熟練FXトレーダーの「ドル円週間相場予想&トレード戦略構築」WEEK-11

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こんにちは!今が人生で一番の成長期!成長おじさんです。

みなさん、先週もお仕事・家事・育児、おつかれさまでした。
そして、FXトレード結果はいかがでしたか?
利益を出せた方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。

それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

目次

先週の振り返り<ファンダメンタル観点>

まず初めに米ドル関連ニュースを日本経済新聞のNY市場記事から引用させていただき、ファンダメンタル面でおさらいしましょう。各日の主なトピックをまとめます。

3/7_欧米がロシア産原油の輸入禁止を検討

ロシアへの経済制裁でエネルギー相場が高騰し、世界景気を冷やすとの警戒感が高まり、運用リスクを回避する動きが広がった。流動性が高いドルをユーロや英ポンドなど幅広い主要通貨に対して買う動きが強まり、対円のドル買いに波及した。

3/8_米大統領、ロシアからの原油や天然ガスの輸入を禁止
「米長期金利上昇による日米金利差拡大から円売り優勢」

バイデン米大統領は8日、ロシアからの原油や天然ガスの輸入を禁止すると発表した。原油相場の上昇が幅広い品目の物価を押し上げるとの見方から、米長期金利は前日比0.08%高い1.85%に上昇した。

3/9_原油先物相場急落による株式市場反発で円売り誘う

米株式市場でダウ工業株30種平均が653ドル高で終え、欧州株式市場でもドイツ株などが急騰した。米原油先物相場が一時前日終値から16%下落し、インフレや景気減速への過度の懸念が和らいだ。米長期金利が前日比0.10%高い1.95%に上昇し、日米金利差が拡大したのも円売り・ドル買いを誘った。

3/10_米消費者物価指数(CPI)の伸びが加速、金融引き締め観測強まる

2月のCPIは前年同月比7.9%上昇と、伸び率が前月(7.5%)から拡大した。市場では「FRBが継続的な利上げに動きやすくなる内容」(ウェルズ・ファーゴ)、「年後半に利上げ幅が0.50%に拡大する可能性がある」(バンク・オブ・アメリカ)などと指摘された。米債券市場で長期金利が一時2.02%と2月中旬以来の高さとなり、日米金利差の拡大を見込む円売り・ドル買いも誘った。

3/11_米インフレ懸念や利上げ観測の高まりから円売り進展、一時5年ぶりの円安水準

10日発表の2月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びとなり、市場では米欧の対ロ制裁を受けた資源高によるインフレ加速も見込まれている。米連邦準備理事会(FRB)が15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%の利上げを実施し、5月以降も積極的に金融引き締めを続けるとの見方が強まった。

今週は原油を中心とした商品相場の高騰や米消費者物価指数(CPI)の結果を受けて、米長期金利が上昇。日米間の金利差拡大を見込んだ円売りも重なって、ドル円は大きく売りが進みましたね。

来週はFOMCの政策金利発表もありますので、市場予想は0.25ポイントの利上げとしています。もし0.5ポイントとなれば円売り進展、0.25ポイントとなれば材料でつくしで超短期的に円高となるかもしれませんが、パウエルFRB議長の記者会見に注目が集まることでしょう。

さて次章では、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。

先週の振り返りと現状把握<テクニカル観点>

まずは、先週の相場予想とトレード戦略です。
先週は、以下の戦略としていましたが、果たして結果はどうだったでしょうか。

先週の相場予想とトレード戦略

【相場予想】
<中期目線>
・円安トレンド継続中
<短期目線>
・横ばいも円高警戒
【トレード戦略構築】
<メインシナリオ>
114.4円〜116.3円のレンジを想定だが円高警戒
売りポジションは114.5円付近で利確
損切りは115.8円から116.3円にかけて
段階的に損切り
<サブシナリオ①>
114.4円下抜けなら、まずは113円台前半まで円高進展を想定
<サブシナリオ②>
116.3円超えなら117.1円付近まで円安進展を想定

先週の初めはウクライナ情勢悪化による円高を警戒していましたが、予想はハズレ。前述のインフレ懸念により円安展開になりましたね。

保有していた売りポジションは3/9には一部先行指標が円安転換したことで早めの損切りスタンスに変更、さらに3/10には朝の時点で全て損切りと円安トレンドへの転換を先読みしての対応が出来ましたので、損切りに関しては良い判断だったと思います。

では、"P&F(ポイント&フィギュア)"で中期的な相場トレンド状況を把握していきましょう。

中期トレンド「円安」

以下の画像が現在のP&Fの状況です。上が自作のP&F、下がTradingViewで自動作成したものです。

P&F0.1の分析では、117円台を利確目標としましたので、一度は上値が重くなると予想できます。また、ドル円はP&F0.2の分析でも買いシグナルが出ており、119円台が利確目標になっていますので、今後は更なる円安もありそうです。

よって、中期トレンドは「円安維持」ままです。

短期トレンド「中立」

さて、中期的な状況をインプットできたら、次は短期トレンドを見ていきましょう。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

直近ではP&F0.1の利確目標到達を受けて、RSIではやや過熱感が出ています。引き続き、P&F0.2の利確目標を目指す可能性も捨てきれませんが、まずは一度横ばいの展開になることを想定したいです。その場合、円高方向は116.3円から115.6円台までがサポートになるか否かに注目です。

よって、短期目線は「中立」とします。

今週のドル円相場予想&トレード戦略構築

相場予想「FOMC注目、内容次第では119円台突入も視野に」

今週もウクライナ情勢次第という点は否めませんが、予想レンジは「115.6円〜117.6円」を想定したいです。もし、上抜けるようですと前述のとおり、P&F0.2による「119円台乗せ」がターゲットになると考えていますが、だいぶ距離があるので相場のエネルギーを貯めたいところ。まずは一度横ばいの展開を挟むのが理想的な展開と考えます。

反対に、円高方向は前回までのレジスタンスがサポートになるかどうかに注目。具体的には116.3円から115.6円付近です。ここを割り込むと短期的には円高に傾く可能性も出てくる状況です。現在の相場は0.25%

トレード戦略「状況見極めに専念したい」

今週もウクライナ情勢により不安定な相場が予想されます。加えて、FOMCもありますので状況によっては大きく動く可能性もあります。

相場は既に今週のFOMCでの0.25%の利上げを織り込んでいますので、予想通りとなった場合には一度円高になる可能性もあります。

ということで、私の今週のトレード戦略は、

新たなレジサポ位置の見極めに専念。
トレードはレジサポがはっきりしてから。

でいこうと思います!

以上、今週のドル円相場予想&トレード戦略構築でした。Noteでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に今週も相場と戦いましょう!

今週の相場予想とトレード戦略まとめ

というわけで、最後に今週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。

今週の相場予想とトレード戦略まとめ

【相場予想】
<中期目線>
・円安
<短期目線>
・中立
【トレード戦略】
・レジサポ位置の見極めに専念
・トレードはレジサポ位置がはっきりしてから

さいごに

私はFX戦略構築を平日に無料で公開しています。(noteではドル円・PostPrimeではポンド円)

儲かる保証は全くありませんが、FX初心者の方が大損して即退場となるのを防ぐことくらいであれば、お役に立てると思っています。

ですので、FX初心者の方はよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。

あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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