この記事では、2004年から21年間一度も退場することなく勝ち抜いてきた兼業トレーダーである私が、"ドル円"を題材にP&FチャートによるFXの分析方法やリスク管理、マインドなどを紹介しています。
FXで中長期的に利益を出すにはどうしたらいいのかとお悩みの方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
それでは、今週も週末にしっかりと振り返りをしてトレードスキルを向上させましょう。
- P&Fを主軸としたテクニカル分析を通して、損切りと利確の基準が分かるようになる。
- FXとちょうどいい距離感で生活できるようになる。
- FXで成功している人の相場との向き合い方を知ることができる。
私が実践している戦略構築ステップは、こちらの記事で紹介していますので、初めての方はぜひ一度ご覧ください。

STEP1:ファンダメンタル観点での分析
それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。
STEP1は、ファンダメンタル関連の情報をチェックして、マーケット状況や投資家の注目トピックなどを把握します。
今週の注目経済指標&イベント結果
4/30_米ADP民間雇用、4月6.2万人増に鈍化 予想下回る

米ADPリサーチ・インスティテュートが30日発表した4月の全米雇用報告によると、民間雇用者数は6万2000人増となり予想以上に鈍化した。
ロイター調査によるエコノミスト予想は11万5000人増だった。
3月は15万5000人増から14万7000人増に下方修正された。
ロイター
4/30_米GDP、第1四半期速報値0.3%減 関税で3年ぶりマイナス成長

米商務省が30日発表した第1・四半期の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比0.3%減となった。米経済がマイナス成長に陥るのは2022年第1・四半期以来3年ぶり。トランプ大統領が打ち出す関税措置を前に、企業による大量の駆け込み輸入があったことが響いた。
市場予想(0.3%増)に反し、マイナス成長となった。2024年第4・四半期は2.4%増だった。
第1・四半期は連邦政府支出削減も重しになった。トランプ政権が進める大規模な人員削減などの積極的な予算削減策と関連しているとみられる。
ハイ・フリークエンシー・エコノミクスのチーフエコノミスト、カール・ワインバーグ氏は「企業が関税を回避するための輸入を前倒しし、その結果として貿易が急拡大した場合、貿易収支の悪化は第2・四半期には反転し、経済成長率はある程度回復する」と指摘。ただ「不確実性の高さと高関税を背景に、米経済は年末までに再度マイナス成長に陥る」との見方を示した。
ロイター
4/30_米3月PCE価格2.3%上昇、前月から鈍化も予想上回る 消費堅調

米商務省が30日発表した3月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.3%上昇した。伸びは前月の2.7%から鈍化したものの、市場予想の2.2%を上回った。
物価の「瞬間風速」を示す前月比は変わらず。
変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前年比2.6%上昇。2月は3%上昇していた。
コアの前月比は変わらず。2月は0.5%上昇だった。
米経済活動の3分の2以上を占める個人消費支出は0.7%増と、市場予想の0.5%増を上回った。2月分も0.5%増に上方改定された。
トランプ大統領が打ち出す関税による価格上昇や品不足を見越し、自動車の購入が増加したことが背景。しかし、堅調な個人消費支出の伸びは、米経済が減速局面に入ったというエコノミストの見方を変えるには至らなかった。
ロイター
5/1_見通し実現なら利上げ、米関税次第でシナリオは変化=日銀総裁

