朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/1/18

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みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

18日に結果が発表される日銀金融政策決定会合で政策が修正されるとの思惑から、このところ円高・ドル安が進み、その反動で海外市場では持ち高調整の円売り・ドル買いが優勢だった。

ただ、17日発表の1月のニューヨーク連銀製造業景況指数は前月からマイナス幅が拡大し、2020年5月以来の低水準を付けた。個別項目の「新規受注」「出荷」が大幅に低下した。米景気が減速するとの懸念から、ニューヨーク市場ではドル売りが勢いを増し円は下げ渋った。

日本経済新聞 為替概況より

昨日は欧州時間までは円売り優勢の場面もありましたが、ニューヨーク連銀製造業景況指数が2020年5月以来の低水準を付けたことで、ニューヨーク市場ではドル売り優勢の展開になったようです。

本日は日銀の金融政策決定会合の結果が発表されます。大きく動く可能性が高そうですのではっきりした公表時間はわからないものの、注目していきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、市場には情報が溢れかえっているため、やり過ぎてしまうと大変になるだけです。無理のない範囲で情報収集して長く続けていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利とコモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油と天然ガス相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.55%と前日比+0.02%となりました。

米長期金利はテクニカル的には100MA下抜けにより、上昇の勢いが低下。先日、前回安値の3.4%台に到達しています。現在、50MAが下がってきておりますので、もしレジスタンスされるようですと、200MAを目指す展開になるのか注目したいです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で81.0ドル付近と前日比+2.1ドルとなりました。

原油は50MAにサポートされているように見えますね。今後、本格反転するにはさらに100MAの上抜けが必要な状況かと思います。昨年11月に続いて再びレジスタンスされるようですと、下落トレンド継続となり直近安値の70ドル台を目指す展開も想定したいです。

天然ガス

天然ガス相場は、NY市場クローズ時点で3.39ドル台と前日比約-0.04ドルとなりました。

天然ガスは低迷状態が続いていますが、現在は下落トレンドの下限位置しており、いったん歯止めがかかったようにも見えますね。日足MACDはゴールデンクロス目前ですので、もしゴールデンクロス達成となれば、ここ最近の下落で既に安値圏内に突入していますので、短期的に反発する可能性があるかもしれません。

ただ現状、私が使用しているテクニカルが効いていない感がありますので、過度な期待はしないようにしようと思います。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日のドル円は一時129.1円台まで円安になったあと、128円付近まで円高になるなど、横ばいの展開となっています。予想通りの展開ですね。現在はP&Fチャートの利確目標値にも到達しており、ここから大きく動きには新たなトピックが必要になると思われますが、本日の日銀金融政策決定会合の結果で大きく動く可能性が高い状況(個人的見解)と言えるでしょう。

次項では、前日の値動きを踏まえて戦略変更の必要があるか考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

上記の画像はP&F0.5チャートです。長期相場予想にはP&F0.5を使用しています。

現在P&F0.5チャートは、昨日の値動きによる変化点はありません。先週金曜日に目標値128円に到達しており、円高エネルギーは放出済みと考えられます。

今後は次のシグナル待ちの状況(横ばいの展開)に移行すると思われますので、日々のチャートの変化に注目していきましょう。

中期相場予想

P&F0.2チャート

上記の画像はP&F0.2チャートです。中期相場予想にはP&F0.2を使用しています。

現在P&F0.2チャートは、昨日の値動きによる変化点はありません。

先週金曜日に垂直カウンティングによる円高シグナルの目標値128.6円に到達しておりますので、今後はP&F0.5チャートと同様、次のシグナル待ちの状況に移行すると思われます。日々のチャートの変化に注目していきましょう。

短期相場予想

P&F0.1チャート

上記の画像は、P&F0.1チャートです。短期相場予想にはP&F0.1チャートを使用しています。

現在P&F0.1チャートは、前日の値動きにより◯印の折り返し列が記録されましたね。着々と相場のエネルギーが蓄積されているようです。円高方向は127.9円付近、円安方向は128.5円付近に注目しておきましょう。

今後はP&F0.5,0.2チャートと同様、次のシグナル待ちの状況に移行すると思われますので、日々のチャートの変化に注目していきましょう。(本日の日銀の金融政策発表で大きく動く可能性がありますが。)

本日のトレード戦略構築

ここまでの分析で本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきます。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

先週の値動きによりP&Fチャートの円高目標値まで到達していますので、いったん円高エネルギーは放出されたと考えています。

よって、今後はレジサポ水準を確かめながら、横ばいの展開に移行することを想定したいです。P&F0.1チャートで確認したとおり、127円台後半がサポートになる可能性はありますが、日銀政策発表を目前にして無理にトレードする必要はないかなと個人的には思います。ただ政策発表後の短期順張りトレードであれば、損切りを明確にすればありかなと思います。

おすすめFX会社
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(おまけ)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

ぜひあなたも、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝公開しています。こちらは有料(月額500円)にはなってしまいますが、もしよろしければ購読を検討ください。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

昨年から私の記事をいつもご覧いただいている方のために、Postprimeや当ブログで公開していたユーロ・ポンド関連のチャート画像を継続掲載します。

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、トレード戦略を構築しています。

「私もP&Fをテクニカル分析対象に加えてみたい!」という方は、エクセルなどでも簡単に記録できますのでトライしてみてください。

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記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

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・エントリーポイントの開示
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【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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