この記事では、2004年から21年間一度も退場することなく勝ち抜いてきた兼業トレーダーである私が、"ドル円"を題材にP&FチャートによるFXの分析方法やリスク管理、実トレードに臨む際の考え方などを紹介しています。
FXで中長期的に利益を出すにはどうしたらいいのかとお悩みの方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
それでは、今週も週末にしっかりと振り返りをしてトレードスキルを向上させましょう。
- P&Fを主軸としたテクニカル分析を通して、損切りと利確の基準が分かるようになる。
- FXとちょうどいい距離感で生活できるようになる。
- FXで成功している人の相場との向き合い方を知ることができる。
私が実践している戦略構築ステップは、こちらの記事で紹介していますので、初めての方はぜひ一度ご覧ください。

STEP1:ファンダメンタル観点での分析
それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。
STEP1は、ファンダメンタル関連の情報をチェックして、マーケット状況や投資家の注目トピックなどを把握します。
今週の注目経済指標&イベント結果
6/17_日銀、金融政策の維持決定 国債買い入れは26年4月から減額幅縮小

日銀は17日、政策金利である無担保コール翌日物の誘導目標を0.50%程度で据え置いた。政策金利の現状維持は全員一致で決定した。また、国債の買い入れ減額を2026年4月以降も続けることを決めた。四半期ごとの減額幅は現在の4000億円から2000億円に圧縮する。
国内景気については、一部に弱めの動きがみられるものの「緩やかに回復している」との現状認識を示した。海外経済も、各国の通商政策などの影響で一部に弱めの動きがみられるが、総じて緩やかに成長しているとした。
消費者物価(除く生鮮食品)は、これまで物価上昇率の押し上げ要因となってきた過去の輸入物価上昇や、このところのコメなどの食料品価格上昇の影響が減衰していくと指摘した。
基調的な物価上昇率は成長ペース鈍化の影響を受けて伸び悩むものの、その後は徐々に高まっていくと予想。展望リポート(経済・物価情勢の展望)の見通し期間後半には物価目標とおおむね整合的な水準で推移するとの見方も示した。
ロイター
6/17_利上げ継続姿勢も、経済・物価「下振れリスク大きい」=植田日銀総裁

日銀の植田和男総裁は17日、金融政策決定会合後の記者会見で、引き続き経済・物価の改善に応じて政策金利を引き上げていくと述べる一方で、経済・物価ともに「下振れリスクの方が大きい」とし、早期利上げには慎重な姿勢を示した。2026年4月以降の国債買い入れ減額のペースを現行計画から半減させることについては、市場の安定に配慮したと説明した。
<慎重な発言相次ぐ>
植田総裁は、現時点で各国の通商政策などの今後の展開や、その影響を巡る不確実性が極めて高いことを踏まえると、経済・物価ともに「下振れリスクの方が大きい」と指摘。日銀として各種データやヒアリング情報など、できるだけ幅広い情報に基づいて分析を行うことが従来以上に重要となると語った。
足元では、コストプッシュ要因が主導する形で物価が上振れ気味で推移している。中東情勢の緊迫化で原油先物価格が急上昇しており、物価への影響が注目される。植田総裁は、食品や原油の上昇が続けば、期待インフレや基調的な物価上昇率に「二次的な影響を与えるリスクがある」とする一方で、通商政策の影響が出てきて製造業の企業収益が低下に向かうことで「コストカット型の価格・賃金設定を復活させるリスクも無視できない」と話し、注意深く見ていく姿勢を示した。
ロイター
6/17_米5月小売売上高‐0.9%、4カ月ぶりの大幅減 自動車販売が不振

