朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/2/7

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みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

前週末に発表された1月の米雇用統計や米サプライマネジメント協会(ISM)の非製造業景況感指数はいずれも市場予想を上回り、米経済の底堅さを示す内容だった。FRBによる利上げが当面続くとの見方が増え、年後半に利下げに転じるとの見方が後退した。

午後にはアトランタ連銀のボスティック総裁が、利上げの最終到達点(ターミナルレート)がFRBの予想であり、自身の予想でもある5.1%より高まる可能性に言及したと伝わった。7日にはパウエル議長のインタビューなどFRB高官の発言機会が続く。タカ派に傾くことへの警戒から、円売り・ドル買いが出た。一時は132円90銭近辺まで下げ、1カ月ぶりの安値を付けた。

日本経済新聞 為替概況より

先週金曜日に発表された米雇用統計やISM非製造業景況感指数の影響により、市場ではFRBの利上げ継続に関する見方が交錯しているようです。本日はパウエル議長のインタビューなどFRB高官の発言機会が続くとのことですので、内容次第では大きく動く可能性がありそうです。注目しておきましょう。

今後の戦略については、次章以降にテクニカル面で見ていきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。市場には情報が溢れかえっているため、過剰な情報収集は逆に混乱を招きます。事実と憶測を分けて理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.64%と前日比+0.06%となりました。

これまで米長期金利の日足チャートでは、上から50MA・下から200MAが接近している状況が続いていましたが、昨日の値動きにより50MAを上抜けてきています。今後は100MAを目指す展開になるかに注目したいです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で74.3ドル付近と前日比+1.2ドルとなりました。

原油の日足チャートは先日50MAを下抜けたことから、円高トレンド継続を指摘していました。昨日は反発していますが引き続き直近安値の70ドル台を目指す展開を警戒したいと個人的には考えています。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日は、P&Fチャートの状況から円安目線に変更。シグナル点灯位置である130円台半ばあたりまで戻りがあれば理想的ですが、超中短期ともに円安シグナル点灯中のため、ある程度強気の押し目買いスタンスで臨むとしていました。

結果としては、一時131.5円台まで押し目がありましたが、以降は円売りが優勢となりNY市場では一時132.9円台をつける展開となりました。私の押し目買いは、今のところ不発に終わっています。

次項では、前日の値動きを踏まえてP&Fチャートの状況から戦略変更の必要性を考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

現在P&F0.5チャートは、前日の値動きにより×印が増えていますね。現在は円安シグナル点灯中で目標値は136.5円付近と見ることができますが、今のところ順調に目標値に向けて推移している状況です。

長期チャートの目標値は短中期に比べて到達確率こそ下がりますが、当たれば大きいため、注目していきましょう。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートは、前日の値動きにより×印が増えていますね。現在は円安シグナル点灯中で目標値は134.0円付近と見ることができますが、今のところ順調に目標値に向けて推移している状況です。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

現在P&F0.1チャートは前日の値動きにより×印が増え、目標値に到達していますね。やはり短中長期ともに円安シグナル点灯となりましたので勢いが強いです。

なお、現在ドル円チャートはforex.comのレートを参照するようにしていますが、過去のレートが変更される事象を確認しています。(本日のP&F0.1チャートでは列数が7に変更されているのがお分かりいただけると思います。)

過去のレートが修正される原因は不明ですが、最近同事象が頻発しているため、今後レート参照先会社を順次変更していく予定ですので、少々お時間をください。

本日のP&Fまとめ

米雇用統計を受けて、先週金曜日朝時点のチャート状況から一転。長中短期すべてのチャートで円安シグナル点灯となりました。P&F0.1では既に目標値到達済みとなっており、円売りの勢いが一度落ち着く展開を期待したいです。

本日のトレード戦略構築

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

本日は引き続き円安目線でチャートを見ていきたいと思います。短期は目標値到達になったものの、長中期は現在も円安シグナル点灯中ですので、4時間足21MAなどを候補としてある程度強気の押し目買いスタンスで臨みたいと個人的には考えています。

おすすめFX会社
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(おまけ)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝公開しています。こちらは有料(月額500円)にはなってしまいますが、もしよろしければ購読を検討ください。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

昨年から私の記事をいつもご覧いただいている方のために、Postprimeや当ブログで公開していたユーロ・ポンド関連のチャート画像を継続掲載します。

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、当日のトレード戦略を構築しています。

「私もP&Fをテクニカル分析対象に加えてみたい!」という方は、エクセルなどでも簡単に記録できますのでトライしてみてください。

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記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
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【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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