週末の10分間FX「ドル円編」@週活FX_2022WEEK-22

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしていきます。

今週、FXで利益を出せた方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。

こんな人におすすめ
  • FXで利益が上げられない
  • 損切りができなくて困っている
  • FXで成功している人の秘訣を知りたい
目次

今週の振り返り<ファンダメンタル観点>

それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

まず初めに米ドル関連ニュースを日本経済新聞のNY市場記事からファンダメンタル観点で状況をおさらいしていきます。

5/23,24_ECBラガルド総裁「7月に利上げが可能」ドルは対ユーロで下落

ドルが対ユーロで下落し、対円でのドル売りに波及した面もあった。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が24日のブルームバーグテレビのインタビューで、中銀預金金利について「7~9月期の終わりまでにプラス圏に移行する可能性が高い」と述べたと伝わった。同氏は23日には「7月に利上げが可能になる」との見通しを示しており、ECBが金融政策の正常化を加速するとの観測が強まった。

5/25_ECBパネッタ専務理事「金融緩和は緩やかに解除」ドルは対ユーロで上昇

欧州中央銀行(ECB)のパネッタ専務理事が25日の講演で、金融緩和を緩やかに解除していくことの必要性を主張した。今週に入ってラガルドECB総裁が「7月に利上げが可能になる」との見解を示し、金融政策の正常化を加速するとの見方が強まっていた。パネッタ氏の発言で対ユーロでのドル買いが優勢になり、円に対してもドルが買われた。円は前日に対ドルで4月中旬以来の高値を付けており、持ち高調整の売りも出やすかった。

5/26_日銀黒田総裁発言「出口戦略遂行は十分可能」円高・ドル安進む

円は一時126円56銭近辺まで上昇した。黒田総裁は金融緩和からの出口戦略について「そのときの経済物価情勢に合わせて適切にやっていく」と述べた。さらに金融市場の安定を確保しつつ出口戦略を遂行することは「十分可能」との認識を示した。
黒田総裁は米連邦準備理事会(FRB)が進める利上げに関しては「日本から米国に資金が流れるので円安になるということでもない」といった考えを示した。一連の発言で急速に円高・ドル安が進んだ。朝方は前日の米国株高を受けて、円売り・ドル買いが優勢だった。9~17時の円の安値は127円58銭近辺で、値幅は1円02銭程度だった。

5/27_4月米個人消費支出物価指数「市場予想と一致で過度のインフレ懸念和らぐ」

午前中には一時、円買いが優勢になった。4月の米個人消費支出(PCE)物価指数で、変動の大きいエネルギー・食品を除くコア指数の前年同月比の上昇率が4.9%と3月(5.2%)から低下した。前月比では0.3%の上昇となり、市場予想と一致した。過度のインフレ懸念が和らぎ、米金融引き締めペースが鈍化する可能性が意識された。指標発表後に米長期金利が低下し、日米金利差縮小を背景とした円買いも入った。

今週は各中央銀行の要人発言や米個人消費支出(PCE)物価指数などによる影響を受けたドル相場でしたが、週後半に株式市場が堅調に推移した結果、横ばいの展開になったとの見方もあるようです。

当面の間は、世界の投資家の注目がインフレ長期化&利上げによる実体経済への影響に集まると思います。一方で、ブルームバーグの記事によれば、物品需要の減少がインフレ率の押し下げに役立つとの見方が紹介されています。実体経済の停滞がインフレ率の押し下げにつながるのか、今後注目していきましょう。

さて、今週発表された経済指標や要人発言が今後の値動きにどのように影響を及ぼすことになりそうなのか。その辺りは、テクニカル分析を通して一緒に予想してみましょう。

FX基礎知識

FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。
ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。

今週の相場予想とトレード戦略振り返り

さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後は、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りたいと思います。

今週の相場予想とトレード戦略(まとめ)

