週末の10分間FX「ドル円編」@週活FX_2022WEEK-52

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私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきました。リーマンショックやギリシャ金融危機、コロナなど様々な局面を退場することなく乗り越えられてきたのは、毎日相場と向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしていきます。

今週、FXで利益を出せた方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。

この記事でわかること
  • 損切り位置が明確にわかるようになる。
  • FXとちょうどいい距離感で生活できるようになる。
  • FXで成功している人の相場との向き合い方を知ることができる。
目次

週活FX流 トレード戦略構築STEP

私が続けている戦略構築は以下の6ステップだけ。これを続けるだけで誰でもトレードスキルを向上させることができますよ。具体的には次章で紹介します。

STEP
ファンダメンタル観点での分析
  • 経済ニュース等を斜め読みして、取引通貨に関するトピックを収集します。
  • 収集した情報が相場に与える影響をまとめてください。
  • 正確性は重要ではありません。自分なりの見解・解釈をアウトプットすることが重要です。
STEP
相場予想とトレード戦略の評価
  • (最初のみ)自分のトレードルールを定めましょう。
  • ルールは売買基準・損切りと利確の位置設定基準・ポジション量管理方法を明確にすることが大切です。
  • 前週のトレード戦略とトレード内容を振り返り、ルールの改善点を考察します。
  • 利益が出た場合でも強欲になり過ぎていないかなど、
  • ルール通りにトレードできなかったことがあれば、改善策を検討した方がよいかもしれません。
  • 評価を繰り返していると自分のトレード癖が見えてくるはずです。
  • 大きな損失に発展する潜在リスクに、事前に気づくことができれば完璧です。
STEP
テクニカル観点での長期トレンド分析
  • テクニカル分析に基づいて、直近数ヶ月間の大きな流れ(方向性)を捉えてみましょう。
  • 自分なりの長期的な相場への見解をまとめます。
  • 予想の当たりorはずれは、それほど重要ではありません。自分なりの見解をアウトプットすることが重要です。
  • 使用するテクニカルは問いません。ご自分の考えに合致するテクニカルを選定しましょう。
STEP
テクニカル観点での中期トレンド分析
  • テクニカル分析に基づいて、直近数週間の方向性を捉えてみましょう。
  • 使用するテクニカルは問いません。ご自分の考えに合致するテクニカルを選定しましょう。
STEP
テクニカル観点での短期トレンド分析
  • テクニカル分析に基づいて、直近1週間の方向性を予想してみましょう。
  • 使用するテクニカルは問いません。ご自分の考えに合致するテクニカルを選定しましょう。
STEP
トレード方針決定
  • 来週の具体的なトレード指針を立てましょう。
  • エントリー基準だけでなく、損切りと利確の位置・ポジション量を明確にします。
  • トレード指針が立てれらない時は、無理にトレードする必要はありません。見送ることも大切です。
FX基礎知識

STEP1〜6を繰り返すことで自分のトレード癖が掴めるようになってきます。FXでは利益を上げることに目が向きがちですが、一番大切なのは大きな損失を出さないことです。もし大きな損失を出してしまったときには、何が問題だったのか改善策を必ず検討しましょう。

STEP1:ファンダメンタル観点での分析

それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

STEP1は、ファンダメンタル関連の情報をチェックして、マーケット状況や投資家の注目トピックなどを把握しましょう。

12/20_日銀金融政策決定会合「長期金利の上限を0.25%程度から0.5%程度に引き上げ」

東京市場で急速に進んだ円買いの流れを受け、円は高く始まった。日銀が20日まで開いた金融政策決定会合で、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール=YCC)で長期金利の上限を0.25%程度から0.5%程度に引き上げた。日銀の大規模緩和が修正され、日米金利差が縮小すると見込んだ円買い・ドル売りがニューヨーク市場でも広がった。市場では「日銀の政策修正の発表は想定しておらず、値動きが大きくなりやすかった」(スコシア・キャピタルのショーン・オズボーン氏)との声が聞かれた。

