週末の10分間FX「ドル円編」@週活FX_2022WEEK-25

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしていきます。

今週、FXで利益を出せた方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。

こんな人におすすめ
  • FXで利益が上げられない
  • 損切りができなくて困っている
  • FXでリアルに成功している人の秘訣を知りたい
目次

週活FX流 トレード戦略構築STEP

私が続けている戦略構築は以下の3ステップだけ。これを続けるだけで誰でもトレードスキルを恒常させることができますよ。具体的には次章で紹介します。

STEP
ファンダメンタル観点での分析

経済ニュース等を斜め読みして、取引通貨に関するトピックを収集

相場への影響に対する自分の見解をまとめる。

STEP
先週のトレード戦略の振り返り

前週のトレード戦略とトレード内容を振り返り、改善点を考察します。

STEP
テクニカル観点で中長期トレンド分析

中長期トレンド判断に使用するテクニカルを選定

テクニカル分析に基づく中長期的な相場への見解をまとめる。

STEP
テクニカル観点での短期トレンド分析

短期トレンド判断に使用するテクニカルを選定

テクニカル分析に基づく短期的な相場への見解をまとめる。

今週の振り返り<ファンダメンタル観点>

それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

まず初めに米ドル関連ニュースを日本経済新聞のNY市場記事からファンダメンタル観点で状況をおさらいしていきます。

6/15_米連邦公開市場委員会(FOMC)「通常の3倍0.75%の利上げ」

連邦準備理事会(FRB)は15日のFOMCで、市場の予想通りに通常の3倍となる0.75%の利上げを決めた。パウエル議長は記者会見で7月の会合について「0.5%か0.75%の利上げを見込む」と述べた。市場では6月に続いて7月も0.75%の利上げを決めるとの見方が強まっていただけに、議長発言は想定したほどインフレ警戒的でないと受け止められた。15日の米債券市場で長期金利が一時3.28%と前日終値(3.47%)から大きく低下した。

6/16_スイス国立銀行「予想外の利上げで円買い優勢」

スイス国立銀行(中央銀行)が16日、政策金利を0.50%引き上げマイナス0.25%にすると発表した。市場では政策金利を据え置くとの見方が多く、急速な金融引き締めが欧州景気を冷やすとの見方から「低リスク通貨」とされる円には買いが優勢となった。ドルがスイスフランに対して売られており、対円でのドル売りに波及した面もあった。

6/17_日銀金融政策決定会合「大規模金融緩和の維持を決定」

日銀は17日までの金融政策決定会合で大規模な金融緩和を維持することを決定した。利上げを進める海外中銀との金融政策の差が改めて意識された。日銀の黒田総裁は17日午後、金融政策決定会合後の記者会見で、現行の長短金利操作(YCC、イールドカーブ・コントロール)について「YCCに限界が生じていることはない」と発言。金融引き締めを実施しない姿勢を改めて示したことで、円売り・ドル買いが進んだ。9~17時の円の高値は132円19銭近辺で、値幅は2円45銭程度だった。

今週は各国中央銀行の金融政策発表があり、市場が大きく動きましたね。特にスイス国立銀行の利上げは市場の想定外であったため、久しぶりに円買い優勢となる場面がありました。

しかし、欧米各国が利上げに動く中、日銀は一貫して緩和政策を維持していますので、まだまだ円安の流れは続きそうな予感がします。

さて、今週発表された経済指標や要人発言が今後の値動きにどのような影響を及ぼすことになりそうなのか。その辺りは、テクニカル分析を通して予想してみましょう。

FX基礎知識

FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。

ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。

私たち個人投資家は、生活を豊かにするためのお金が欲しいのであって、経済のプロになりたいわけではないという方が大半かと思いますので、大まかな状況が分かれば十分です。

今週の相場予想とトレード戦略振り返り

さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後はテクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りたいと思います。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

今週は予想レンジ「130.8円〜138.4円」、買いレンジ「130.8円〜132.5円」に設定。できるだけ円高方向に引きつけてから買い下がる戦略としていました。

結果としては、週初はFOMCを控える中、緩やかに下値を切り上げる展開で15日には135.5円台まで円安が進みましたが、FOMC発表・スイス国立銀行の発表後には円買いが優勢となりました。特にスイス国立銀行の発表後には131.4円台まで円高が急進する結果となりました。まさに絶好の買い場となりましたね。

