朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/2/6

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みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月比51万7000人増と増加幅は前月(26万人)から拡大し、市場予想(18万7000人)も大きく上回った。失業率は市場予想に反して3.4%に低下し、53年ぶりの低水準を付けた。統計は「衝撃的に力強い」(JPモルガン)と受け止められ、足元で強まっていた早期利上げ停止観測が薄れた。

午前に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した1月の非製造業(サービス業)景況感指数は55.2と、前月(49.2)から市場予想を大きく上回って上昇し、好不況の境目の50を上回った。個別項目の「新規受注」などが大幅に上昇し、雇用統計に続いて米景気の力強さが確認された。米長期金利が一時3.55%と前日終値(3.39%)から大幅に上昇。日米金利差が縮小するとの見方が薄れ、円売り・ドル買いを促した。

日本経済新聞 為替概況より

先週金曜日は米雇用統計やISM非製造業景況感指数の結果発表がありましたね。結果としては、どちらも市場予想を大きく上回る強い内容で、FOMC後のドル売り円買いの流れからドル買い円売りの流れに変わったとのことです。

今後の戦略については、次章以降にテクニカル面で見ていきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。市場には情報が溢れかえっているため、過剰な情報収集は逆に混乱を招きます。事実と憶測を分けて理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.58%と前日比+0.19%となりました。

現在、米長期金利は上からは50MA・下からは200MAが接近している状況で、FOMC・雇用統計通過後も同レンジ内での推移が続いています。引き続き、上は50MA・下は200MAに注目したい状況には変わりません。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で73.1ドル付近と前日比-2.8ドルとなりました。

原油は先日50MAを下抜けたことから、円高トレンド継続を指摘していましたが、今のところその通りの展開となっており、直近安値の70ドル台を目指す展開を個人的には想定しています。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日は、P&Fチャートの状況から円高目線に変更。理想的にはシグナル点灯位置である129円台半ばあたりまで戻りがあれば、売りで入る戦略としていました。また、4時間足100MAがレジスタンスになるようならば、そこで売り建てするのはアリともしていました。

結果としては、129円台半ば及び4時間足100MAは雇用統計の破壊力であっさり突破。その後も円売りの勢いは収まらず、131円台で引ける結果となりました。

次項では、前日の値動きを踏まえてP&Fチャートの状況から戦略変更の必要性を考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

現在P&F0.5チャートは、前日の値動きにより円安シグナルが出現しました。目標値は136.5円付近となります。長期チャートの目標値は短中期に比べて到達確率こそ下がりますが、当たれば大きいため、注目していきましょう。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートは、先日円高シグナル点灯となっていましたが、雇用統計の結果を受けてシグナルが円安に転換しました。目標値としては134.0円付近が想定される状況です。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

現在P&F0.1チャートは横ばいや反発場面を挟むと考えていましたが、米雇用統計を受けて状況が変わりました。

現在は円安シグナル点灯中で、目標値は131.9円付近と考えられます。が、記事作成時点で既に到達済みとなっています。。。

本日のP&Fまとめ

米雇用統計を受けて、先週金曜日朝時点のチャート状況から一転。長中短期すべてのチャートで円安シグナル点灯となりました。P&Fの状況からは、しばらくは円安展開を期待したいです。

本日のトレード戦略構築

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

本日は前述のとおり円安目線でチャートを見ていきたいと思います。

まずは保持している売りポジションは損切り。その後はシグナル点灯位置である130円台半ばあたりまで戻りがあれば、理想的ですが、超中短期ともに円安シグナル点灯中ですので、ある程度強気の押し目買いスタンスで臨みたいと個人的には考えています。

おすすめFX会社
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(おまけ)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝公開しています。こちらは有料(月額500円)にはなってしまいますが、もしよろしければ購読を検討ください。

もし購読いただける場合は、PCから登録されることをおすすめします。モバイルの場合、apple社・google社の手数料が上乗せされてしまうので、ご注意ください。

FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

昨年から私の記事をいつもご覧いただいている方のために、Postprimeや当ブログで公開していたユーロ・ポンド関連のチャート画像を継続掲載します。

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、当日のトレード戦略を構築しています。

「私もP&Fをテクニカル分析対象に加えてみたい!」という方は、エクセルなどでも簡単に記録できますのでトライしてみてください。

また、繰り返しの宣伝で恐縮ですが「自分で更新するのは大変だな」という方は、私のPostPrimeの購読をあわせてご検討ください。

記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
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【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。私が答えられる内容であれば、優先的に取り上げさせていただきます。

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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