米商務省が17日発表した5月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.9%減少した。1月以来4カ月ぶりの大幅な減少となった。関税を控えた駆け込み需要の反動による自動車販売の不振が影響し、予想以上に減少したものの、今のところ堅調な賃金上昇が消費者支出を支えている。
ロイター調査によるエコノミスト予想は0.7%減、予想レンジは1.7%減少から0.3%増まで幅があった。4月は0.1%増から0.1%減に下方修正された。
5月はガソリン価格下落によるガソリンスタンドの売り上げ減も影響した。
自動車、ガソリン、建築資材、食品サービスを除くコアの小売売上高は0.4%増。4月は0.2%減から0.1%減に上方修正された。
業種別では、自動車・部品販売店の売上高は3.5%減と、前月の0.6%減に続いた。建材・園芸用品は2.7%、ガソリンスタンドの売上高は2.0%、電気・家電量販店は0.6%、それぞれ減少した。
サービス部門として小売統計に唯一含まれる飲食店も0.9%減少した。
ロイター
6/18_FRB、将来の利下げペース鈍化示唆 議長「夏に物価上昇」

米連邦準備理事会(FRB)は17─18日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を4.25─4.50%に据え置き、当局者は年内に利下げが実施される公算が依然大きいとの見通しを示した。ただ、パウエル議長はこの見方に過度に重きを置くべきではないと釘を刺し、トランプ政権の関税措置によって今後、かなりのインフレが見込まれるとした。
最新の金利・経済見通しによると、年末までに計0.5%ポイントの利下げが実施されるとの中央値が示された。しかし、年内の利下げは不要との見方を示したのは7人と、前回3月の4人から増加した。 また、26年、および27年はそれぞれ0.25%ポイント刻みの利下げを予想。経済成長の鈍化、失業率上昇、物価上昇の加速というより厳しい見通しを踏まえ、今後の全体的な利下げペース鈍化の可能性を示唆した。
パウエル議長は記者会見で、 トランプ政権の関税の影響について「モノのインフレが幾分上昇した」とし、「夏にかけて一層表れる」という見通しを示した。
FRB当局者による最新の金利見通しを巡り「これら金利の道筋について、誰もが強い確信を持っているわけではなく、全てがデータ次第という点で一致している」とし、深読みしないようくぎを刺した。
最近のインフレ指標が好ましい低水準だったことを踏まえると、関税がなければ利下げが適切な可能性があるとしながら、今後コスト上昇が見込まれると指摘。「誰もが今後数カ月で関税によるインフレ率のかなりの上昇を予想している。製造業者、輸出業者、輸入業者、小売業者の間で誰かが関税を負担しなければならないからだ」とし、「最終的に誰かが関税を負担せねばならず、その一部は最終消費者の負担になる」と述べた。
その上で「関税引き上げによるインフレの影響が実際にどうなるか把握するのに数カ月、あるいは必要な期間待った方が賢明でより良い判断ができる」と語った。
当局者の最新の予測で25年の経済成長率見通しは1.4%に下方修正。一方、個人消費支出(PCE)価格指数の見通しは、25年末時点で3.0%、26年末時点で2.4%に高止まりし、27年にようやく2.1%に鈍化すると見込んだ。25年末時点の失業率は4.5%と予想。前回3月の予想は4.4%だった。
FRBは声明で「経済見通しを巡る不確実性は低下したものの、依然高いままだ」とした。前回5月の声明では、インフレおよび失業率の上昇リスクが「高まった」としていた。
さらに「失業率は引き続き低水準にあり、労働市場の状況はなお堅調」とした。政策決定は全会一致だった。
ブランディワイン・グローバルのグローバル債券ポートフォリオマネジャー、ジャック・マッキンタイア氏は「ある種の停滞、低成長とインフレ率上昇というバイアスがまだある」とし、「FRBは依然として非常に忍耐強く、近い将来に利下げする方向に傾いているように感じられる」と述べた。
FOMC声明ではイスラエルとイランの衝突や石油市場などへの影響には言及しなかった。パウエル議長は「皆と同じように」この紛争を注視しているとし、エネルギー価格が上昇する可能性はあるが、通常そうした上昇はいずれ弱まり、インフレに長期的な影響を及ぼさないとの見方を示した。
「当面は政策スタンスの調整を検討する前に、経済の方向性について一段の情報を得るまで待つ良い位置にある」とし、FRBは入手される情報に「反応」する態勢にあると強調した。
金利先物市場では、次回利下げが実施される可能性が最も高いのは9月という見方が維持された。
ロイター
来週の主な注目経済指標&イベント
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
---|---|---|---|
6/24(火) | 23:00 | (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言 | ー |
6/27(金) | 21:30 | (米)5月個人所得(前月比) | 0.3% |
21:30 | (米)5月個人消費支出(PCE)(前月比) | 0.2% | |
21:30 | (米)5月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比) | 2.3% | |
21:30 | (米)5月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比) | 0.1% | |
21:30 | (米)5月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比) | 2.6% |
今は投資家の注目がトランプ政策実行後の米経済の行方に集まっています。上の表には載せていない経済指標でも結果次第では大きく変動する可能性がありますので、以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。

