週末の10分間FX「ドル円編」@週活FX_2026年4月13日〜17日

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この記事では、2004年から21年間一度も退場することなく勝ち抜いてきた兼業トレーダーである私が、"ドル円"を題材にP&FチャートによるFXの分析方法やリスク管理、実トレードに臨む際の考え方などを紹介しています。

FXで中長期的に利益を出すにはどうしたらいいのかとお悩みの方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

それでは、今週もしっかりと振り返りをしてトレードスキルを向上させましょう。

本記事を読むメリット
  • P&Fを主軸としたテクニカル分析を通して、損切りと利確の基準が分かるようになる。
  • FXとちょうどいい距離感で生活できるようになる。
  • FXで成功している人の相場との向き合い方を知ることができる。

私が実践している戦略構築ステップは、こちらの記事で紹介していますので、初めての方はぜひ一度ご覧ください。

目次

STEP1:ファンダメンタル観点での分析

それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

STEP1は、ファンダメンタル関連の情報をチェックして、マーケット状況や投資家の注目トピックなどを把握します。

今週の注目経済指標&イベント結果

4/6_米3月ISM非製造業指数、54.0に低下 投入価格が約3年半ぶり高水準

米供給管理協会(ISM)が6日発表した3月の非製造業総合指数は54.0となり、2月の56.1から低​下した。市場予想は55.0だった。指数は50を上回ればサービス部‌門の成長を示す。

イランとの戦争がインフレ圧力を高めていることを示す初期の兆候として、企業が投入資材に支払う価格を示す指数は2月の63.0か​ら70.7に急上昇し、2022年10月以来、約3年半ぶりの高水準となり、上昇幅は13年超​ぶりの大きさとなった。

サプライヤーの納品状況を示す指数⁠は53.9から56.2に上昇。50を超える数値は納品の遅延を示している。食品​・飲料・たばこメーカーは「コンテナの遅延」を理由に挙げて​いる。

新規受注指数は58.6から60.6へと上昇し、2年ぶりの高水準。しかし、輸出受注の伸びは大幅に鈍化し、受注残の増加ペースも和らいだ。

雇用は縮小し、指数は23年12月以​来の低水準に落ち込んだ。

中東紛争が2カ月目に突入する中、建​設業から卸売業にいたる幅広い企業が、紛争が不確実性を一層高めてい‌ると⁠指摘。ISMによると、小売業、農業・林業、行政を含む3業種が縮小した。鉱業の一部の企業は「イラン紛争による政情不安のため、国際的な事業が減少している」と述べた。

ロイター

4/8_FRB、利上げの可能性示唆 中東戦争のインフレ影響懸念=議事要旨

米連邦準備理事会(FRB)が8日に公表した3月17─18日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、FRBの2%目標を上回る水準で高止まりするインフレに対抗するため、利上げが必要になる可能性があるとの認識が高まっていたことが分かった。2月に始まった中東での​戦争によるインフレへの影響を踏まえたとした。

議事要旨によると、「一部の参加者は、インフレが目標を上‌回る水準で高止まりする場合には、フェデラルファンド(FF)金利の目標レンジを上方調整することが適切となる可能性を反映するため、FOMC後の声明で今後の金利決定について双方向的な表現を使用することに強い根拠があると判断した」と述べた。

FRBは2024年から利下げを続けており、声明の文言は今後さらなる利下げへの傾​きを示すものとなっていた。こうした文言は3月会合でも最終的に維持された。

ただ、3月の議事要旨では、潜在的な利上げに前向き​な参加者の層が、1月会合に比べて拡大していたことが示された。1月会合では「数人」の当局者が金融引き締⁠めの可能性に含みを持たせるにとどまっていた。交戦開始後の3月会合では、「多くの参加者が、原油価格の持続的な上昇を背景に、イン​フレの高止まりが想定以上に長引くリスクを指摘した」という。インフレ期待の高まりや、エネルギー価格の上昇がコアインフレ全体​に波及するリスクを懸念する声も上がった。

ロイター

4/9_米2月PCE価格指数、0.4%上昇に伸び加速 利下げ先送りの公算

米商務省が9日発表した2月の個人消費支出(PCE)価格指数は前月比0.4%上昇と、上昇幅は2025年2月以来の大きさとなった。​伸びは1月の0.3%から加速し、ロイターがまとめたエコノミスト予想と‌一致した。イランに対する軍事攻撃の影響を受けて3月も上昇した可能性が高く、米連邦準備理事会(FRB)は当面は利下げに動かない公算が大きい。

