おはようございます!朝5分のFX生活「朝活FX」へ、ようこそ!
本記事では、国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を平日の朝に紹介しています。
毎朝5分間、この記事を継続してご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得していただけます。また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法は、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用できます。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?
本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」
まずは日本経済新聞の記事から、注目トピックを中心にファンダメンタル観点で押さえていきましょう。
現在の注目トピック |
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・FRB3月会合は金利据置?利下げ開始? ・日銀金融政策方針(正常化への一歩は、いつ?) |
アジア市場の取引時間帯で米国債売りが進んだ流れを引き継ぎ、23日の米債券市場で米長期金利が上昇した。週内に2023年10〜12月期の米実質国内総生産(GDP)など重要指標の発表を控え、債券には持ち高調整売りが出やすかった。米長期金利の上昇を背景に、円を売って、ドルを買う動きが進んだ。
日銀は22〜23日の金融政策決定会合で、現行の金融緩和策の維持を決めた。日銀の植田和男総裁は会合後の記者会見で、物価目標見通しの実現の確度は「少しずつ高まっている」などと説明した。金融政策の正常化に前向きな「タカ派」と受け止められ、円買い・ドル売りが進んだ。東京市場では146円99銭近辺を付けたが、その後は円売り・ドル買いが優勢となった。
日本経済新聞 為替概況より
昨日は日銀の金融政策決定会合があり、現行の金融緩和策の維持を決めました。この結果は市場予想通りだったものの、会合後の植田総裁の発言を受けて円買い・ドル売りが進む場面があったようです。
前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。
今週の注目経済指標・イベント
本日は10-12月期米四半期実質国内総生産が発表されます。今後のFRBの金融政策の方向性に左右する指標ですので、私たち個人投資家も結果には注目しておきましょう。
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
---|---|---|---|
1/24(水) | 22:30 | 10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率) | 2.0% |
1/26(金) | 22:30 | 12月個人所得(前月比) | 0.3% |
22:30 | 12月個人消費支出(PCE)(前月比) | 0.4% | |
22:30 | 12月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) | 2.6% | |
22:30 | 12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) | 0.2% | |
22:30 | 12月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比) | 3.0% |
ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。
ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。
また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。
ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。
なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。
本日の相場概況把握「米長期金利編」
本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。
米長期金利
米長期金利は、NY市場終値時点で前日比+0.02%の”4.13%”となっています。
米長期金利は、日足チャートでは引き続き日足50MAと200MAとの間でこう着状態となっていますね。ただ、細かく見ると若干上抜けてきているようですので、本日は明確に上抜けていくかに注目です。
一方で、先週の終値ベースで週足50MAを上抜けています。その点では、日足50MAを上抜ける可能性の方が高いのかもしれません。
それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。
本日の相場分析「テクニカル編」
ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。
相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育て等と同じですね。
前日のトレード戦略
前日のトレード戦略の内容は、こちらの記事をご覧ください。
前日は主軸テクニカルP&Fの長期チャートで水平Cによる円安シグナルが点灯中、中期チャートは垂直Cによる円安シグナルが点灯中、短期チャートは垂直Cによる円安目標値到達済みという状況でした。
そのため、テクニカル的には円安優勢を意識しつつも、いったんは円安の勢いが低下する展開をメインシナリオとしていました。具体的には日足100MA(147.5-6円付近)がサポートになるかに注目していましたね。
結果としては、日銀総裁会見後に一時146.9円台まで円高になる場面がありましたが、その後は反発してNY市場終値では148円台を回復しています。日足100MAがサポートになっていますね。
さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。
私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。
長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」
P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。現在は水平カウンティングによる円安シグナルが点灯中の状況です。
現況をまとめますと、水平Cによる円安シグナル点灯中、目標値”149円台後半”、サポート"141円台前半"となっており、長期的な観点では"円安の展開"が想定されます。
シグナル点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
円安 | 149.5~9円 | ー | 141.0~4円 |
中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」
P&F0.2チャートは、前日の値動きにより×枠が1枠増えていますが、チャートの見方に変化点はありません。現在、垂直カウンティングによる円安シグナルが点灯中で"149.6円付近"が目標値となっています。
現況をまとめますと、円安シグナル点灯(垂直C)、目標値”149.6円付近”、サポート"145.0円付近"となっており、中期的な観点では"円安の展開"が想定されます。
なお、下表のシグナル点灯状況及び目標値は、水平Cのみを記載対象としていますので、垂直Cによるシグナルは未記載です。
シグナル点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | ー | 145.0~1円 |
短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」
P&F0.1チャートは、前日の値動きにより×枠が1枠増えていますが、チャートの見方に変化点はありません。現在は次回シグナル点灯待ちの状況です。
現況をまとめますと、シグナル点灯待ち、サポート"144.9円付近"となっており、短期的な観点では"横ばい展開"が想定されます。
シグナル点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | ー | 144.9円 |
本日のP&Fまとめ
本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。
チャート | シグナル点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
長期P&F | 円安 | 149.5~9円 | ー | 141.0~4円 |
中期P&F | なし | ー | ー | 145.0~1円 |
短期P&F | なし | ー | ー | 144.9円 |
本日のトレード戦略構築
ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。
(参考)私の場合、当日の戦略構築には移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)・MACD・21BBを補助的に組み合わせて使用しています。
<相場の注目ポイント>
まず主軸テクニカルのP&Fは、長期チャートで水平Cによる円安シグナルが点灯中、中期チャートは垂直Cによる円安シグナルが点灯中、短期チャートは垂直Cによる円安目標値到達済みという状況です。また、短期的には昨日4時間足50MAがサポートになったことも意識したいです。
よって、本日もテクニカル的には円安優勢を意識しつつも、いったんは円安の勢いが低下し、横ばいの展開をメインシナリオにしたいです。具体的には日足100MAや4時間足50MAがサポートになるかに注目。記事作成時点では"147.5-6円付近"と"147.1-2円付近"です。
<トレード戦略>
トレードについては新規トレードは見送り。若干保有している長期P&Fシグナルを根拠にした買いポジションは149.5円狙いで保持します。ただ、長期シグナルの到達確率は相対的に低いため、ポジション量は少なめとしています。
注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です。
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しかし、私の経験上ではトレードの成功とFX会社選びは密接に関係があると考えています。FX会社を変更したことで成績が悪化したことが過去に何回もありました。
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FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。
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私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。
FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。
え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?
- 注文するレートを間違えて約定しなかった
- 有効期限を間違えて失効していた
私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・
こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。
そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。
私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。
以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。
本日は、以上となります。
【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!
P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。
(補足)P&Fチャートって何?
P&Fチャートって何?
日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。
P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。
つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。
もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?
P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。
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- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。
(補足)記事の趣旨
私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。
この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。
FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。
【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
→有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
→損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
・平日朝の記事更新
→サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示
→予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
→トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。
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