経済メディアではインフレの落ち着く時期やFRB利下げ転換時期等について、経済学者などの著名人がもっともらしい見解を述べています。しかし、こうした経済のプロフェッショナルでさえ、未来がどうなるのかは誰にも分かりません。
こうした著名人の発言を鵜呑みにして、トレードを実行してしまう方が多いのですが、私はおすすめしません。
少し極端な表現ですが、投資の世界で最終的に信じられるのは自分だけです。この世界で長く生き残るためには、自分で相場の動向をいち早く察知して、その流れに付いていくことしかないと思っています。そして、そのためにはテクニカル分析と適度な情報収集を継続的に行う必要があります。
テクニカル分析の方法については、このブログで定期的にお伝えしていきますので、共感いただける方は、ぜひ一緒にやっていきましょう。
本日の相場概況把握「米長期金利編」
本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。
米長期金利チャート
米長期金利のNY市場終値は前週末比-0.03%の”4.38%”です。今週はFOMCがありましたが、予想通りの結果だったこともあってか、横ばいの展開となりました。この先もしばらくは横ばいの展開が続くのかもしれませんね。
日米長期金利差とドル円の相関性
次に、参考程度ですが日米長期金利差とドル円の相関性を見ていきます。以下のチャートをご覧ください。
直近20日間の日米金利差とドル円のCC(相関係数)は"0.31"で、そこまで強い相関性は無いようです。
FRB利下げ予想時期
CMEのFedWatchツールによると、7月のFOMCでは据え置きが確実視、9月のFOMCでは利下げ予想が優勢のようですね。