前年比では2.8%上昇し、1月と同じ​伸びとなった。

サンタンデール・US・キャピタル・マーケッツの米国チーフ​エコノミスト、スティーブン・スタンレー氏は「数字⁠は悪化している。FRBはインフレ目標未達への正当な言い訳が尽きつつあ​る。多くのFRB当局者は我慢の限界に近づいているとの考えを示し始めて​いる」と述べた。

項目別では、レクリエーション用品や乗用車、衣料品、履物などが伸びたほか、ガソリンなどのエネルギー価格が1.4%上昇。サービス価格が小幅に伸​びが加速したほか、輸送サービス、金融サービス、保険、外食、ホ​テルなどの宿泊費も上昇した。

ロイター

4/10_米3月CPI前年比3.3%上昇、原油高でインフレ加速 利下げ観測後退

米労働省が10日発表した3月の米消費者物価指数(CPI)は前年比3.3%上昇し、2月の2.4%から加速​した。前月比では0.9%上昇と、2月の0.3%から加速し、2022年6月以来‌、約4年ぶりの大幅な伸びとなった。経済運営に対する不満から支持率が低下しているトランプ大統領にとって大きな打撃になるとみられる。

イランに対する軍事攻撃を背景に原油価格が急上昇し​たことや、関税措置による物価押し上げ圧力が続いたことが要因で、米連​邦準備理事会(FRB)による年内の利下げ観測は一段と後退した。

⁠ロイターがまとめたエコノミスト予想は前年比3.3%上昇、前月比0.9%上昇だった。

3​月の大幅な伸び加速は、消費者が直面する「アフォーダビリティー(価格の手ごろさ​)」を巡る課題を改めて浮き彫りにした。トランプ氏は24年の大統領選で物価の引き下げを公約に掲げて勝利した。

変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIは前年比2.6%上昇と、伸びは前月の​2.5%からやや加速。前月比では0.2%上昇と、伸びは前月から横ばいだった。中古車​・トラック価格の下落が、家賃、航空運賃、衣料品・家庭用家具の上昇を相殺した。ただ、‌原油価⁠格ショックの二次的影響が波及するにつれて4月には伸びは加速すると予想されるため、FRB当局者にとっては安心材料にはならないとみられる。

ロイター

今週の主な注目経済指標&イベント

日付時間経済指標・イベント
4/14(火)21:30(米)3月卸売物価指数(PPI)
主な日米経済指標カレンダー

上の表には載せていない経済指標でも結果次第では大きく変動する可能性がありますので、経済指標や経済イベントを重視したい方は、FX会社や証券会社のサイトで情報を入手しておきましょう。私は外為どっとコムのサイトを愛用しています。

ワンポイントアドバイス

経済メディアではインフレの落ち着く時期やFRB利下げ転換時期等について、経済学者などの著名人がもっともらしい見解を述べています。しかし、こうした経済のプロフェッショナルでさえ、未来がどうなるのかは誰にも分かりません。

こうした著名人の発言を鵜呑みにして、トレードを実行してしまう方が多いのですが、私はおすすめしません。

少し極端な表現ですが、投資の世界で最終的に信じられるのは自分だけです。この世界で長く生き残るためには、自分で相場の動向をいち早く察知して、その流れに付いていくことしかないと思っています。そして、そのためにはテクニカル分析と適度な情報収集を継続的に行う必要があります。

テクニカル分析の方法については、このブログで定期的にお伝えしていきますので、共感いただける方は、ぜひ一緒にやっていきましょう。

今週の相場概況把握「米長期金利関連情報」

本題のドル円に入る前に、米長期金利に関連する情報の概況を押さえていきましょう。

米長期金利チャート

米長期金利:週足チャート

日米長期金利差とドル円の相関性

FRB利下げ予想時期


以上で、ファンダメンタル観点での状況把握ができました。今週のファンダメンタル要素が現在のドル円相場にどのような影響を及ぼしているのか。その辺りは、次章からのテクニカル分析を通してみてみましょう。

FX基礎知識

FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。

ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。

私たち個人投資家は、生活を豊かにするための"資産"が欲しいのであって、"経済のプロ"になりたいわけではないという方が大半かと思いますので、大まかな状況が分かれば十分です。

STEP2:今週の相場予想とトレード戦略の評価

さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後は、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りです。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

今週は予想レンジを「158.0円〜161.9円」に設定、週明け時点の目線は円安方向としました。その上で、短期的には横ばいの展開を挟む可能性も想定していました。また、具体的な注目ポイントとしては、下表の通りとしていましたね。

レート根拠
164.5-9長期P&F円安目標値(垂直C)
161.5-9長期P&F円安目標値(水平C)
161.0-1中期P&F円安目標値
160.2-3中期P&Fレジスタンス
160.2短期P&Fレジスタンス
円安方向の注目ポイント
レート根拠
158.8-9中期P&Fサポート
158.8短期P&Fサポート
158.0-4長期P&Fサポート
円高方向の注目ポイント

