが転換する可能性が考えられますので要注目です。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日は中期P&Fチャートでの円安シグナル点灯に従った買いポジションを保持したまま、4時間足100MAがレジスタンスとなるかに注目することとしていました。

結果的には、朝方に4時間足100MAを上抜けたあと、同ラインのサポート化を確認しながら徐々に円安優勢の展開になり、レンジの中心値が133円付近に上がってきている状況です。

さて、次項では前日の値動きを踏まえてP&Fチャートの状況から戦略変更の必要性を考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

P&F0.5チャートは前日の値動きによる変化点はありませんね。

現在は前回の円安目標値136.5円到達後のエネルギー蓄積期間中との認識のままです。ただ、131円台の枠を下抜けますと、売りシグナル点灯となりますので要注目です。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートは前日の値動きによる変化点はありません。現在、水平カウンティングによる円安シグナル点灯中で、目標値は「134.8円付近」との認識です。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

P&F0.1チャートも前日の値動きによる変化点はありません。P&F0.1チャートはすでに円安目標値に到達済ですので、短期的には横ばいの展開を挟むことが想定される状況です。

本日のP&Fまとめ

本日も中期チャートで水平カウンティングによるシグナル点灯中の状況です。前日に引き続き、今後は横ばいの展開を経て、徐々に中期円安目標値134.8円付近を目指す展開をメインシナリオとします。

本日のトレード戦略構築

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

本日は週末の記事でもお伝えしたとおり、水平カウンティングに沿った円安展開の継続性に注目してスタートしたいと思います。

そして、もし日足100MAを上抜けられれば、134.8円台を目指す展開が考えられます。反対に円高方向は130.8円台を割り込んでくるようですと中長期チャートにて円高シグナルが点灯しますので、それぞれ要注目です。

おすすめFX会社
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【復活!】P&F de 指値一本勝負

こちらは前日からの変化点はありません。買いポジションは保持したまま決済指値を目指す展開を期待している状況です。

ドル円

注文内容

買いor売り買い
新規指値132.4円
決済指値134.8円
決済逆指値130.0円
注文状況新規約定済

この章では上記のP&Fチャートによるシグナルに従って一定のルールでトレードした場合、どの程度の成績となるのかを検証していきたいと思います。昨年までnoteやPostPrimeの読者のみなさんから大変好評いただいた「指値1本勝負」をP&Fチャートの有効性検証という形でリニューアルしての再開です。

なお、具体的なトレードルールに関しては、別記事にて解説予定です。また、ドル円以外についてはPostPrimeのプライム投稿との兼ね合いで、トレード結果のみの掲載とさせていただきます。

注意事項
本章の記載は、あくまでテクニカルの有効性を検証するものであり、同じトレードを勧誘・推奨する意図はありません。最終的なトレード判断はご自身でお願いいたします。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝公開しています。こちらは有料(月額500円)にはなってしまいますが、もしよろしければ購読を検討ください。

もし購読いただける場合は、PCから登録されることをおすすめします。モバイルの場合、apple社・google社の手数料が上乗せされてしまうので、ご注意ください。

FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
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※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
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・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
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【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。私が答えられる内容であれば、優先的に取り上げさせていただきます。

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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