朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/2/3

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みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が1日、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で「ディスインフレのプロセスが始まった」と述べた。インフレ減速で利上げ停止が早まるとの見方が広がり、米長期金利が低下。日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが続いた。

円は128円08銭と1月19日以来、2週間ぶりの高値を付けた後は上げ幅を縮めた。インフレは鈍化する一方、米労働市場の逼迫は続いている。3日発表の1月の米雇用統計を見極めたい市場参加者は多く、積極的に円買いを進める動きは限られたようだ。

日本経済新聞 為替概況より

昨日はECBやMPCの結果発表がありましたね。結果としては、ドル円に対しての影響度はさほどなく、FOMC後のパウエル議長の発言の影響が継続したとのことです。

テクニカル面では、以前よりこれまでのドル高展開が転換する可能性を指摘していますが、今後本当に大きな流れが変わるのか、引き続き注目していきましょう。

そして、本日はいよいよ米雇用統計ですので、結果は必ずチェックしておきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。市場には情報が溢れかえっているため、過剰な情報収集は逆に混乱を招きます。事実と憶測を分けて理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.39%と前日比-0.03%となりました。

前日の米長期金利は、上からは50MA・下からは200MAが接近している中で、FOMC通過後も同レンジ内での推移が続いています。引き続き、上は50MA・下は200MAに注目したい状況には変わりませんが、MACDがゴールデンクロスからの上抜け期待は外れたようです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で75.9ドル付近と前日比-0.7ドルとなりました。

原油は先日50MAを下抜けたことから、円高トレンド継続を指摘していましたが、今のところその通りの展開となっており、直近安値の70ドル台を目指す展開を個人的には想定しています。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日は、P&Fチャートの状況から円高目線に変更。理想的にはシグナル点灯位置である129円台半ばあたりまで戻りがあれば、売りで入る戦略としていました。また、損切り位置を近くに置けるのであれば、P&F0.1の目標値をターゲットに短期勝負するのも面白そうともしていました。

結果としては、129円台半ばまでの戻りはなく新規売りは約定出来なかったものの、短期勝負としていたP&F0.1の目標値には到達しましたので、狙いは間違っていなかったようです。

次項では、前日の値動きを踏まえてP&Fチャートの状況から戦略変更の必要性を考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

現在P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。引き続き、次のトレンド発生に向けてエネルギー充電中と考えられます。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートは、先日円高シグナル点灯となりましたが、今のところ順調に目標値に向かっていると見ることができます。目標値としては126.6円付近が想定される状況です。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

現在P&F0.1チャートも、先日円高シグナルへ転換し、目標値は128.1円付近と想定していましたが、昨日早くも目標値に到達しました。

よってこの先は、横ばいや反発場面を挟みながら、やがてP&F0.2チャートのシグナルに沿った展開になるのではないかと個人的には期待しています。

本日のP&Fまとめ

長期チャートでは、まだシグナル点灯はありませんが、中期チャートでは円高シグナル点灯中、短期チャートでは円高目標値に到達したことから、テクニカル的には円高トレンドは短期的には落ち着いたとしても、やがて中期チャートの円高シグナルに沿った展開になるかなと個人的には思っています。

もちろん雇用統計次第で、急速に円高が進む可能性もありますが…

本日のトレード戦略構築

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

本日は前述のとおり円高目線でチャートを見ていきたいと思います。

現水準はリスクリワードがあまりよくないため、理想的にはシグナル点灯位置である129円台半ばあたりまで戻りがあれば、売りで入る戦略にしようと思います。

なお、4時間足100MAがレジスタンスになるようならば、そこで売り建てするのはアリかなと個人的には思っています。

さて、今夜は米雇用統計などの重要経済指標発表という注目イベントがありますので、引き続き注目していきましょう。

おすすめFX会社
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(おまけ)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

昨年から私の記事をいつもご覧いただいている方のために、Postprimeや当ブログで公開していたユーロ・ポンド関連のチャート画像を継続掲載します。

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、当日のトレード戦略を構築しています。

「私もP&Fをテクニカル分析対象に加えてみたい!」という方は、エクセルなどでも簡単に記録できますのでトライしてみてください。

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記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
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【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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