熟練トレーダーと学ぶ「ドル円週間相場予想&FXトレード戦略構築」WEEK-13

当ページのリンクには広告が含まれています。

この記事にはプロモーションが含まれています。

こんにちは!今が人生で一番の成長期!成長おじさんです。

みなさん、先週もお仕事・家事・育児、おつかれさまでした。
そして、FXトレード結果はいかがでしたか?
利益を出せた方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。

目次

先週の振り返り<ファンダメンタル観点>

それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

まず初めに米ドル関連ニュースを日本経済新聞のNY市場記事から引用させていただき、ファンダメンタル面でおさらいしていきます。

3/21_一時6年ぶり円安水準 米利上げ加速観測で

パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が21日の講演で状況次第で大幅利上げに踏み切る可能性を示唆し、円売り・ドル買いが優勢となった。

3/23,24,25_FRB高官ら利上げ加速を示唆する発言が増加

クリーブランド連銀のメスター総裁は23日、「何回かの0.5%の利上げが必要になる」と述べた。ハト派寄りのサンフランシスコ連銀のデイリー総裁も同日、5月の0.5%利上げに前向きな見解を示した。FRBのパウエル議長は今週、通常の0.25%を上回る利上げの可能性に言及しており、利上げ前倒しを見込んだ円売り・ドル買いが続いた。

ハト派寄りとされるシカゴ連銀のエバンズ総裁が、通常の倍の0.5%の利上げに踏み切る可能性があり得るとの見方を示した。

ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が25日、「(通常の倍の)0.50%の利上げが適切ならばそうすべきだ」と述べた。

今週は、パウエルFRB議長や複数の高官が相次いで利上げ加速を示唆しましたね。これにより、日米金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いの勢いが一層強まる結果となりました。黒田日銀総裁は円安容認派ですから、少なくとも来年の任期満了までこの流れは続く可能性が十分にありそうです。

さて次章では、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。

先週の相場予想とトレード戦略振り返り

まずは、先週の相場予想とトレード戦略を振り返りたいと思います。

先週の相場予想とトレード戦略

【相場予想】
<中期目線>
・円安トレンド継続中も

 そろそろ一服か?
<短期目線>
・中立
【トレード戦略構築】
<メインシナリオ>
117.6円〜119.6円のレンジを想定
トレードはサポートライン確定後の買い
<サブシナリオ①>
119.6円上抜けなら、行き過ぎと予想

120円台前半からは売り(逆指値必須)
<サブシナリオ②>
117.6円割れなら116.3円付近まで円高も想定

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

先週はP&F0.2分析による到達目標達成により、一度円売りが落ち着く展開を想定。117.6円付近まで下押しがあれば買い戻していくイメージでいました。

結果としては、前述のFRB交換の利上げ加速を示唆する発言により、さらに円安が進む展開となりました。サブシナリオ①に従い、120円台前半からは売り仕掛けも行いましたが、早々に撤退を余儀なくされている状況です。

週中は押し目買いスタンスで臨みましたが、明確な下押しがなく約定には至りませんでした。また短期テクニカル上は買われすぎと見ており、高値掴みリスクがあることも積極的にトレードしなかった理由でもあります。

予想は的中することはありませんでしたが、リスクリワードレシオが悪い状況でトレードして大きく負けるよりは、ノートレードの方が断然良いですから、特に問題はないと思っています。

では、今週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。

今週のドル円相場予想&トレード戦略構築

まずは、"P&F(ポイント&フィギュア)"で中期的な相場トレンド状況を把握していきます。

中期トレンド「円安」

以下の画像が現在のP&F0.2の状況です。上が自作のP&F、下がTradingViewで自動作成したものです。

上記画像はドル円P&F0.2のチャートです。P&F0.2では119.6円付近が利確目標と出ていましたので、現在の水準はかなり行き過ぎている状況です。実はドル円がP&F0.2の利確目標を大きく行き過ぎることは極めて稀なんです。

現在の状況は、もはやP&F0.2では捉えられないので、P&F0.5で見ていきたいと思います。

P&F0.5で見てみると、利確目標は123.5円付近となっていますので、そこまでは円安が進む可能性があるかもしれません。

ただ、直近では一方的に円安になっていますので、P&F0.2でも0.5でも損切りポイントが114.8円割れとかなり遠い位置にあります。

したがって、冷静になって相場を見るかぎり、現水準からのトレードは好条件の勝負とは言えない状況です。

したがって、現在も中期トレンドは「円安維持」ままですが、トレードするには好条件とは言えない状況との認識です。

短期トレンド「円安も高値警戒」

さて、中期的な状況をインプットできたら、次は短期トレンドを見ていきましょう。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

RSIやMACDを確認する限り、やはり過熱感が出ています。そのため、どうしても今の水準からの積極的な買いは躊躇せざるを得ない状況です。来週も横ばいの展開になることを期待しながら、押し目を拾うスタンスでいきたいと思います。

よって、短期目線は「円安も高値警戒」とします。

相場予想「中長期的な円安トレンドは継続予想も、取引は計画的に。」

今週も円売り強気相場続く可能性はありますが、予想レンジは「119.6円〜123.5円」を想定したいです。

実は既に中長期的には126円や129円台といった円安ターゲットも出ているのですが、さすがにこのまま一直線というのは常識的には考えにくいかなと思います。

ここ数週間外し続けているので説得力に欠けますが、やはりここは冷静に下押し場面が来ることを期待したいです。

トレード戦略「下押し場面を着実に拾いたい」

来週も下押し場面を買い拾いながら対峙していきたいです。どの水準から買い拾うかはリスク許容度によりますが、理想は強いサポートラインが出来てからの"買い"だと思います。

私の場合は、多少リスクを取れる状況ですので、

来週のトレード戦略は・・・

121円台半ばから少量ずつ買い下がる

でいこうと思います!

以上、今週のドル円相場予想&トレード戦略構築でした。Noteでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に今週も相場と戦いましょう!

今週の相場予想とトレード戦略まとめ

というわけで、最後に今週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。

今週の相場予想とトレード戦略まとめ

【相場予想】
<中期目線>
・円安

<短期目線>
・円安も高値警戒
【トレード戦略構築】
<メインシナリオ>
119.6円〜123.5円のレンジを想定
トレードは121円台半ばから少量ずつ買い下がる
<サブシナリオ①>
123.5円上抜けなら、次は126円か?
<サブシナリオ②>
119.6円割れなら116.3円付近まで円高も想定
日銀の円安容認スタンスに変化がなければ、基本的には買い増しで対応

さいごに

私はFX戦略構築を平日に無料で公開しています。(noteではドル円・PostPrimeではポンド円)

儲かる保証は全くありませんが、FX初心者の方が大損して即退場となるのを防ぐことくらいであれば、お役に立てると思っています。

ですので、FX初心者の方はよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。

あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

気に入っていただけたらシェアお願いします!

コメント

コメントする

目次