週末の10分間FX「ドル円編」@週活FX_2022WEEK-19

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私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

今週、FXで利益を出せた方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。

こんな人におすすめ
  • FXで利益が上げられない
  • 損切りができなくて困っている
  • FXで成功している人の秘訣を知りたい
目次

今週の振り返り<ファンダメンタル観点>

それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

まず初めに米ドル関連ニュースを日本経済新聞のNY市場記事からファンダメンタル観点で状況をおさらいしていきます。

5/4_FOMC発表後パウエル議長会見「米利上げ幅の拡大観測が後退」

FRBはFOMCで通常の2倍となる0.5%の利上げと6月からの保有資産の縮小開始を決めた。パウエル議長は記者会見で「今後2回の会合で0.5%の利上げを検討する」としつつ「0.75%の利上げを委員会は積極的には考えていない」と述べた。金利先物市場で織り込まれていた6月会合での0.75%の利上げ観測が後退した。

5/5_米各種経済指標「高インフレが続くとの見方強まる」

米長期金利は一時前日比0.17%高い3.10%と2018年11月以来の高水準を付けた。5日は高インフレが続くとの見方を強める材料が多かった。22年1~3月期の米労働生産性指数(速報値)は前期比年率7.5%低下し、低下率は1947年以来の大きさとなった。一方、賃金指標となる単位労働コストは11.6%の大きな伸びだった。原油高もインフレ懸念につながった。

5/6_米雇用統計「労働市場の逼迫によるインフレ懸念強まる」

雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比42万8000人増と市場予想(40万人増)を上回った。平均時給は前年同月比5.5%増と高い伸びが続き、インフレ率が高止まりするとの見方が強まった。米連邦準備理事会(FRB)が積極的な金融引き締めを続けるとの見方から米長期金利は3.14%と2018年11月以来の水準に上昇。日米金利差の拡大観測から円売りが強まった。

今週は注目のFOMCがありましたね。利上げ幅は予想通り0.5%となりましたが、FRB議長が発表後の会見で「0.75%の利上げを委員会は積極的には考えていない」と述べたことで、利上げ幅が拡大するとの見方が後退し、円買い・ドル売りが一時優勢となりました。

しかし、その後発表された雇用統計をはじめとする各種経済指標が軒並み高インフレが続くとの見方を強める結果であったことから、週後半は再び円売り・ドル買いが優勢となったようです。

この流れは一体いつまで、どこまで続くのか。その辺りはこの後のテクニカル分析を通して一緒に予想してみましょう。

FX基礎知識

FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。「円売りが当面続く」といった簡単な記録でも構いません。
ただ、経済情報は無数にありますので、収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度に続けてみてください。

今週の相場予想とトレード戦略振り返り

さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後は、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りたいと思います。

今週の相場予想とトレード戦略

【相場予想】
<中期相場予想>
・横ばいor円高

<短期相場予想>
・横ばい


【トレード戦略】
<メインシナリオ>
予想レンジは「127.2円〜131.4円」

買いレンジ「127.2円〜127.8円」
ただし、ポジション量は控えめ
<サブシナリオ①>
127.2円下抜けなら、損切りして様子見

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

今週は127.8円〜127.2円付近をサポートラインと想定して買う戦略でスタートしました。しかし、結果的にはFOMC発表後の米利上げ幅の拡大観測が後退した場面での128.6円台が円高の限界。127円台突入はならず、ノートレードに終わっています。

なお、現在は中期円安目標到達後の横ばいもしくは短期的な円高場面の時期と考えておりますので、無理にトレードする必要はないと思っていますので、ノートレードの状況は特に問題はないと思っています。

なお、日々のトレード戦略については、noteにて公開しています。

日々のトレード戦略情報はコチラ

来週のドル円相場予想&トレード戦略構築

では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私は中期相場予想用に"P&F(ポイント&フィギュア)"を使用しています。

中期相場予想「横ばいor円高」

以下の画像が現在のP&F0.2の状況です。上が自作のP&F、下がTradingViewで自動作成したものです。

現在、中期の円安目標130.5円に到達した後ですので、引き続き横ばいか円高の展開となることをメインに考えていきたいです。一方で、現在は売り転換の判断位置が129.2円付近に変化したことに着目したいです。来週は129.2円をサポートラインと想定した戦略が構築できそうです。

短期相場予想「横ばい」

さて、中期的な相場予想を立てたら、次は短期相場予想を行いましょう。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

来週の予想レンジは「129.2円〜131.4円」とします。また、129円台前半がサポートラインになることを期待したトレード戦略で行きたいと思います。

トレード戦略「129円台に買いレンジを設定」

ドル円はP&F0.2チャートにおいて、売り転換位置が変更になったことを受け、予想レンジの下限に買いレンジ「129.5円〜129.2円を設定して臨みたいと思います。

来週のトレード戦略「129.5円〜129.2円台を段階的に買い下がる」

以上、来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でした。Noteでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を紹介していますので、よろしければご覧いただけると嬉しいです。

FX基礎知識

抵抗線を抜けた際の損切りは潔く

統計上、抵抗線を抜けた場合、逆方向の抵抗線になる可能性が比較的高いです。

つまり、損切りをしないということは、損失拡大につながる可能性が高いというわけですね。抵抗線を抜けた際には、躊躇なく損切りしましょう。

来週の相場予想とトレード戦略まとめ

最後に来週の相場予想とトレード戦略をまとめます。

来週の相場予想とトレード戦略まとめ

【相場予想】
<中期相場予想>
・横ばいor円高

<短期相場予想>
・横ばい


【トレード戦略】
<メインシナリオ>
予想レンジは「129.2円〜131.4円」

買いレンジ「129.5円〜129.2円台」
<サブシナリオ①>
127.9円下抜けなら、損切りして様子見

(P&Fチャート的には126円台突入を警戒)

さいごに

FX裁量トレードでは長期間継続することが最も大切です。長期間継続することができればトレードスキルは自ずと身について来るからです。

私は平日毎朝、noteとPostPrimeでFXトレード戦略情報を無料で発信しています。儲かる保証などは到底できませんが、私のFXトレード戦略情報を読んでいただければ、FXで大損して即退場となるリスクは下げられると思っていますので、もしよろしければご覧ください。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴17年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。

あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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