以上で、ファンダメンタル観点での状況把握ができました。今週のファンダメンタル要素が現在のドル円相場にどのような影響を及ぼしているのか。その辺りは、次章からのテクニカル分析を通してみてみましょう。
FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。
ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。
私たち個人投資家は、生活を豊かにするための"資産"が欲しいのであって、"経済のプロ"になりたいわけではないという方が大半かと思いますので、大まかな状況が分かれば十分です。
STEP2:今週の相場予想とトレード戦略の評価
さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後は、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りです。
今週は予想レンジを「142.8円〜145.7円」に設定、週明け時点の目線は円安(円売り優勢)とし、具体的な注目ポイントとしては、下表の通りとしていましたね。
レート | 根拠 |
---|---|
145.6-7円 | 中期P&F円安目標値 |
144.5-9円 | 長期P&Fレジスタンス |
144.8円 | 短期P&F前回円安目標値 |
レート | 根拠 |
---|---|
143.5円 | 短期P&Fサポート |
143.0-4円 | 長期P&Fサポート |
142.8-9円 | 中期P&Fサポート |
トレード戦略評価
結果としては今週は中期チャートのシグナル目標値に完全到達し、予想的中となりました。私と同じくP&Fチャートを参考にされた方は利益が出ているのではないでしょうか。おめでとうございます!
なお、日々の具体的なトレード戦略は値動きに合わせて調整を行っています。日々のトレード戦略は当ブログで毎日公開していますので、よろしければ毎朝ご覧ください。
では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸テクニカルに使用しています。現在のボラリティ状況から、長期は「1枠50銭」、中期は「1枠20銭」、短期は「1枠:10銭」を採用しています。
それでは長期チャートから順番に見ていきましょう。
STEP3:テクニカル観点での長期トレンド分析
P&F0.5チャートは、今週の値動きにより円安シグナルが点灯しています。目標値は149.0円付近です。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | 円安 | 149.0-4円 | ー | 143.0-4円 |
垂直 | なし | ー |
STEP4:テクニカル観点での中期トレンド分析
P&F0.2チャートは、今週の値動きにより円安シグナルの目標値145.6円付近に完全到達となり、次回シグナルの点灯待ちの状況に移行しています。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | 目標値到達 | 145.6-7円 | ー | 143.6-7円 |
垂直 | なし | ー |
STEP5:テクニカル観点での短期トレンド分析
P&F0.1チャートは、今週の値動きにより円安シグナルの目標値145.5円付近に完全到達となり、次回シグナルの点灯待ちの状況に移行しています。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | なし | ー | ー | 143.5円 |
垂直 | 目標値到達 | 145.5円 |
- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくことをおすすめします。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。 - 複数のテクニカル指標を用いて分析する場合、それぞれのテクニカル分析結果の方向が分かれた際の方針を決めておくとトレードが安定するのでおすすめです。
私の場合、トレードは主軸とするテクニカルに従うこととし、方向性の分かれ具合に応じて取引量を調整することにしています。
週初時点のP&Fまとめ
チャート | シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|---|
長期P&F | 水平 | 円安 | 149.0-4円 | ー | 143.0-4円 |
垂直 | なし | ー | |||
中期P&F | 水平 | 目標値到達 | 145.6-7円 | ー | 143.6-7円 |
垂直 | なし | ー | |||
短期P&F | 水平 | なし | ー | ー | 143.5円 |
垂直 | 目標値到達 | 145.5円 |
STEP6:トレード方針の決定
来週のトレード方針
今週は長期チャートで円安シグナルが点灯中ですので、週明けの目線は引き続き円安(円売り優勢)にしようと思います。ただ、短期チャートと中期チャートは目標値到達となったばかりですので、一旦横ばいの展開を挟む可能性もありそうです。
週明け時点の具体的な注目レートは下表の通りです。
レート | 根拠 |
---|---|
149.0-4円 | 長期P&F円安目標値 |
145.6-7円 | 中期P&F前回円安目標値 |
145.5円 | 短期P&F前回円安目標値 |
レート | 根拠 |
---|---|
144.5-9円 | 長期P&F前回レジスタンス |
144.8-9円 | 中期P&F前回レジスタンス |
144.8円 | 短期P&F前回レジスタンス |
143.6-7円 | 中期P&Fサポート |
143.5円 | 短期P&Fサポート |
143.0-4円 | 長期P&Fサポート |
具体的なトレードに関しては、長期チャートで円安シグナルが点灯したままですので、現在保有している144.5-9円での買いポジションは保持したままにしようと思います。
以上、私の来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でしたが、みなさんも来週のトレード戦略を立てられましたか?
P&Fチャートは初心者の方でも利確位置や損切り位置が明確に決めることができるので、個人的にはとてもおすすめのチャートです。ここまでご覧いただいて「もっとP&Fを勉強したい」と思っていただけた方は、以下の記事でP&Fチャートの詳細を解説していますので、よろしければご覧ください。
お知らせ
FX指値1本勝負!
P&Fチャートを主軸テクニカルに採用した「FX指値1本勝負!」という記事を無料で公開しています。こちらは以前、noteやPostPrimeで読者のみなさんから大変好評いただいた企画を、P&Fチャートの有効性検証という形でリニューアルして再開したものです。もしよろしければ一度ごらんください。

