この記事では、2004年から21年間一度も退場することなく勝ち抜いてきた兼業トレーダーである私が、"ドル円"を題材にP&FチャートによるFXの分析方法やリスク管理、実トレードに臨む際の考え方などを紹介しています。
FXで中長期的に利益を出すにはどうしたらいいのかとお悩みの方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
それでは、今週も週末にしっかりと振り返りをしてトレードスキルを向上させましょう。
- P&Fを主軸としたテクニカル分析を通して、損切りと利確の基準が分かるようになる。
- FXとちょうどいい距離感で生活できるようになる。
- FXで成功している人の相場との向き合い方を知ることができる。
私が実践している戦略構築ステップは、こちらの記事で紹介していますので、初めての方はぜひ一度ご覧ください。

STEP1:ファンダメンタル観点での分析
それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。
STEP1は、ファンダメンタル関連の情報をチェックして、マーケット状況や投資家の注目トピックなどを把握します。
今週の注目経済指標&イベント結果
6/2_米ISM製造業景気指数、5月は6カ月ぶり低水準 納期が長期化

米供給管理協会(ISM)が2日発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は6カ月ぶりの低水準となる48.5に低下した。低下は3カ月連続。関税の影響でサプライヤーの納入に時間がかかっており、一部商品の供給不足が迫っている可能性を示唆している。
4月は48.7だった。50が拡大・縮小の分岐点となる。ただ、ISMが長期的に経済全体の拡大を示すとしている42.3の水準は依然として上回っている。エコノミスト予想は49.3だった。
この結果は、輸入原材料に大きく依存している製造業が、米中貿易摩擦の緩和の恩恵を受けていないことを示唆している。エコノミストらは、輸入関税の発動方針が二転三転しているため企業の計画策定が困難になっていると指摘している。
供給業者の納入を示す指数は4月の55.2から56.1に上昇し、2022年以来の高水準を付けた。同指数は50を超えると納入が遅延していることを示す。納入期間の長期化は通常、好景気と関連しているが、今回の長期化は、関税に関連したサプライチェーンのボトルネックを示唆している可能性が高い。
ロイター
6/3_米4月求人件数、19.1万件増 先行き懸念で解雇が増加

米労働省が3日発表した4月の雇用動態調査(JOLTS)によると、求人件数は19万1000件増の739万1000件だった。ただ、関税の影響で経済見通しが悪化する中、労働市場の減速と一致するかのように解雇が増加した。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は710万件だった。求人は従業員数が1─9人の企業と、50─249人の企業に集中した。4月の求人数の増加は、3月の急激な減少に対する調整局面だったと考えられる。
3月分は719万2000件から720万件に上方修正された。
業種別では、レストラン・バーで13万5000件減となったほか、製造業、金融・保険業、州・地方自治体の教育部門でも減少。一方、トランプ米政権による連邦政府職員の採用凍結措置にもかかわらず、連邦政府では1万3000人増加した。
4月の求人率は4.4%と、3月の4.3%から上昇した。
4月の採用数は16万9000件増の557万3000件。建設業、専門・ビジネスサービス部門、宿泊・飲食サービスがけん引した。採用率は3.5%と、3月の3.4%からわずかに上昇した
ロイター
6/4_米ADP民間雇用、5月3.7万人増に鈍化 増加幅2年超ぶり低水準

米ADPリサーチ・インスティテュートが4日発表した5月の全米雇用報告によると、民間雇用者数は3万7000人増となり予想を大きく下回り、増加幅は2023年3月以来、2年超ぶりの低水準となった。
ロイター調査によるエコノミスト予想は11万人増だった。
4月は6万2000人増から6万人増に下方修正された。
ただ、5月のデータは、トランプ米政権の関税措置を巡る不確実性の中で徐々に緩和しつつある労働市場の実態を反映していない可能性がある。
雇用者数の増加の大半はサービス部門で見られ、同部門では3万6000人増加した。一方、製造業・鉱業で減少し、財生産部門では2000人減少した。
ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのチーフエコノミスト、カール・ワインバーグ氏は「ADPのデータは全体像を把握する上でのみ利用すべきだ」と指摘。「現時点では、ADPの民間部門雇用者数は昨年12月以降、継続的に減少している」と述べた。
ロイター
6/4_米ISM非製造業総合指数、5月49.9に低下 インフレ懸念浮き彫り

