熟練トレーダーと学ぶ「ドル円週間相場予想&FXトレード戦略構築」WEEK-12

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こんにちは!今が人生で一番の成長期!成長おじさんです。

みなさん、先週もお仕事・家事・育児、おつかれさまでした。
そして、FXトレード結果はいかがでしたか?
利益を出せた方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。

目次

先週の振り返り<ファンダメンタル観点>

それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

まず初めに米ドル関連ニュースを日本経済新聞のNY市場記事から引用させていただき、ファンダメンタル面でおさらいしていきます。

3/14,15_日米金利差拡大見込みにより円売り進む

米連邦準備理事会(FRB)はFOMCで0.25%の利上げを決め、インフレ抑制に向けて金融引き締めを継続する方針を示す見通し。一方、日銀は17~18日の金融政策決定会合で、資源高に伴う景気の不透明感から金融緩和を維持するとみられる。日米の金融政策の違いが意識され、円売りが加速した。

FRBは16日のFOMCで2018年12月以来の利上げを決め、その後もインフレ抑制に向け金融引き締めを続ける方針を示すとみられている。FRBのタカ派姿勢を織り込んで、円を売ってドルを買う動きが続いた。米長期金利が一時、2.16%と19年6月以来の水準に上昇し、日米金利差の拡大を手がかりとした円売りも出た。

3/16_FOMC利上げ決定&利上げペース加速観測

FRBは18年12月以来となる利上げを決めた。会合後に示した委員らの政策金利見通しで、今回を含む年内の利上げ回数予想は7回に増やした。前回12月の会合では3回だった。パウエルFRB議長は記者会見で「米経済は非常に力強く、金融引き締めに対応できる」との考えを示した。

3/18_FRB高官は金融引き締めに前向きな発言、日銀総裁は金融引き締めを否定

ウォラーFRB理事は18日の米CNBCのインタビューで、インフレ抑制に向け積極的な利上げの必要性を主張し、0.50%の大幅利上げを複数回実施する可能性に言及した。セントルイス連銀のブラード総裁は18日公表の声明で、年内のあと6回の会合のうち5回で0.50%の利上げを支持する考えを示した。リッチモンド連銀のバーキン総裁も講演で0.50%の利上げ余地があるとの認識を示した。一方、日銀は18日の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策の維持を決めた。黒田東彦総裁は金融引き締めの必要性を否定し、日米の金融政策の違いを織り込む円売り・ドル買いがニューヨーク市場で加速した。

今週は、日・米・英の中央銀行による金融政策発表がありました。大方予想通りの結果ではありましたが、金融引き締めが進む米ドルと英ポンドが買われ、金融引き締め観測のない日本円が売られる展開となりましたね。特にアメリカに関しては従来予想よりも早いペースでの利上げとなる可能性も浮上しており、ドル円は当面、円安の展開が続くと見た方が良さそうです。

さて次章では、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。

先週の相場予想とトレード戦略振り返り

まずは、先週の相場予想とトレード戦略を振り返りたいと思います。

先週の相場予想とトレード戦略

【相場予想】
<中期目線>
・円安
<短期目線>
・中立
【トレード戦略】
・レジサポ位置の見極めに専念
・トレードはレジサポ位置がはっきりしてから

先週はP&F0.1分析による到達目標達成により、一度円売りが落ち着く展開を想定。レジスタンスとサポートを見極める期間、FOMC次第では119円到達も視野に入ると予想していました。

結果としては、私の想定より円売り圧力が強く、円売りが落ち着く展開とはなりませんでした。

17日には119.6円台を利確ターゲットに押し目買いも狙いましたが、明確な下押しもないまま円安が進んでしまいました。

予想は的中することはありませんでしたが、リスクリワードレシオが悪い状況で焦ってトレードして大きく負けるよりは、ノートレードの方が断然良いですから、特に問題はないと思っています。

では、今週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。

今週のドル円相場予想&トレード戦略構築

まずは、"P&F(ポイント&フィギュア)"で中期的な相場トレンド状況を把握していきます。

中期トレンド「円安」

以下の画像が現在のP&F0.2の状況です。上が自作のP&F、下がTradingViewで自動作成したものです。

P&F0.2の分析では、119.6円付近が利確目標と出ていますので、そこまでは円安が進む可能性があるものと考えています。

しかし、直近では一方的に円安になっていますので、損切りポイントが114.8円割れと遠い位置にあります。

そのため、現水準からのトレードは好条件の勝負とは言えない状況です。

したがって、中期トレンドは「円安維持」ままですが、トレードするには好条件とは言えない状況との認識です。

短期トレンド「中立」

さて、中期的な状況をインプットできたら、次は短期トレンドを見ていきましょう。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

RSIを確認する限り、過熱感が出ています。そのため、P&F0.2の利確目標到達後には横ばいの展開になることを期待したいです。

その場合、円高方向は117.6円が目処になる可能性があると見ています。

よって、短期目線は「中立」とします。

相場予想「FOMC通過、日米金利差拡大観測強まる。中期的な円安トレンドはしばらく継続か?」

今週もウクライナ情勢次第という点は否めませんが、予想レンジは「119.6円〜117.6円」を想定したいです。

もし、上抜けるようですとさすがに行き過ぎの領域かなと思います。その場合、比較的短期間で元の水準に戻ってくることを想定しています。

反対に、円高方向は悩ましいところです。前回あっさりと突破された117.6円付近がサポートになるかどうかに注目です。そこを割り込むとその先は116.3円から115.6円が考えられます。

トレード戦略「状況見極めに専念したい」

引き続き円安が継続し、ドル円は119.6円に乗せてくるものと予想しています。

ということで、私の今週のトレード戦略は、

サポート見極めてからの買い。
ターゲット行き過ぎなら売り(中級者以上向け)

でいこうと思います!

以上、今週のドル円相場予想&トレード戦略構築でした。Noteでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に今週も相場と戦いましょう!

今週の相場予想とトレード戦略まとめ

というわけで、最後に今週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。

今週の相場予想とトレード戦略まとめ

【相場予想】
<中期目線>
・円安トレンド継続中も

 そろそろ一服か?
<短期目線>
・中立
【トレード戦略構築】
<メインシナリオ>
117.6円〜119.6円のレンジを想定
トレードはサポートライン確定後の買い
<サブシナリオ①>
119.6円上抜けなら、行き過ぎと予想

120円台前半からは売り(逆指値必須)
<サブシナリオ②>
117.6円割れなら116.3円付近まで円高も想定

さいごに

私はFX戦略構築を平日に無料で公開しています。(noteではドル円・PostPrimeではポンド円)

儲かる保証は全くありませんが、FX初心者の方が大損して即退場となるのを防ぐことくらいであれば、お役に立てると思っています。

ですので、FX初心者の方はよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。

あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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