トレード戦略評価

結果としては、円売りの勢いは一服し、概ね158円〜160円での横ばいの展開となりました。ただ、4月8日の値動きにより中期チャートと短期チャートではサポートを下抜け、円高シグナルが点灯しました。ただ、短期チャートはすでに目標値に到達しています。

トレードについては、中期チャートの買いポジションは売りにドテンしています。


なお、日々の具体的なトレード戦略は値動きに合わせて調整を行っています。日々のトレード戦略は当ブログで毎日公開していますので、よろしければ毎朝ご覧ください。

では、今週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸テクニカルに使用しています。現在のドル円のボラティリティー状況から、長期は「1枠50銭」、中期は「1枠20銭」、短期は「1枠:10銭」を採用しています。ただ、短期チャートは最近のボラティリティーには、若干合っていない状況が続いています。

それでは長期チャートから順番に見ていきましょう。

STEP3:テクニカル観点での長期トレンド分析

「P&F0.5チャート」powered by TradingView

P&F0.5チャートは、特に変化点はありません。現在、水平カウンティングと垂直カウンティングによる円安シグナルが点灯しており、目標値は下表のとおりです。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
水平円安161.5-9158.0-4
垂直円安164.5-9

長期P&F分析状況まとめ

STEP4:テクニカル観点での中期トレンド分析

「P&F0.2チャート」powered by TradingView

P&F0.2チャートは、今週の値動きにより円高シグナルに転換しています。具体的には下表のとおりです。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
水平円高156.4-5159.6-7
垂直なし
中期P&F分析状況まとめ

STEP5:テクニカル観点での短期トレンド分析

「P&F0.1チャート」powered by TradingView

P&F0.1チャートは、今週の値動きにより円高シグナルに転換したものの、すでに目標値に到達しており、シグナル点灯待ちとなっています。具体的には下表のとおりです。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
水平円高目標値到達157.9159.6
垂直なし
短期P&F分析状況まとめ
FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくことをおすすめします。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。
  • 複数のテクニカル指標を用いて分析する場合、それぞれのテクニカル分析結果の方向が分かれた際の方針を決めておくとトレードが安定するのでおすすめです。
    私の場合、トレードは主軸とするテクニカルに従うこととし、方向性の分かれ具合に応じて取引量を調整することにしています。

週初時点のP&Fまとめ

スクロールできます
チャートシグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
長期P&F水平円安161.5-9158.0-4
垂直円安164.5-9
中期P&F水平円高156.4-5159.6-7
垂直なし
短期P&F水平円高目標値到達157.9159.6
垂直なし
P&Fチャート状況まとめ

STEP6:トレード方針の決定

今週のトレード方針

今週は長期チャートでは円安シグナルが点灯しているものの、中期チャートでは円高シグナルに転換しています。よって、本日の目線は横ばい方向とし、P&F分析上からは長期チャートのサポート158.0円付近を下抜けるか否かに注目です。もし、サポートを下抜けた場合には円高が進む展開を想定したいです。

なお、週明け時点の具体的な注目レートは下表の通りです。

レート根拠
164.5-9長期P&F円安目標値(垂直C)
161.5-9長期P&F円安目標値(水平C)
159.6-7中期P&Fレジスタンス
159.6短期P&Fレジスタンス
158.8-9中期P&F前回サポート
158.8短期P&F前回サポート
円安方向の注目ポイント
レート根拠
158.0-4長期P&Fサポート
157.9短期P&F前回円高目標値
156.4-5中期P&F円高目標値
円高方向の注目ポイント

トレード検証状況

トレード検証に関しては、現在、長期チャート(水平Cと垂直C)のシグナルを根拠にした買いポジションと中期チャートのシグナルを根拠にした売りポジションを保有しています。

以上、今週のドル円相場予想&トレード戦略構築でしたが、みなさんも今週のトレード戦略を立てられましたか?

P&Fチャートは初心者の方でも利確位置や損切り位置が明確に決めることができるので、個人的にはとてもおすすめのチャートです。ここまでご覧いただいて「もっとP&Fを勉強したい」と思っていただけた方は、以下の記事でP&Fチャートの詳細を解説していますので、よろしければご覧ください。

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私は平日毎朝、ブログとPostPrimeでFXや株式指数のトレード戦略情報を発信しています。儲かる保証などは到底できませんが、私のトレード戦略情報を読んでいただければ、いきなり大損して即退場に追い込まれるようなリスクは下げられると思っていますので、もしよろしければご覧ください。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴17年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って今週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。

あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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