米供給管理協会(ISM)が4日発表した5月の非製造業総合指数は49.9と、4月の51.6から低下し、2024年6月以来の低水準となった。企業は原材料価格の上昇に直面し、経済が依然として低成長・高インフレの局面を迎えるリスクにさらされていることを浮き彫りにした。
指数が縮小と拡大の分岐点となる50を下回るのは24年6月以来初めて。ロイターがまとめたエコノミスト予想は52.0だった。
ISMサービス業調査委員会のスティーブ・ミラー委員長は5月の水準について「深刻な景気縮小を示すものではなく、むしろ不確実性を示している」と指摘。「米国の関税措置を巡る長期的な不確実性が存在していることで、予測をしたり計画を立てたりすることが引き続き困難になっているとの報告を受けている。(関税措置の)影響が明確になるまで発注を遅らせたり、発注を最小限に抑えたりしているとの言及もあった」と述べた。
新規受注指数は、関税導入をにらんだ先行受注による押し上げ効果が薄れたことを受けて46.4に低下した。4月は52.3だった。
ロイター
6/6_米5月雇用13.9万人増に鈍化、失業率横ばい 関税巡り不透明感

米労働省が6日発表した5月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は13万9000人増加で前月から減速した。関税措置の不確実性を背景に鈍化したものの、堅調な賃金上昇から経済拡大が当面続くとの見方から、連邦準備理事会(FRB)が利下げ再開を遅らせる可能性がある。
失業率は3カ月連続で4.2%となった。62万5000人が労働力から離脱したことが背景にある。
ロイターがまとめたエコノミストの予想は、非農業部門雇用者数が13万人増(予想レンジ:7万5000─19万人増)、失業率は4.2%だった。
4月の非農業部門雇用者数は17万7000人増から14万7000人増に下方修正された。3月分も当初発表から6万5000人下方修正された。2カ月間で9万5000人という大幅な下方修正により、労働市場の勢いの衰えが浮き彫りとなった。
BMOキャピタル・マーケッツの米国チーフエコノミスト、スコット・アンダーソン氏は「労働市場の堅調さに亀裂が入り始めている。関税措置を巡る不透明感と政府支出削減が長引くほど、労働市場に関するデータは悪化するだろう」と述べた。
ロイター
来週の主な注目経済指標&イベント
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
---|---|---|---|
6/11(水) | 21:30 | (米)5月消費者物価指数(CPI)(前月比) | 0.2% |
21:30 | (米)5月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) | 2.5% | |
21:30 | (米)5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) | 0.3% | |
21:30 | (米)5月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) | 2.9% | |
6/12(木) | 21:30 | (米)5月卸売物価指数(PPI)(前月比) | 0.3% |
21:30 | (米)5月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) | ||
21:30 | (米)5月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比) | 0.4% | |
21:30 | (米)5月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比) |
今は投資家の注目がトランプ政策実行後の米経済の行方に集まっています。上の表には載せていない経済指標でも結果次第では大きく変動する可能性がありますので、以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。

