この記事では、2004年から20年間一度も退場することなく勝ち抜いてきた兼業トレーダーである私が、"ドル円"を題材にFXの分析方法やリスク管理、マインドなどを紹介しています。
FXで利益を出すにはどうしたらいいのかとお悩みの方に、少しでも参考にしていただけたら幸いです。
それでは、今週も週末にしっかりと振り返りをしてトレードスキルを向上させましょう。
- P&Fを主軸としたテクニカル分析を通して、損切りと利確の基準が分かるようになる。
- FXとちょうどいい距離感で生活できるようになる。
- FXで成功している人の相場との向き合い方を知ることができる。
私が実践している戦略構築ステップは、こちらの記事で紹介していますので、初めての方はぜひ一度ご覧ください。
STEP1:ファンダメンタル観点での分析
それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。
STEP1は、ファンダメンタル関連の情報をチェックして、マーケット状況や投資家の注目トピックなどを把握します。
今週の注目経済指標&イベント結果
10/29_米求人件数、9月は約3年半ぶり低水準 ハリケーンが労働需要圧迫
米労働省が29日発表した9月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が41万8000件減の744万3000件だった。これは2021年1月以来、約3年半ぶりの低水準となる。労働市場の逼迫が大幅に緩和していることが示された。
ただ、減少の大半は南部に集中しており、同地域を相次ぎ襲ったハリケーン「ヘリーン」と「ミルトン」の影響で一時的に労働需要が圧迫されたとみられる。
ロイター調査によると市場予想は800万件だった。
8月分は前回発表の804万件から下方修正され、786万1000件となった。
9月の採用件数は12万3000件増の555万8000件。製造業、小売業、医療・社会福祉が伸びた。
求人率は4.5%と、8月の4.7%から低下し、20年12月以来の低水準となった。
採用率は3.5%と8月の3.4%から上昇した。
9月の失業者1人当たりの求人件数は1.09件と、8月の1.10件からほぼ横ばいだった。
地域別では南部が32万5000件減。西部、東部、北東部でもわずかに減少した。
ロイター
10/30_米10月ADP民間雇用、23.3万人増 予想上回る
米ADPリサーチ・インスティテュートが30日発表した10月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は23万3000人増だった。ハリケーンやストライキによる一時的な混乱への懸念にもかかわらず急増した。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は11万4000人増だった。9月は14万3000人増から15万9000人増に上方修正された。
今週11月1日には政府の10月の雇用統計が発表される。ロイター調査によると、非農業部門雇用者数は11万5000人増、失業率は横ばいの4.1%と予想されている。
ロイター
10/30_米GDP、第3四半期速報値2.8%増 個人消費が堅調
米商務省が30日に発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比2.8%増だった。インフレ低下と力強い賃金上昇が個人消費をけん引し、堅調な成長ペースを維持した。
ロイターがまとめた市場予想は3.0%増。第2・四半期は3.0%増だった。
米連邦準備理事会(FRB)はインフレを伴わない成長率を1.8%程度と見なしている。
FRBが物価の目安として注目する、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア個人消費支出(PCE)価格指数は2.2%上昇。第2・四半期の2.8%上昇から大幅に伸びが鈍化した。
経済の3分の2以上を占める個人消費は3.7%増。2021年第1・四半期以来の高い伸びとなった。第2・四半期は2.8%増だった。
消費は、株価の上昇と住宅価格の上昇による家計純資産の増加に加え、労働市場の回復力にも支えられている。
市場予想をやや下回ったのは、企業が旺盛な需要を満たすために輸入を増やす一方で在庫の積み増しを減らし、貿易赤字が拡大したことを反映している。
ロイター
10/31_日銀、政策金利の据え置き決定 海外経済・市場動向を「十分注視」
日銀は30―31日に開いた金融政策決定会合で、政策金利である無担保コール翌日物金利を0.25%で据え置くことを決定した。実質金利が極めて低い水準にあることを踏まえ、経済・物価見通しが実現していけば「政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」と改めて示す一方で、米国を始めとする海外経済の今後の展開や市場動向を「十分注視」し、経済・物価の見通しやリスク、見通し実現の確度に及ぼす影響を見極めていく必要があるとした。
金融政策の現状維持の決定は全員一致。
決定会合で議論した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)では、2%物価目標のもと、その持続的・安定的な実現の観点から、経済・物価・金融情勢に応じて適切に金融政策を運営していく方針を改めて示した。
2026年度にかけての実質国内総生産(GDP)、消費者物価指数(CPI)の政策委員見通しの中央値は前回7月とおおむね変わらず。25年度の生鮮食品を除くCPIについては、前回の前年度比プラス2.1%からプラス1.9%に若干下方修正。原油など資源価格下落が影響した。
ロイター
10/31_見通し実現していけば、金利引き上げ緩和度合い調整=日銀展望リポート