8通貨ペア13種類のP&Fチャート情報
私のPostprimeのプライム投稿では、平日毎朝8通貨ペア13種類のP&Fチャート情報を公開しています。誰でも2週間無料で購読可能ですので、もしよろしければ是非一度ご覧ください。
- PostPrimeで毎日公開しているP&Fチャートからドル円を公開している公開裁量トレードを行うなら毎日チャートの変化をチェックすることは欠かせません。私のPostPrimeでは各種通貨ペアのP&Fチャートにて毎日公開しています。P&Fをご自身のテクニカル分析に取り入れてみたい方は、よろしければ購読ください。2週間は無料で購読可能です。
「FXなんてどの会社でも同じでしょ。」そんなふうに思っていませんか?
私の経験上、FXで安定した成績をあげるにはFX会社選びは超重要です。私はFX会社を変えた途端に成績が悪化した経験が何度もあります。
FX歴18年の私がおすすめする裁量トレード向けのFX会社は「外貨ex by GMO」です。
裁量トレードにおいて、約定力の高さはFX会社選びの最重要条件ですが、外貨exでは2022年10月21日の為替介入による相場急変時でも、私の指値は注文レートで約定してくれてました。
また、スマホでトレードする方には、"Cymo"というアプリを是非一度使用していただきたいです。
"Cymo"はサイバーエージェントFX時代からのアプリで、GMOグループになった現在はアップデートが停止していますが、チャートの見やすさやIFD-OCO注文のしやすさは抜群です。チャートの見やすさは適切な判断に、注文のしやすさは精神の安定に欠かせません。
まだ使用されたことのない方は、ぜひ一度使ってみてください。

「FXなんてどの会社でも同じでしょ。」そんなふうに思っていませんか?
私の経験上、FXで安定した成績をあげるにはFX会社選びは超重要です。私はFX会社を変えた途端に成績が悪化した経験が何度もあります。
FX歴18年の私がおすすめする裁量トレード向けのFX会社は「外貨ex by GMO」です。
裁量トレードにおいて、約定力の高さはFX会社選びの最重要条件ですが、外貨exでは2022年10月21日の為替介入による相場急変時でも、私の指値は注文レートで約定してくれてました。
また、スマホでトレードする方には、"Cymo"というアプリを是非一度使用していただきたいです。
"Cymo"はサイバーエージェントFX時代からのアプリで、GMOグループになった現在はアップデートが停止していますが、チャートの見やすさやIFD-OCO注文のしやすさは抜群です。チャートの見やすさは適切な判断に、注文のしやすさは精神の安定に欠かせません。
まだ使用されたことのない方は、ぜひ一度使ってみてください。

大きな流れに逆らうときは控えめに
流れに逆らって泳ぐのは大変ですよね。トレードも同じです。大きな流れに沿った形の方が良い結果が出やすいと思います。今のトレードは大きな流れに沿っているのか?それとも逆らっているのかを意識するようにしましょう。
抵抗線を抜けた際の損切りは潔く
統計上、抵抗線を抜けた場合、逆方向の抵抗線になる可能性が高いです。
つまり、損切りをしないということは、損失拡大につながる可能性が高いというわけです。抵抗線を抜けた際には躊躇なく損切りしましょう。
さいごに
FX裁量トレードにおいては、長期間退場せずに生き残ることが最も大切です。長期間FXを継続することができればトレードスキルは自ずと身について来るからです。
私は平日毎朝、ブログとPostPrimeでFXや株式指数のトレード戦略情報を発信しています。儲かる保証などは到底できませんが、私のトレード戦略情報を読んでいただければ、いきなり大損して即退場に追い込まれるようなリスクは下げられると思っていますので、もしよろしければご覧ください。
以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。
私はFX歴17年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。
そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。
そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。
最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。
記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。
あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?
「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。
注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。
コメント