経済メディアではインフレの落ち着く時期やFRB利下げ転換時期等について、経済学者などの著名人がもっともらしい見解を述べています。しかし、こうした経済のプロフェッショナルでさえ、未来がどうなるのかは誰にも分かりません。
こうした著名人の発言を鵜呑みにして、トレードを実行してしまう方が多いのですが、私はおすすめしません。
少し極端な表現ですが、投資の世界で最終的に信じられるのは自分だけです。この世界で長く生き残るためには、自分で相場の動向をいち早く察知して、その流れに付いていくことしかないと思っています。そして、そのためにはテクニカル分析と適度な情報収集を継続的に行う必要があります。
テクニカル分析の方法については、このブログで定期的にお伝えしていきますので、共感いただける方は、ぜひ一緒にやっていきましょう。
本日の相場概況把握「米長期金利編」
本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。
米長期金利チャート
米長期金利のNY市場終値は前週末比+0.11%の”4.51%”です。今週は先週からの下落展開が続いていましたが、金曜日は雇用統計の結果もあって大幅に上昇し、先週の下げ幅を取り戻しました。ボリンジャーバントもスクイーズしていますので、また横ばいの展開が続くのかもしれません。
日米長期金利差とドル円の相関性
次に、参考程度ですが日米長期金利差とドル円の相関性を見ていきます。以下のチャートをご覧ください。
直近20日間の日米金利差とドル円のCC(相関係数)は"-0.37"で、やや逆相関の関係にあるようです。
FRB利下げ予想時期
CMEのFedWatchツールによると、6月のFOMCでは据え置きが確実視、7月も据え置き優勢、9月のFOMCでは利下げ予想が優勢ですが、先週比では据え置き予想も増えています。