日銀は31日公表した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)で現在の実質金利が「極めて低い水準にある」との認識を示し、今回示した経済・物価の見通しが実現していくとすれば、「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる」との考えを示した。
同リポートでは、2025年度の消費者物価指数(生鮮食品除く、コアCPI)の前年度比上昇率の見通しを1.9%とし、前回の2.1%から引き下げた。24年度は2.5%、26年度は1.9%で変更しなかった。物価の基調的な上昇率は徐々に高まっていくと予想。見通し期間後半には物価安定目標とおおむね整合的な水準で推移するとの見方を示した。
生鮮食品とエネルギーを除くコアコアCPIの24年度の上昇率見通しは2.0%とし、前回の1.9%から引き上げた。25年度は1.9%、26年度は2.1%でともに据え置いた。
ロイター
10/31_今後「時間的余裕」は使わない、毎回会合で情勢判断=植田日銀総裁
日銀の植田和男総裁は31日、金融政策決定会合後の記者会見で、米国経済の下振れリスクが後退しているとして、今後、経済・物価情勢の見極めなどで「時間的な余裕はある」という表現は使わないと説明した。日銀の経済・物価見通しが実現していけば「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる」と強調する一方で、追加利上げの是非は毎回の決定会合までに入ってきたデータや情報に基づいて判断していくと述べるにとどめた。
植田総裁は9月の決定会合後の記者会見以降、円安修正で輸入物価上昇に伴う物価上振れリスクが後退しており、政策判断に当たって「時間的な余裕がある」と繰り返し述べてきた。しかし、「時間的な余裕」との文言が市場で次回の利上げ時期を示すキーワード化しつつあるとの警戒感が日銀では出ていた もっと見る 。
植田総裁はこの日の会見で「時間的な余裕がある」との文言を封印。米国経済の現状について「良好な経済指標がみられる」とし、完全に安心できるまではいかないがリスクの度合いは下がっていると指摘。米経済や市場の波乱が日本経済に与えるリスクに強く光を当てる意味で使ってきた「時間的余裕」という表現は不要になったと説明した。米国経済のリスクに特に注目するのはやめ、「普通の金融政策決定のやり方に戻る」とも述べた。
ロイター
10/31_米9月PCE価格、前年比+2.1%に鈍化 3年超ぶりの小幅な伸び
米商務省が31日発表した9月の個人消費支出(PCE)価格指数は、前年比2.1%上昇した。前月の2.3%から鈍化し、2021年2月以来の小幅な伸びとなった。
前月比では0.2%上昇し、エコノミスト予想と一致した。8月は0.1%上昇で改定されなかった。9月は小幅上昇したものの、賃金圧力が弱まる中、全体的なインフレの状況は穏やかとなっている。
オックスフォード・エコノミクスのチーフエコノミスト、ライアン・スウィート氏は「インフレの米連邦準備理事会(FRB)の目標回帰に向けた進展が失速、ましてやインフレの再加速について懸念していない」と述べた。
FRBは、インフレ動向を見極める上でPCE価格を重視している。
変動の大きい食品とエネルギー成分を除いたコアPCE価格指数は前年比2.7%上昇、3カ月連続で同じ幅で上昇した。前月比は0.3%上昇、前月は0.2%上昇だった。
9月の個人消費は0.5%増と、市場予想の0.4%増を上回った。8月は0.3%増に上方改定された。
ロイター
11/1_米10月雇用1.2万人増、予想大きく下回る ストや自然災害響く
米労働省が1日発表した10月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は前月比1万2000人増だった。市場予想の11万3000人増を大幅に下回り、2020年12月以来の最小の伸びとなった。米航空機大手ボーイング(BA.N), opens new tabのストライキや大型ハリケーンの被害といった一時的な影響が響いた。
エコノミスト予想レンジは0から20万人増だった。
9月は22万3000人増に下方修正され、8・9月分の増加数は合計11万2000人下方改定された。
失業率は4.1%で前月と変わらず。
10月の時間当たり平均賃金は前月比0.4%上昇、9月は0.3%上昇だった。前年比は4.0%上昇、前月は3.9%上昇だった。
FWDBONDSのチーフエコノミスト、クリストファー・ラプキー氏は「来週の米大統領選を控え、有権者の生活が4年前よりも良くなっているかどうかを把握するために米国民や市場が必要としていた経済に関する明確な報告書とはならなかった」と指摘。ただ、「雇用者数の伸びの劇的な減速は、経済が転換点に達し、崖から落ちて不況に陥る危険があることは示していない」と述べた。
ロイター
11/1_米ISM製造業景気指数、10月は46.5に低下 23年7月以来の水準
米供給管理協会(ISM)が1日発表した10月の製造業景気指数は46.5と、前月の47.2から低下し、2023年7月以来の低水準となった。
拡大・縮小の分岐点となる50を7カ月連続で下回った。今回の低下は航空機メーカー大手ボーイング(BA.N), opens new tabの工場労働者によるストライキが影響した可能性がある。
ただ、ISMが長期的に経済全般の拡大を示すとしている水準(42.5)は上回った。
サブ指数を見ると、先行指標となる新規受注は9月の46.1から47.1に上昇した。一方、生産は49.8から46.2に低下。ボーイングのストがサプライヤーに波及したようだ。
支払価格は23年12月以来の低水準だった9月の48.3から54.8に急上昇した。
サプライヤー納入指数は52.2から52.0に低下。50を超えると納入遅れを示す。
雇用は9月の43.9から44.4に上昇したものの、依然として低水準にとどまっている。
ロイター