日銀の植田和男総裁は1日、金融政策決定会合後の会見で、米関税政策の影響で基調的な物価上昇率が2%に到達する時期は「やや後ずれ」するものの、2027年度までの見通し期間内に2%に達するとの見通しは維持されているとし、利上げ路線は変わらないと説明した。新たな見通しの実現に「自信がかなり持てれば、利上げになる可能性は十分にある」とする半面で、米国の関税政策の帰すう次第で見通しそのものが変化する可能性があると話した。
日銀はこの日、金融政策の現状維持を全員一致で決定。展望リポート(経済・物価情勢の展望)では、米国の関税措置を含む各国の通商政策の影響を踏まえ、成長率と物価の見通しを引き下げた もっと見る 。
総裁は会見の冒頭、展望リポートの前提を説明した。各国間の関税交渉がある程度進展することや、グローバルサプライチェーンが大きく毀損(きそん)されるような状況は回避されることなどを前提に作成したと述べた。「それでも無視できないレベルの関税が残るということを前提にした見通しだ」と話した。
植田総裁は、現在の実質金利は極めて低い水準にあり、日銀の見通しが実現していくとすれば経済・物価情勢の改善に応じて利上げしていくことになると述べた。一方で、各国の通商政策を巡る不確実性は極めて高く、見通しが実現していくか予断を持たずに判断していくことが重要だと指摘した。経済・物価の中心的見通しの確度は「これほどまでには高くない」とも述べた。
基調的な物価上昇率の経路について、植田総裁は「これまでのように割と単調に基調的物価が2%の上昇率に収束していくという姿から、いったんちょっと足踏みするようなところを経て、また上昇するという姿にやや修正している」と説明。その中のどこで見通しの確度が高まったか判断できるかは「なかなか難しい問題だ」と語った。
基調的な物価上昇率が2%に到達する時期はやや後ずれしたものの、利上げ時期が同じように後ずれするかは「必ずしもそうではない」とし、「2%に到達する可能性が高いと判断すれば利上げする」と語った。
米国の関税政策の影響については、海外経済の減速、日本企業の収益減少、不確実性の高まりによる支出の先送りなどを通じて、経済の下押し要因になると指摘。物価に対しては、成長ペースの鈍化などを通じて押し下げ方向に作用するとの見方を示した。
植田総裁は、関税政策などで大きな動きがある場合には中心的な見通し自体も変わり得ると指摘。それが将来の金融政策の動向にも影響を与えると述べた。
ロイター
5/1_米ISM製造業景気指数、4月48.7 関税の影響で5カ月ぶり低水準

米供給管理協会(ISM)が1日発表した4月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は一段と低下し、48.7と5カ月ぶりの低水準を付けた。低下は2カ月連続。トランプ米政権が掲げる関税措置で供給網が圧迫され、投入コストが高止まりしている実態が浮き彫りになった。
市場予想は48.0。3月は49.0に低下し、3カ月ぶりに拡大・縮小の分岐点となる50を割り込んでいた。 もっと見る
<トランプ大統領の保護主義貿易政策の影響鮮明>
今回の統計はトランプ大統領が4月2日に大規模な相互関税措置を発表した後の期間が対象。製造業は輸入原材料に大きく依存しており、全ての業種がトランプ政権が掲げる関税措置に問題があるとの見方を示したほか、一部の業種は関税措置の無秩序な導入方法に懸念を表明。トランプ大統領の保護主義的な貿易政策で製造業が打撃を受けていることが判明した。
ネーションワイドのシニアエコノミスト、ベン・エアーズ氏は「対中関税を含む関税措置が近く緩和されたとしても、米国の製造業の縮小は夏にかけて深刻化する」と予想。
ロイター
5/2_米雇用4月17.7万人増、失業率横ばい4.2% 労働市場の耐性示す

