おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!
本記事では、ドル円を対象としてP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を紹介しています。
この記事を平日の朝5分間ご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。
また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法やマインドは、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?
本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」
まずは市場の注目トピックを日本経済新聞の記事で理解していきましょう。
現在の最注目トピック |
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日米金利差 ・FRB「年内のFOMCは残り1回!12月の利下げ有無に注目」 ・日銀「今後の利上げペースは?」 |
5日朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は22万4000件と前の週から増加し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(21万5000件)を上回った。市場では「4日発表の米経済指標もさえない内容となり、米連邦準備理事会(FRB)が12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに動きやすくなった」(邦銀の為替ディーラー)との指摘があった。
日銀の中村豊明審議委員が5日の記者会見で「利上げに反対しているわけではない」と述べた。12月の金融政策決定会合については「データをみながら判断する」との考えを示した。日銀が追加利上げをする可能性が意識されていることは円相場を支えた。
6日朝には11月の米雇用統計の発表を控えている。FRBの利下げペースを探る上で内容を見極めたいとの雰囲気もあった。ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想では非農業部門の雇用者数は前月比21万4000人増と、大型ハリケーンやストライキの影響を受けた10月(1万2000人増)から改善すると見込まれている。
日本経済新聞 為替概況より
日本経済新聞の記事によりますと、日銀の中村豊明審議委員が5日の記者会見で、次回会合での追加利上げをする可能性が意識されていることを示唆したことで円が買われる場面があったようです。
また、今夜発表の米雇用統計を前にして様子見姿勢の雰囲気もあったとのことです。
前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。
FRB金融政策
現在、市場参加者の注目は今後のFOMCでの利下げペースとなっています。CMEのFedWatchツールによると、本記事作成時点における次回利下げ時期は、12月が優勢で利下げ幅は0.25%が"70.1%"、据え置き予想が"29.9%"で、0.25%利下げ予想優勢の状況が続いていますね。
今週の注目経済指標・イベント
今週の注目経済指標を選定しました。今週は注目度の高い経済指標や要人発言が多数予定されています。
本日は、いよいよ米雇用統計が発表されますので、チェック必須です。
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
---|---|---|---|
12/2(月) | 24:00 | (米)11月ISM製造業景況指数 | 47.6 |
12/3(火) | 23:00 | (米)10月雇用動態調査(JOLTS)求人件数 | 751.0万件 |
12/4(水) | 22:15 | (米)11月ADP雇用統計(前月比) | 16.5万人 |
24:00 | (米)11月ISM非製造業景況指数(総合) | 55.5 | |
27:45 | (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 | ー | |
28:00 | (米)米地区連銀経済報告(ベージュブック) | ー | |
12/6(金) | 22:30 | (米)11月非農業部門雇用者数変化(前月比) | 20.0万人 |
22:30 | (米)11月失業率 | 4.2% | |
22:30 | (米)11月平均時給(前月比) | 0.3% | |
22:30 | (米)11月平均時給(前年同月比) | 3.9% |
また、今は投資家の注目が米経済の行方に集まっていますので、上表には載せていない経済指標でも結果によっては大きく変動する可能性がありますので、気になる方は以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。
ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。
ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。
また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。
ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。
なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。
本日の相場概況把握「米長期金利編」
本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。
米長期金利
米長期金利のNY市場終値は、前日から変わらずの”4.18%”です。直近では日足50MAでサポートを割り込んできたようにも見えますね。もし、完全に下抜けた場合には、もう一段階低下する可能性もありそうですので、注目です。
それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。
本日の相場分析「テクニカル編」
ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。
相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、大きい枠から小さい枠へと捉える範囲を変えながら、順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育てなどと同じですね。
前日のトレード戦略
前日のトレード戦略は、こちらの記事をご覧ください。
前日の結果
前日のドル円はNY時間までは米雇用統計を前に149.6〜150.6円間で横ばいの展開。NY終値では150.1円付近での推移となっています。
短期・中期チャート分析のサポート水準が完全に的中してますね〜
さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。
私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。
長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」
P&F0.5チャートは前日の値動きによる変化点はありません。現在、水平カウンティングによる円高シグナルが点灯中で、シグナルに沿った展開になっていますね。
ただ、先日の円高進展場面において148.6円台まで到達しました。この水準は円高目標値圏内ですので、これをシグナル到達と見るか否かは判断が分かれそうです。上記チャート画像では目標値未到達としていますが、長期的な観点では10銭程度は誤差と言えることから、実戦では目標値到達と判断しても良いと個人的には思っています。
なお、ルールは曖昧にしたくないので、本記事においては目標値未到達として扱っております。
チャートの現況は下表の通りで、長期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | 円高 | 148.5-9円 | 156.0-4円 | ー |
垂直 | なし | ー |
中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」