今週は多くの注目イベントや指標がありましたね。ドル円にとっては強弱入り混じる内容で、結果的には大きな流れに発展するほどの内容はなかったようです。
なお、最新の予想利下げ幅の状況は、のちほどCMEのFedWatchツールで確認しようと思います。
注目経済指標&イベント
来週の注目経済指標を選定しました。数は少ないですが来週は注目のFOMCがありますので要注目です。
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
---|---|---|---|
11/5(火) | 24:00 | (米)10月ISM非製造業景況指数(総合) | 53.5 |
11/7(木) | 28:00 | (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 | 4.50-4.75% |
28:30 | (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見 | ー |
また、今は投資家の注目が米経済の行方に集まっています。上の表には載せていない経済指標でも結果次第では大きく変動する可能性がありますので、以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。
経済メディアではインフレの落ち着く時期やFRB利下げ転換時期等について、経済学者などの著名人がもっともらしい見解を述べています。しかし、こうした経済のプロフェッショナルでさえ、未来がどうなるのかは誰にも分かりません。
こうした著名人の発言を鵜呑みにして、トレードを実行してしまう方が多いのですが、私はおすすめしません。
少し極端な表現ですが、投資の世界で最終的に信じられるのは自分だけです。この世界で長く生き残るためには、自分で相場の動向をいち早く察知して、その流れに付いていくことしかないと思っています。そして、そのためにはテクニカル分析と適度な情報収集を継続的に行う必要があります。
テクニカル分析の方法については、このブログで定期的にお伝えしていきますので、共感いただける方は、ぜひ一緒にやっていきましょう。
日米長期金利差とドル円の相関性
次に、参考程度ですが日米長期金利差とドル円の相関性を見ていきます。以下のチャートをご覧ください。
直近20日間の日米金利差とドル円のCC(相関係数)は"0.71"ということで、急速に相関性が強まってきているようですね。
現在、市場の注目は米長期金利の行方に集まっていますが、日々の報道を鵜呑みにせず、自分でも定期的にチャートをチェックして客観的に評価していくようにしましょう。
FRB利下げ予想時期
CMEのFedWatchツールによると、市場参加者の次回11月FOMCでの利下げ予想率は"98.9%"と、ほぼ全員が利下げを予想していますね。
なお、12月時点での米長期金利は、4.25〜4.50%と予想している参加者が"82.7%"と、先週末時点の"76.8%"から増加しています。
以上で、ファンダメンタル観点での状況把握ができましたね。今週のファンダメンタル要素が、現在のドル円相場にどのような影響を及ぼしているのか。その辺りは、次章からのテクニカル分析を通してみてみましょう。
FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。
ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。
私たち個人投資家は、生活を豊かにするための"資産"が欲しいのであって、"経済のプロ"になりたいわけではないという方が大半かと思いますので、大まかな状況が分かれば十分です。
STEP2:今週の相場予想とトレード戦略の評価
さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後は、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りです。
今週は予想レンジを「148.6円〜150.9円」に設定、目線は円安としました。そして、直近の具体的な注目ポイントは、円安方向が長期P&F円安目標値「150.5-9円付近」と短期・中期P&Fレジスタンス「152.6-7円付近」、円高方向が短期P&Fサポート「151.9円付近」と中期P&Fサポート「148.6-7円付近」を挙げていましたね。
結果としては、週明け月曜日と火曜日に153.8円台まで円安となりましたが、31日木曜日には日銀会合後の植田総裁の発言の影響もあり、151.7円付近まで円高となる場面もありました。その後、米雇用統計などの影響で大きく動いたものの、大きな流れには発展せず、NY終値は153.0円付近となっています。
なお、日々の具体的なトレード戦略は値動きに合わせて調整を行っています。日々のトレード戦略は当ブログで毎日公開していますので、よろしければ毎朝ご覧ください。
では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸テクニカルに使用しています。現在のボラリティ状況から、長期は「1枠50銭」、中期は「1枠20銭」、短期は「1枠:10銭」を採用しています。
それでは長期チャートから順番に見ていきましょう。
STEP3:テクニカル観点での長期トレンド分析
P&F0.5チャートは、今週の値動きにより×枠が1枠増えましたが、チャートの見方は変わりません。現在は円安目標値を行きすぎている状況で、次のシグナル点灯待ちの状況です。
シグナル | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | ー | 142.5-9円 |
STEP4:テクニカル観点での中期トレンド分析
P&F0.2チャートは、今週の値動きによりレジスタンスが153.4円付近、サポートが152.2円付近に更新されていますが、現在もシグナル点灯待ちの状況です。
