朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/1/19

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みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

日銀の金融政策決定会合を通過し、目先の材料が出尽くしたとの見方から、円売り・ドル買いが優勢だった。ただ、米経済の悪化観測が強まるなかで、円の下値も限られた。

日本経済新聞 為替概況より

昨日は日銀の金融政策決定会合の結果を受けて、一時は131.5円台まで円安が進みましたが、その後は一転して127.5円台まで円高になるなど、大荒れの展開となりました。また、米国経済指標が軒並み弱い内容だったことも背景にあるようです。

日銀の金融政策決定会合を通過したことで、次のトピック探しに向かうのか、注目していきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、市場には情報が溢れかえっているため、やり過ぎてしまうと大変になるだけです。無理のない範囲で情報収集して長く続けていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利とコモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油と天然ガス相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.37%と前日比-0.18%となりました。

米長期金利はテクニカル的には200MAを目指す展開になるのか注目していましたが、予想通りの展開ですね。昨日は前回安値の3.4%台を割り込んできています。この先は200MAでサポートされるか否かに注目したいです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で79.0ドル付近と前日比-2.0ドルとなりました。

原油は100MA上抜けにトライしたものの押し戻されたように見えますね。今後、本格反転するにはやはり100MAの上抜けが必要な状況かと思います。昨年11月に続いて今回もレジスタンスされるようですと、下落トレンド継続となり直近安値の70ドル台を目指す展開も想定したいです。

天然ガス

天然ガス相場は、NY市場クローズ時点で3.14ドル台と前日比約-0.25ドルとなりました。

天然ガスは下落トレンドの下限にて、いったん下落に歯止めがかかったようにも見えましたが、昨日は下落トレンドの下限を下抜ける動きとなりました。

もし日足MACDがゴールデンクロス達成となれば、短期的に反発する可能性を考えていましたが、昨日の展開を受けて、その期待はお預けになるかもしれません。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日のドル円は一時131.5円台まで円安になったあと、127.5円付近まで円高になるなど、日銀政策決定会合の結果を受けて大荒れの展開となったものの、大きく見れば横ばいの展開とも言えます。

現在はP&Fチャートの利確目標値にも到達しておりますので、テクニカル的な変化点を毎日チェックしていきましょう。

次項では、前日の値動きを踏まえて戦略変更の必要があるか考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

上記の画像はP&F0.5チャートです。長期相場予想にはP&F0.5を使用しています。

現在P&F0.5チャートは、昨日の値動きによる変化点はありません。先週金曜日に目標値128円に到達しており、円高エネルギーは放出済みと考えられます。

今後は次のシグナル待ちの状況(横ばいの展開)に移行すると思われますので、日々のチャートの変化に注目していきましょう。

中期相場予想

P&F0.2チャート

上記の画像はP&F0.2チャートです。中期相場予想にはP&F0.2を使用しています。

現在P&F0.2チャートは、昨日の値動きにより×印の折り返し列が増えています。シグナル点灯には至っていませんが、128円付近から127円台後半あたりはサポート候補として要注目です。

短期相場予想

P&F0.1チャート

上記の画像は、P&F0.1チャートです。短期相場予想にはP&F0.1チャートを使用しています。

現在P&F0.1チャートは、前日の値動きにより×印の折り返し列が記録され、前回高値を超えてきましたね。129.7円付近までの円安シグナル点灯と考えられます。ただ、昨日すでに131.5円まで円安が進んでいますので、目標値到達済みと考え、次のシグナル点灯を待ちたいと個人的には思います。

本日のトレード戦略構築

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

前日の値動きによりP&F0.1チャートでは円安シグナルが点灯しましたが、既に目標値129.7円に到達していますので、いったん短期的な軽めの円安エネルギーは放出されたと考えています。

よって、今後は引き続きレジサポ水準を確かめながら、横ばいの展開に移行することを想定したいです。

円高方向はP&F0.2チャートで確認したとおり、127円台後半がサポートになる可能性はありますので、注目したいです。

ちなみに日銀政策発表後の短期トレードは、利確までうまく行ったのですが、その後の円買い場面で見誤り、ほぼプラマイゼロで終わりました…

おすすめFX会社
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(おまけ)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

ぜひあなたも、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝公開しています。こちらは有料(月額500円)にはなってしまいますが、もしよろしければ購読を検討ください。

なお、PostPrimeの有料登録(プライム登録)は、PCから登録されることをおすすめします。モバイルの場合、apple社・google社の手数料が上乗せされてしまうので、ご注意ください。

FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

昨年から私の記事をいつもご覧いただいている方のために、Postprimeや当ブログで公開していたユーロ・ポンド関連のチャート画像を継続掲載します。

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、トレード戦略を構築しています。

「私もP&Fをテクニカル分析対象に加えてみたい!」という方は、エクセルなどでも簡単に記録できますのでトライしてみてください。

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記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
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【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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