P&F0.2チャートは前日の値動きによる変化点はありません。現在、次のシグナル点灯待ちです。
チャートの現況は下表の通りで、中期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | なし | ー | 155.2-3円 | 149.6-7円 |
垂直 | なし | ー |
短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」
P&F0.1チャートは前日の値動きにより、◯枠の折り返し列が形成されました。これにより、150.5円付近がレジスタンスになったと考えられます。
なお、現在も垂直カウンティングによる円高シグナルが点灯しており、目標値は147.3円付近です。
チャートの現況は下表の通りで、短期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。
シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
水平 | なし | ー | 150.5円 | 149.6円 |
垂直 | 円高 | 147.3円 |
本日のP&Fまとめ
本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。
チャート | シグナル | 点灯状況 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|---|
長期P&F | 水平 | 円高 | 148.5-9円 | 156.0-4円 | ー |
垂直 | なし | ー | |||
中期P&F | 水平 | なし | ー | 155.2-3円 | 149.6-7円 |
垂直 | なし | ー | |||
短期P&F | 水平 | なし | ー | 150.5円 | 149.6円 |
垂直 | なし | 円高 |
本日のトレード戦略構築
ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。
当日の戦略構築は、P&Fを軸に考えます。ただ、P&Fにレジサポがない場合などは”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”も参照して、戦略を検討しています。
本日の注目ポイント
現在、長期チャートでは水平Cによる円高シグナルが点灯中、短期チャートでは垂直Cによる円高シグナルが点灯しています。また、短期チャートにおいては、レジスタンスが150.5円付近に更新されています。
よって、本日の目線は円高方向とします。理想的にはまず横ばいの展開を挟んで欲しいのですが、短期チャートでも円高シグナルが点灯していることから、このまま円高が進むシナリオも想定したいです。
本日の具体的な注目ポイントは、下表の通りです。
レート | 根拠 |
---|---|
156.0-4円 | 長期P&Fレジスタンス |
155.2-3円 | 中期P&Fレジスタンス |
150.5円 | 短期P&Fレジスタンス |
レート | 根拠 |
---|---|
149.6-7円 | 中期サポート |
149.6円 | 短期サポート |
148.5-9円 | 中期P&F円高目標値 |
147.3円 | 短期P&F円高目標値 |
本日のトレード戦略
現在、151.1円で売りポジションを保有しています。
この先、150.5円付近のレジスタンスをNY終値基準で上抜けてしまった場合にはドテンします。
注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です。記載と同じトレードを推奨する意図は含んでいません。
(PR)FXスイングトレード向けおすすめ会社紹介
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FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。
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しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。
状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。
私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。
FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。
え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?
- 注文するレートを間違えて約定しなかった
- 有効期限を間違えて失効していた
私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・
こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。
そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。
私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。
以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。
本日は、以上となります。
【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!
P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。
(補足)P&Fチャートって何?
P&Fチャートって何?
日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。
P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。
つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。
もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?
P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。
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- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。
(補足)記事の趣旨
私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。
この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。
FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。
【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
→有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
→損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
・平日朝の記事更新
→サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示
→予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
→トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。
<その2>
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感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。私が答えられる内容であれば、優先的に取り上げさせていただきます。
それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。
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