17日には日銀の金融政策スタンスに変更がなかったことから、円売りが再燃している状況です。

来週はこのまま円安が続くのかがポイントになりそうですね。その辺りは次の章で戦略を考えていきましょう。

なお、具体的なトレード戦略は日々の値動きに合わせて調整を行っています。日々のトレード戦略はnoteにて公開していますので、よろしければご覧ください。

日々のトレード戦略情報はコチラ

来週のドル円相場予想&トレード戦略構築

では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。ちなみに私は中長期相場予想には"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸テクニカルとして使用しています。

長期相場予想「円安」

「P&F0.5チャート」powered by TradingView

上記の画像はP&F0.5チャートです。私の場合、長期相場予想にはP&F0.5を主に使用しています。

P&F0.5チャートでは引き続き円安シグナル点灯中です。円安ターゲットは138円台と考えられます。シグナルが出た当初はターゲットまで遠いと思っていましたが、すでに134円台まで円安が進んでいますので、現実的なターゲットとも言えそうです。

また、132.5円で折り返していますので、次に割り込むと円高シグナルが点灯しますので、サポートとして機能することが期待されます。

また、ファンダメンタル的にも日銀とFRBの金融政策スタンスの差から生じる円売り・ドル買いの流れは変わらないものと見ていますので、超長期的な円安目線は維持で良いと考えています。

FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

中期相場予想「中立」

上記の画像はP&F0.2チャートです。私の場合、中期相場予想にはP&F0.2を主に使用しています。

P&F0.2チャートでは132.2円で折り返していますので、サポートになる可能性があります。現在は相場エネルギーの蓄積期間と想定しており、次に円安方向に動き出すには135.4円付近を突破する必要がありそうです。

ということは長期的には円安が進む可能性があるけれど、中期的には「132.2-135.4」で中立?と仮説を立てることができます。従って、来週はこのレンジを上抜けるか否かに注目しようとなるわけですね。(この通りになるかどうかはもちろんわかりません。あくまで戦略構築プロセスの説明だと捉えてください。)

短期相場予想「中立〜円安」

さて、中期的な相場予想まで立てたら、最後は短期相場予想を行いましょう。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

上記の画像は移動平均線&ボリンジャーバンドのチャートです。私の場合、短期相場予想には移動平均線(50,100,200)&ボリンジャーバンド(21)にMACDとRSIを組み合わせて使用しています。

来週の予想レンジを考えていくのですが、来週も円安の流れが続いた場合には138円乗せもありうる状況と考えられます。よって、中期予想で立てた「132.2円〜135.4円」を主軸とし、円安方向は長期予想の円安ターゲット138.4円まで拡張して考えようと思います。

よって、来週の予想レンジは「132.2円〜138.4円」とします。

来週のトレード戦略「買いポジションは保持。135.4円上抜けに注目」

まず来週は135.4円上抜けに注目するところから始まると想定しています。もしここを上抜けることができれば、138円台の円安ターゲットに一段と近づくと個人的には考えています。反対に132.2円を割り込んでしまった場合は、短期的な円高が進行する可能性があるので損切りして様子見しようと思います。

FX基礎知識

抵抗線を抜けた際の損切りは潔く

統計上、抵抗線を抜けた場合、逆方向の抵抗線になる可能性が高いです。

つまり、損切りをしないということは、損失拡大につながる可能性が高いというわけですね。抵抗線を抜けた際には、躊躇なく損切りしましょう。

以上、来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でした。Noteでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を紹介していますので、よろしければご覧いただけると嬉しいです。

来週の相場予想とトレード戦略まとめ

最後に来週の相場予想とトレード戦略をまとめます。

来週の相場予想とトレード戦略まとめ

【相場予想】
<長期相場予想>
・中立〜円安

<中期相場予想>
・中立

<短期相場予想>
中立〜円安


【トレード戦略】
今週の予想レンジ:132.2円〜138.4円 
新規売りレンジ:設定なし
新規買いレンジ:設定なし
買い保有レンジ:131.5円〜132.5円<相場予想概況>
長期円安目標138円乗せ狙い継続
買いポジション保持で様子見
円高方向は132.2円、円安方向は135.4円 

さいごに

FX裁量トレードでは長期間継続することが最も大切です。長期間継続することができればトレードスキルは自ずと身について来るからです。

私は平日毎朝、noteとPostPrimeでFXトレード戦略情報を無料で発信しています。儲かる保証などは到底できませんが、私のFXトレード戦略情報を読んでいただければ、FXで大損して即退場となるリスクは下げられると思っていますので、もしよろしければご覧ください。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴17年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。

あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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