米労働省が2日発表した4月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は17万7000人増加し、ロイター調査によるエコノミスト予想の13万人増を上回った。
トランプ大統領はこの日も自身のソーシャルメディアに投稿し、「米連邦準備理事会(FRB)は金利を引き下げるべきだ!」と改めて求めた。ただ、不確実性が高まる中でも労働市場が耐性を見せているため、FRBは来週開催する米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を4.25%─4.50%に維持する見通しだ。
雇用者数の伸びは4月に小幅鈍化した。雇用主は労働者の確保を続けているが、トランプ大統領の保護主義的な貿易政策が経済の不確実性を高めているため、労働市場の見通しはますます暗くなっている。 雇用者数増の予想レンジは2万5000人ー19万5000人だった。
3月は22万8000人増から18万5000人増に下方修正された。2月の雇用者数も1万5000人下方修正され、10万2000人となった。
失業率は4.2%で前月と変わらず。予想も4.2%だった。第1・四半期の国内総生産(GDP)が縮小したことを受けて浮上した景気後退懸念が和らいだ。しかし、トランプ大統領の二転三転する関税政策の影響が労働市場に現れるには時期尚早だとみられる。
フィッチ・レーティングスの米国経済調査責任者、オル・ソノラ氏は「今回の雇用統計が示しているのは耐性であり、決して景気後退ではない」としながらも、「経済の足かせとなる可能性が高い貿易政策を背景に、今後の期待は抑えるべきだろう」と警戒感を示した。
失業率の算出元となる家計調査によると、雇用は43万6000人増加し、労働力に加わった51万8000人の大部分を吸収した。経済的な理由からパートタイムで働く人は減少した。
ヘルスケア部門が引き続き雇用増加の大部分を占めた。病院と外来サービス全体で5万1000人の雇用が増加した。運輸・倉庫業の雇用は2万9000人増加。その多くは倉庫保管、宅配便・メッセンジャー、航空輸送だった。
金融部門の雇用者数は1万4000人、社会扶助部門の雇用者数は8000人、政府部門の雇用者数は全体で1万人増加した。
製造業の雇用者数は、自動車組み立て工場やコンピューター・電子製品工場での雇用減少により1000人減少した。工場における雇用の減少は今後加速する見込みとなっている。
ロイター
今週は多くの注目指標やイベントがありましたね。米経済指標に関しては全般的にトランプ大統領の保護主義的な貿易政策により、徐々に景気が減衰している印象を受ける内容でした。また、日銀金融会合後に発表された展望リポートでは、25年度と26年度の成長率と物価の見通しを引き下げたことから追加利上げ観測が後退し、円売りが進展したようです。
注目経済指標&イベント
来週はISM非製造業景況指数やFOMCなど注目のイベント・指標が予定されています。今回のFOMCでは金利据え置きが予想されていますが、その結果には要注目です。
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
---|---|---|---|
5/5(月) | 23:00 | (米)4月ISM非製造業景況指数(総合) | 50.2 |
5/7(水) | 27:00 | (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 | 4.25-4.50% |
27:30 | (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見 | ー | |
5/8(木) | 8:30 | (日)日銀・金融政策決定会合議事要旨 | ー |
また、今は投資家の注目がトランプ政策実行後の米経済の行方に集まっています。上の表には載せていない経済指標でも結果次第では大きく変動する可能性がありますので、以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。

経済メディアではインフレの落ち着く時期やFRB利下げ転換時期等について、経済学者などの著名人がもっともらしい見解を述べています。しかし、こうした経済のプロフェッショナルでさえ、未来がどうなるのかは誰にも分かりません。
こうした著名人の発言を鵜呑みにして、トレードを実行してしまう方が多いのですが、私はおすすめしません。
少し極端な表現ですが、投資の世界で最終的に信じられるのは自分だけです。この世界で長く生き残るためには、自分で相場の動向をいち早く察知して、その流れに付いていくことしかないと思っています。そして、そのためにはテクニカル分析と適度な情報収集を継続的に行う必要があります。
テクニカル分析の方法については、このブログで定期的にお伝えしていきますので、共感いただける方は、ぜひ一緒にやっていきましょう。
本日の相場概況把握「米長期金利編」
本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。
米長期金利チャート
米長期金利のNY市場終値は前週末比+0.05%の”4.31%”です。今週は4.15%付近のサポートが機能し、週足では下ヒゲをつける結果となりました。この先の展開はまだまだ読みづらい状況ですが、同水準が引き続きサポートとして機能するのかに注目しようと思います。
日米長期金利差とドル円の相関性
次に、参考程度ですが日米長期金利差とドル円の相関性を見ていきます。以下のチャートをご覧ください。
直近20日間の日米金利差とドル円のCC(相関係数)は"-0.20"で、相関性はないようです。
FRB利下げ予想時期
CMEのFedWatchツールによると、5月のFOMCでは据え置きが確実視されており、6月FOMCも据え置き予想が優勢となってきましたね。先週は利下げ予想が6割程度ありましたので、かなり低下していますね。