【相場予想】
<中期相場予想>
・横ばいor円高

<短期相場予想>
・円高


【トレード戦略】
<メインシナリオ>
予想レンジ:126.6円〜129.4円

新規売りレンジ:設定なし
新規買いレンジ:126.6円〜127.0円

売り保有レンジ:129円〜129.5円
買い保有レンジ:127.1円〜127.5円

売り決済レンジ:127.5円〜126.6円

売りポジションは127.5円から126.6円で段階的に利確 
新規買いは126.6円まで継続


<サブシナリオ①>
126円下抜けなら、買いポジションを損切りして様子見

<サブシナリオ②>
131円上抜けなら、売りポジションを損切りして様子見

今週のトレード戦略の詳細は、以下の記事を参照ください。

さて、今週は129円台の売りポジションは127.5-126.6円での利確を狙いつつ、段階的に買い下がる戦略でスタートしましたね。そして、結果としては以下のチャートの通り一時126.3円台まで円高が進みましたので、売りポジションは全て利確完了となり、反対に買いポジションを構築できている状況です。私のアイデアを参考に売りトレードできた方は、利益が出ているかと思います。おめでとうございます。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

現在保有している買いポジションをどう扱っていくのかが、来週のポイントになりそうですね。その辺りは次の章で戦略を考えていきましょう。

なお、トレード戦略は日々の値動きに合わせて調整を行っています。日々のトレード戦略はnoteにて公開していますので、よろしければご覧ください。

日々のトレード戦略情報はコチラ

来週のドル円相場予想&トレード戦略構築

では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私は中期相場予想用に"P&F(ポイント&フィギュア)"を使用しています。

中期相場予想「横ばいor円高」

以下の画像が現在のP&F0.2の状況です。上が自作のP&F、下がTradingViewで自動作成したものです。

現状としては126円台の利確目標に到達しているので円高圧力は一定程度解消されたと思っていますので、円安トレンド再開となれば良いのですが、ちょっと気になるのはP&F0.5チャートです。

私の場合、ドル円のP&F0.5チャートはボラティリティの高い時にのみ使用していますが、現在売りシグナルが出ている状況で、円高の到達目標は123円台です。従って、現在の見方としては126円台のサポートを割り込むと、最大で123円まで円高が進むと予想することができそうです。

なお、日銀とFRBの金融政策スタンスの差から生じる円売り・ドル買いの流れは変わらないものと見ていますので、超長期的な円安目線は維持で良いと考えています。

短期相場予想「横ばいだが懸念点あり」

さて、中期的な相場予想を立てたら、次は短期相場予想を行いましょう。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

現在のところは今週と同じ横ばいの展開を想定しています。予想レンジは「126.6円〜129.4円」です。

しかし日足チャートを見てみると、最も注目したいポイントは126円台半ばにある50MAです。この50MAを割り込むと円高方向に大きく崩れる可能性があると考えています。

もしそうなった場合には、前述の通り123円台突入が見えてきますので、来週は常に注目しておきたいです。

来週のトレード戦略「買いポジション保持で様子見。50MA割れなら損切り」

ドル円は買いポジション保持のまま128円台での利確を目指しますが、日足50MAを割り込むようなら損切りします。そして、リスクリワードの良い状況であれば、売りトレードを行う予定です。

以上、来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でした。Noteでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を紹介していますので、よろしければご覧いただけると嬉しいです。

FX基礎知識

抵抗線を抜けた際の損切りは潔く

統計上、抵抗線を抜けた場合、逆方向の抵抗線になる可能性が比較的高いです。

つまり、損切りをしないということは、損失拡大につながる可能性が高いというわけですね。抵抗線を抜けた際には、躊躇なく損切りしましょう。

来週の相場予想とトレード戦略まとめ

最後に来週の相場予想とトレード戦略をまとめます。

来週の相場予想とトレード戦略まとめ

【相場予想】
<中期相場予想>
・横ばいor円高

<短期相場予想>
・円高だが懸念点あり


【トレード戦略】
<メインシナリオ>
今週の予想レンジ:126.6円〜129.4円 
新規売りレンジ:129.7円〜128.8円
新規買いレンジ:設定なし

買い保有レンジ:126.6円〜127.5円
買い決済レンジ:128.8円〜129.4円

<相場予想概況>
126円台到達で短期的な円高圧力緩和
128円台への反発を期待したいが、
126円割れなら123円台まで円高進展を警戒 

さいごに

FX裁量トレードでは長期間継続することが最も大切です。長期間継続することができればトレードスキルは自ずと身について来るからです。

私は平日毎朝、noteとPostPrimeでFXトレード戦略情報を無料で発信しています。儲かる保証などは到底できませんが、私のFXトレード戦略情報を読んでいただければ、FXで大損して即退場となるリスクは下げられると思っていますので、もしよろしければご覧ください。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴17年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。

あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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