以上で、ファンダメンタル観点での状況把握ができました。今週のファンダメンタル要素が現在のドル円相場にどのような影響を及ぼしているのか。その辺りは、次章からのテクニカル分析を通してみてみましょう。
FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。
ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。
私たち個人投資家は、生活を豊かにするための"資産"が欲しいのであって、"経済のプロ"になりたいわけではないという方が大半かと思いますので、大まかな状況が分かれば十分です。
STEP2:今週の相場予想とトレード戦略の評価
さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後は、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りです。
今週は予想レンジを「142.6円〜148.4円」に設定、週明け時点の目線は横ばい(レンジ)とし、具体的な注目ポイントとしては、下表の通りとしていましたね。
レート | 根拠 |
---|---|
148.0-4円 | 長期P&Fレジスタンス |
144.9円 | 短期P&F前回円安目標値 |
144.8-9円 | 中期P&Fレジスタンス |
144.8円 | 短期P&Fレジスタンス |
レート | 根拠 |
---|---|
143.0-4円 | 長期P&Fサポート |
142.6-7円 | 中期P&Fサポート |
142.6円 | 短期P&Fサポート |
結果としては今週は横ばいの展開が継続しておりますが、徐々にレジスタンスとサポートの間隔が狭まってきているため、次のシグナル点灯が近づいてきている可能性があります。
トレードに関しては次回シグナル点灯まで様子見しています。
なお、日々の具体的なトレード戦略は値動きに合わせて調整を行っています。日々のトレード戦略は当ブログで毎日公開していますので、よろしければ毎朝ご覧ください。
では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸テクニカルに使用しています。現在のボラリティ状況から、長期は「1枠50銭」、中期は「1枠20銭」、短期は「1枠:10銭」を採用しています。
それでは長期チャートから順番に見ていきましょう。
STEP3:テクニカル観点での長期トレンド分析
P&F0.5チャートは、今週の値動きによりレジスタンス位置が144.5円付近に更新されましたが、次回シグナル点灯待ちの状況は変わりません。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | なし | ー | 144.5-9円 | 143.0-4円 |
垂直 | なし | ー |
STEP4:テクニカル観点での中期トレンド分析
P&F0.2チャートは、今週の値動きにより143.8円付近のレジスタンスを上抜けてきたため、円安シグナルが点灯しています。目標値は145.6円付近です。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | 円安 | 145.6-7円 | ー | 142.8-9円 |
垂直 | なし | ー |
STEP5:テクニカル観点での短期トレンド分析
P&F0.1チャートは、今週の値動きにより143.9円付近のレジスタンスを上抜けてきましたが、すでに目標値144.8円付近に到達済となっていますので、引き続き次回シグナル点灯待ちです。。。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | 目標値到達 | 144.8円 | ー | 142.8円 |
垂直 | なし | ー |
- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくことをおすすめします。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。 - 複数のテクニカル指標を用いて分析する場合、それぞれのテクニカル分析結果の方向が分かれた際の方針を決めておくとトレードが安定するのでおすすめです。
私の場合、トレードは主軸とするテクニカルに従うこととし、方向性の分かれ具合に応じて取引量を調整することにしています。
週初時点のP&Fまとめ
チャート | シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|---|
長期P&F | 水平 | なし | ー | 148.0-4円 | 143.0-4円 |
垂直 | なし | ー | |||
中期P&F | 水平 | 円安 | 145.6-7円 | ー | 142.8-9円 |
垂直 | なし | ー | |||
短期P&F | 水平 | 目標値到達 | 144.8円 | ー | 142.8円 |
垂直 | なし | ー |
STEP6:トレード方針の決定
来週のトレード方針
今週は中期チャートで円安シグナルが点灯中ですので、週明けの目線は円安(円売り優勢)にしようと思います。
週明け時点の具体的な注目レートは下表の通りです。
レート | 根拠 |
---|---|
145.6-7円 | 中期P&F円安目標値 |
144.5-9円 | 長期P&Fレジスタンス |
144.8円 | 短期P&F前回円安目標値 |
レート | 根拠 |
---|---|
143.8-9円 | 中期P&F前回レジスタンス |
143.9円 | 短期P&F前回レジスタンス |
143.0-4円 | 長期P&Fサポート |
142.8-9円 | 中期P&Fサポート |
142.8円 | 短期P&Fサポート |
具体的なトレードに関しては、中期チャートで円安シグナルが点灯していますので、もし143.8円付近まで押し目があれば買いで入りたいと思います。
以上、私の来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でしたが、みなさんも来週のトレード戦略を立てられましたか?
P&Fチャートは初心者の方でも利確位置や損切り位置が明確に決めることができるので、個人的にはとてもおすすめのチャートです。ここまでご覧いただいて「もっとP&Fを勉強したい」と思っていただけた方は、以下の記事でP&Fチャートの詳細を解説していますので、よろしければご覧ください。
お知らせ
FX指値1本勝負!
P&Fチャートを主軸テクニカルに採用した「FX指値1本勝負!」という記事を無料で公開しています。こちらは以前、noteやPostPrimeで読者のみなさんから大変好評いただいた企画を、P&Fチャートの有効性検証という形でリニューアルして再開したものです。もしよろしければ一度ごらんください。

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大きな流れに逆らうときは控えめに
流れに逆らって泳ぐのは大変ですよね。トレードも同じです。大きな流れに沿った形の方が良い結果が出やすいと思います。今のトレードは大きな流れに沿っているのか?それとも逆らっているのかを意識するようにしましょう。
抵抗線を抜けた際の損切りは潔く
統計上、抵抗線を抜けた場合、逆方向の抵抗線になる可能性が高いです。
つまり、損切りをしないということは、損失拡大につながる可能性が高いというわけです。抵抗線を抜けた際には躊躇なく損切りしましょう。
さいごに
FX裁量トレードにおいては、長期間退場せずに生き残ることが最も大切です。長期間FXを継続することができればトレードスキルは自ずと身について来るからです。
私は平日毎朝、ブログとPostPrimeでFXや株式指数のトレード戦略情報を発信しています。儲かる保証などは到底できませんが、私のトレード戦略情報を読んでいただければ、いきなり大損して即退場に追い込まれるようなリスクは下げられると思っていますので、もしよろしければご覧ください。
以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。
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そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。
そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。
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記録はノートでも何でも構いません。
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あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?
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注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。
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