以上で、ファンダメンタル観点での状況把握ができました。今週のファンダメンタル要素が現在のドル円相場にどのような影響を及ぼしているのか。その辺りは、次章からのテクニカル分析を通してみてみましょう。
FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。
ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。
私たち個人投資家は、生活を豊かにするための"資産"が欲しいのであって、"経済のプロ"になりたいわけではないという方が大半かと思いますので、大まかな状況が分かれば十分です。
STEP2:今週の相場予想とトレード戦略の評価
さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後は、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りです。
今週は予想レンジを「141.9円〜145.1円」に設定、週明け時点の目線は円安方向とし、具体的な注目ポイントとしては、下表の通りとしていましたね。
レート | 根拠 |
---|---|
151.0-4円 | 長期P&Fレジスタンス |
145.0円 | 短期P&F円安目標値 |
145.0-1円 | 中期P&F円安目標値 |
レート | 根拠 |
---|---|
143.2-3円 | 中期P&F前回レジスタンス |
143.3円 | 短期P&F前回レジスタンス |
142.6-7円 | 中期P&Fサポート |
142.5円 | 短期P&Fサポート |
結果としては、週初に142.6円付近のサポートを割り込み、円高シグナルに転換したあと、日銀金融会合の結果を受けた円安展開でシグナルが再度転換するという難しい展開になりました。
トレードに関しては中期チャートの円高シグナル点灯を根拠にした売りポジションは損切り、円安シグナルに転換したあとは様子見としています。
なお、日々の具体的なトレード戦略は値動きに合わせて調整を行っています。日々のトレード戦略は当ブログで毎日公開していますので、よろしければ毎朝ご覧ください。
では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸テクニカルに使用しています。現在のボラリティ状況から、長期は「1枠50銭」、中期は「1枠20銭」、短期は「1枠:10銭」を採用しています。
それでは長期チャートから順番に見ていきましょう。
STEP3:テクニカル観点での長期トレンド分析
P&F0.5チャートは、今週の値動きにより143.5円付近のレジスタンスを上抜けて、水平カウンティングによる円安シグナルが点灯しました。円安目標値は148円付近となっています。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | 円安 | 148.0-4円 | ー | 142.0-4円 |
垂直 | なし | ー |
STEP4:テクニカル観点での中期トレンド分析
P&F0.2チャートは、週初の値動きにより水平カウンティングによる円高シグナルが点灯したのですが、その後の展開により円安シグナルに転換しました。円安目標値は146円付近となっており、ほぼ到達済みの状況です。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | 円安 | 146.0-1円 | ー | 142.0-1円 |
垂直 | なし | ー |
STEP5:テクニカル観点での短期トレンド分析
P&F0.1チャートは、週初の値動きにより水平カウンティングによる円高シグナルが点灯したのですが、その後の展開により円安シグナルに転換しました。ただ、シグナル転換時にはすでに目標値到達済みであったことから、次回シグナルの点灯待ちという状況です。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | なし | ー | 145.3円 | 142.0円 |
垂直 | なし | ー |
- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくことをおすすめします。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。 - 複数のテクニカル指標を用いて分析する場合、それぞれのテクニカル分析結果の方向が分かれた際の方針を決めておくとトレードが安定するのでおすすめです。
私の場合、トレードは主軸とするテクニカルに従うこととし、方向性の分かれ具合に応じて取引量を調整することにしています。
週初時点のP&Fまとめ
チャート | シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|---|
長期P&F | 水平 | 円安 | 148.0-4円 | ー | 142.0-4円 |
垂直 | なし | ー | |||
中期P&F | 水平 | 円安 | 146.0-1円 | ー | 142.0-1円 |
垂直 | なし | ー | |||
短期P&F | 水平 | なし | ー | 145.3円 | 142.0円 |
垂直 | なし | ー |
STEP6:トレード方針の決定
来週のトレード方針
今週は長期と中期チャートも円安シグナルが点灯していますので、週明け時点の目線は円安方向にしたいと思います。
ただ中期チャートについては、すでに145.9円台まで到達しておりますので、一旦円売りがの勢いが収まる展開も想定しておきたいです。
週明け時点の具体的な注目レートは下表の通りです。
レート | 根拠 |
---|---|
148.0-4円 | 長期P&F円安目標値 |
146.0-1円 | 中期P&F円安目標値 |
145.3円 | 短期P&Fレジスタンス |
レート | 根拠 |
---|---|
144.8円 | 短期P&F前回円安目標値 |
143.5-9円 | 長期P&F前回レジスタンス |
143.6-7円 | 中期P&F前回レジスタンス |
143.6円 | 短期P&F前回レジスタンス |
142.0-4円 | 長期P&Fサポート |
142.0-1円 | 中期P&Fサポート |
142.0円 | 短期P&Fサポート |
具体的なトレードに関しては、中期チャートと長期チャートで円安シグナルが点灯していますが、現水準からの買いは分が悪いので、143円台まで押し目がこない限りはノーポジションで様子見しようと個人的には思っています。
以上、私の来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でしたが、みなさんも来週のトレード戦略を立てられましたか?
P&Fチャートは初心者の方でも利確位置や損切り位置が明確に決めることができるので、個人的にはとてもおすすめのチャートです。ここまでご覧いただいて「もっとP&Fを勉強したい」と思っていただけた方は、以下の記事でP&Fチャートの詳細を解説していますので、よろしければご覧ください。
お知らせ
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