12/21_12月米消費者信頼感指数「4月以来の高水準、市場予想を上回る」

21日発表の12月の米消費者信頼感指数が市場予想を上回り、4月以来の高水準となった。米消費の底堅さが続く可能性が意識されたうえ、米株高が低リスク通貨とされる円の売りを誘った面があった。

12/23_11月米個人消費支出「インフレの減速ペースが鈍いと受け止められる内容」

11月の米個人消費支出(PCE)の物価指数でエネルギーと食品を除くコア指数は前年同月比4.7%上昇と市場予想(4.6%上昇)をやや上回った。前月比では0.2%上昇と市場予想に一致したが、10月の上昇率が上方修正された。インフレの減速ペースが鈍いと受け止められ、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長く続くとの見方につながった。米長期金利が3.74%と前日終値から0.06%上昇し、円売り・ドル買いを促した。

今週はなんといっても日銀金融政策決定会合での方針変更でしたね。事前に市場との対話が行われていない状況下での発表となり、サプライズとして受け止められる結果となりました。日銀金融政策決定会合前までは円安展開の兆しも出ていただけに、長期買いスタンスで臨んでいる私としては残念な発表となりました。

また、現在の日本で今後利上げに方針変更していくようですと、景気悪化&インフレの二重苦に苦しむことになりそうですので、行方をしっかりと見守ってい期待と思います。今後の戦略については、テクニカルで冷静に見ていきたいと思います。

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日米長期金利差とドル円の相関性

次に日米長期金利差とドル円の相関性に変化があったのかを見ていきます。以下のチャートをご覧ください。

チャートを見る限り、直近では日米金利差とドル円の相関関係はないようです。とはいえ、まだまだ米長期金利の行方については目が離せない状況だと思いますので、ドル円のトレードを行うのであれば、当面の間チェックしていきましょう。

以上でファンダメンタル観点での状況把握はできましたね。今週のファンダメンタル要素が、現在のドル円相場にどのような影響を及ぼしているのか。その辺りは、次章からのテクニカル分析を通してみてみましょう。

FX基礎知識

FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。

ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。

私たち個人投資家は、生活を豊かにするためのお金が欲しいのであって、経済のプロになりたいわけではないという方が大半かと思いますので、大まかな状況が分かれば十分です。

STEP2:今週の相場予想とトレード戦略の評価

さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後はテクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りたいと思います。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

今週は予想レンジを131.0円〜141.1円に設定し、日足200MA付近の攻防に注目してのスタートとなりました。
万一、割り込んでしまった場合には、131円までの円高を警戒していましたが、ほぼその通りの展開となってしまいました。日銀のサプライズがきっかけになりましたが、日足200MA下抜けからの131円付近までの円高は想定内の展開です。日足200MA下抜けにより以前のような円安水準に戻るには、それなりの時間がかかるものと予想されます。

次章ではテクニカル面から来週の相場の行方を予想していきましょう。

なお、具体的なトレード戦略は日々の値動きに合わせて調整を行っています。日々のトレード戦略はnoteにて公開していますので、よろしければご覧ください。

日々のトレード戦略情報はコチラ

STEP3:テクニカル観点での長期トレンド分析

では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、"P&F(ポイント&フィギュア)"を中長期相場予想の主軸テクニカルに使用しています。

相場の方向性「円高」

「P&F0.5チャート」powered by TradingView

上記の画像はP&F0.5チャートです。私の場合、長期相場予想にはP&F0.5を主に使用しています。

現在P&F0.5チャートは、日銀の金融政策会合サプライズ発表を受けて、垂直カウンティングの目標値131円まで到達している状況です。現在のところ、水平カウンティングによるシグナルも点灯しており、128円という目標値が算出できています。連続した円高方向のシグナルのため、到達確率は低いと思われますが、長期目線としては円高と考えざるを得ない状況かと思います。

FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

STEP4:テクニカル観点での中期トレンド分析

相場の方向性「中立」

上記の画像はP&F0.2チャートです。私の場合、中期相場予想にはP&F0.2を主に使用しています。

現在P&F0.2チャートは、0.5チャートと同様に日銀の金融政策会合サプライズ発表を受けて、水平カウンティングに目標値132.6円に到達しています。今後については、しばらく相場エネルギー蓄積のフェーズに移行すると想定しています。

以上のことから、週初時点では中期相場目線としては「中立」にしようと思います。

STEP5:テクニカル観点での短期トレンド分析

相場の方向性「中立」

さて、中期的な相場予想まで立てることができたら、最後に短期相場予想を行いましょう。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

上記の画像は、P&F0.1チャートです。短期相場予想にはP&F0.1チャートを使用しています。

現在P&F0.1チャートは、0.5チャートおよび0.2チャートと同様に日銀の金融政策会合サプライズ発表を受けて、水平カウンティングに目標値133.9円に到達しています。今後については、しばらく相場エネルギー蓄積のフェーズに移行すると想定しています。

以上のことから、短期相場目線としては「中立」にしようと思います。

FX基礎知識
  • 複数のテクニカル指標を用いて分析する場合、方向性が分かれた際の考え方を決めておくのがおすすめです。
    私の場合、トレードは主軸とするテクニカルに従うこととし、方向性が分かれ具合に応じて取引量を調整するようにしています。

STEP6:トレード方針決定

来週のトレード方針

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

ここまでの情報を踏まえて、来週のトレード戦略を考えていきましょう。私の場合、トレード戦略構築にはトレンド系から「移動平均線」「ボリンジャーバンド」、オシレーター系から「MACD」「RSI」を総合的に見て判断しています。

今週は日足200MAを割り込んでしまいましたので、新たに週足チャートを表示対象に含めています。現在は週足50MAでサポートされている状況ですので、ここを頼りに円安方向への反発を期待したいです。ただ現状MACDは週足・日足ともにデッドクロスとなっており、自立反発・年末に向けた持ち高調整以上の円売りは期待できないかなというのが本音です。

反対に円高方向については長期相場予想目標値128円を目指す可能性は捨てきれません。年末年始に向けて薄商いの状況となりますので絵、そこをついた投機筋による売り仕掛けも想定したいです。

以上のことから、来週の予想レンジは128.0円〜141.2円に設定しようと思います。そのうえで、短期トレードは短時間足での売りスタンスが基本になるかなと個人的には考えています。

なお、長期買いポジションに関しては、週足50MAを割り込むまでは保時しようと個人的には思っています。

以上、来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でした。

みなさんも来週のトレード戦略立てられたでしょうか。P&Fチャートは初心者の方でも利確位置や損切り位置が明確に決めることができるので、個人的にはとてもおすすめのチャートです。

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FX裁量トレーダーの方へ
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  • そもそもP&Fチャートって何?というからは、こちらの解説記事をご覧ください。
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FX基礎知識

大きな流れに逆らうときは控えめに

流れに逆らって泳ぐのは大変ですよね。トレードも同じです。大きな流れに沿った形の方が良い結果が出やすいと思います。今のトレードは大きな流れに沿っているのか?それとも逆らっているのかを意識するようにしましょう。

抵抗線を抜けた際の損切りは潔く

統計上、抵抗線を抜けた場合、逆方向の抵抗線になる可能性が高いです。

つまり、損切りをしないということは、損失拡大につながる可能性が高いというわけです。抵抗線を抜けた際には躊躇なく損切りしましょう。

さいごに

FX裁量トレードにおいては、長期間退場せずに生き残ることが最も大切です。長期間FXを継続することができればトレードスキルは自ずと身について来るからです。

私は平日毎朝、noteとPostPrimeでFXトレード戦略情報を無料で発信しています。儲かる保証などは到底できませんが、私のFXトレード戦略情報を読んでいただければ、FXで大損して即退場となるリスクは下げられると思っていますので、もしよろしければご覧ください。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴17年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。

あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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