なお、チャート形状的には垂直Cによる円安シグナルが点灯中と見ることもできますが、2回続けて同じ方向のシグナルで、かつ、垂直Cによる円安シグナルは水平Cに比べて一般的に到達確率が低めですので、今回はシグナル点灯とは判断していません。なお、仮にシグナル点灯とみなす場合、円安目標値は155.6円付近となります。
シグナル | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | 153.4-5円 | 152.2-3円 |
STEP5:テクニカル観点での短期トレンド分析
P&F0.1チャートは、今週の値動きによりレジスタンスが153.4円付近、サポートが152.1円付近に更新されています。現在は垂直Cによる円安シグナルが点灯中で、円安目標値は154.6円となっています。
シグナル | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | 153.4円 | 152.1円 |
- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくことをおすすめします。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。 - 複数のテクニカル指標を用いて分析する場合、それぞれのテクニカル分析結果の方向が分かれた際の方針を決めておくとトレードが安定するのでおすすめです。
私の場合、トレードは主軸とするテクニカルに従うこととし、方向性の分かれ具合に応じて取引量を調整することにしています。
週初時点のP&Fまとめ
チャート | シグナル | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
長期P&F | なし | ー | ー | 142.5-9円 |
中期P&F | なし | ー | 153.4-5円 | 152.2-3円 |
短期P&F | なし | ー | 153.4円 | 152.1円 |
STEP6:トレード方針の決定
来週のトレード方針
現在、P&Fは短期チャートで垂直Cによる円安シグナルが点灯中です。また、短期・中期チャートでは徐々にレジスタンスとサポートの間隔が狭くなっていきています。
以上のことから、テクニカル的には目線は円安方向とし、円売りの勢いが増す展開を期待したいです。ただ、徐々にレジスタンスとサポートの間隔が狭くなっていきていますので、もし下抜けた場合には短期的に円高になる展開を想定したいです。
よって、来週の予想レンジは「152.1円〜154.6円」とし、目線は円安とします。直近の具体的な注目ポイントは、円安方向が長期P&F円安目標値「150.5-9円付近」と短期・中期P&Fレジスタンス「153.4-5円付近」、円高方向が短期P&Fサポート「152.1円付近」と中期P&Fサポート「152.2-3円付近」です。
トレードに関しては、149.2-3円と148.6円〜148.3円で建てた買いポジションは、先日150.5〜9円で一部のポジションを残して利確完了しています。残した少量ポジションはこのまま一気に154.6円まで到達した時用に保持します。また、今週152.1円-151.9円付近まで押し目がありましたので、買い増しを行いました。こちらも154.6円到達を期待して保持します。ただ、いずれも152.1円付近のサポートを下抜けた場合には、ドテンします。
以上、私の来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でしたが、みなさんも来週のトレード戦略を立てられましたか?
P&Fチャートは初心者の方でも利確位置や損切り位置が明確に決めることができるので、個人的にはとてもおすすめのチャートです。ここまでご覧いただいて「もっとP&Fを勉強したい」と思っていただけた方は、以下の記事でP&Fチャートの詳細を解説していますので、よろしければご覧ください。
お知らせ
FX指値1本勝負!
P&Fチャートを主軸テクニカルに採用した「FX指値1本勝負!」という記事を無料で公開しています。こちらは以前、noteやPostPrimeで読者のみなさんから大変好評いただいた企画を、P&Fチャートの有効性検証という形でリニューアルして再開したものです。もしよろしければ一度ごらんください。
8通貨ペア13種類のP&Fチャート情報
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- PostPrimeで毎日公開しているP&Fチャートからドル円を公開している公開裁量トレードを行うなら毎日チャートの変化をチェックすることは欠かせません。私のPostPrimeでは各種通貨ペアのP&Fチャートにて毎日公開しています。P&Fをご自身のテクニカル分析に取り入れてみたい方は、よろしければ購読ください。2週間は無料で購読可能です。
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以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。
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そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。
そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。
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記録はノートでも何でも構いません。
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