朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2024/12/4

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おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!

記事紹介

本記事では、ドル円を対象としてP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を紹介しています。
この記事を平日の朝5分間ご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。
また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法やマインドは、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは市場の注目トピックを日本経済新聞の記事で理解していきましょう。

現在の最注目トピック
日米金利差
・FRB「年内のFOMCは残り1回!12月の利下げ有無に注目」
・日銀「今後の利上げペースは?」

尹氏は韓国時間3日夜に非常戒厳を宣言。市場では「不意打ちを食らった。不確実性から(相対的に低リスク通貨とされる)円に買いが膨らんだ」(フォレックス・ライブのアダム・バトン氏)との声が聞かれた。もっとも、4日未明には宣言を解除する方針を発表し、その後国務会議(閣議)で戒厳令が解除されると、円買いの勢いは落ち着いた。

米国時間3日発表の10月の米雇用動態調査(JOLTS)で非農業部門の求人件数は774万4000件と、QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(746万5000件)以上だった。9月(737万2000件)も上回り、週内発表のほかの米雇用指標も労働市場の底堅さを示すとの見方から円売り・ドル買いが出た。

トランプ次期米大統領が2日夜に日本製鉄によるUSスチール買収を阻止する意向を改めて示した。次期政権による減税や貿易政策がドル高につながるとの見方も引き続き円相場の重荷となった。

日本経済新聞 為替概況より

日本経済新聞の記事によりますと、韓国尹大統領が非常戒厳を宣言したことで、円買いが進展する場面があったとのことです。

なお、昨日注目していた10月の米雇用動態調査(JOLTS)は市場予想を上回る内容となったことで、米雇用統計等も底堅さを示す結果になると見越した円売りが出たようです。

前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。

FRB金融政策

現在、市場参加者の注目は今後のFOMCでの利下げペースとなっていますが、CMEのFedWatchツールによると、本記事作成時点における次回利下げ時期は、12月が優勢で利下げ幅は0.25%が"70.3%"、据え置き予想が"29.7%"となっています。0.25%利下げ予想優勢の状況が続いていますね。


今週の注目経済指標・イベント

今週の注目経済指標を選定しました。今週は注目度の高い経済指標や要人発言が多数予定されています。

本日は11月ADP雇用統計(前月比)や11月ISM非製造業景況指数(総合)、パウエル議長発言に注目しましょう。

スクロールできます
日付時間経済指標・イベント予想
12/2(月)24:00(米)11月ISM製造業景況指数47.6
12/3(火)23:00(米)10月雇用動態調査(JOLTS)求人件数751.0万件
12/4(水)22:15(米)11月ADP雇用統計(前月比)16.5万人
24:00(米)11月ISM非製造業景況指数(総合)55.5
27:45(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
28:00(米)米地区連銀経済報告(ベージュブック)
12/6(金)22:30(米)11月非農業部門雇用者数変化(前月比)20.0万人
22:30(米)11月失業率4.2%
22:30(米)11月平均時給(前月比)0.3%
22:30(米)11月平均時給(前年同月比)3.9%
主な日米経済指標カレンダー

また、今は投資家の注目が米経済の行方に集まっていますので、上表には載せていない経済指標でも結果によっては大きく変動する可能性がありますので、気になる方は以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。

また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。

ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。

なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。

本日の相場概況把握「米長期金利編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利:週足チャート
米長期金利:日足チャート

米長期金利のNY市場終値は、前日比+0.04%の”4.23%”です。これまでサポートを形成できるかに注目していましたが、直近では日足50MAでサポートされているようにも見えますね。この後、日足50MAでのサポートを受けて本格的に反発する動きとなるかに注目です。


それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。

ワンポイントアドバイス

相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、大きい枠から小さい枠へと捉える範囲を変えながら、順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育てなどと同じですね。

前日のトレード戦略

前日のトレード戦略は、こちらの記事をご覧ください。

前日の結果

前日のドル円は欧州時間までは戻りを試す展開でしたが、韓国の非常戒厳を受けて円買いが進み、一時148.6円台まで円高となりました。その後、戒厳令が解除されると、円買いは落ち着き、NY終値では149.5円付近での推移となっています。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。


私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」

P&F0.5チャート

P&F0.5チャートは前日の値動きによる変化点はありません。現在、水平カウンティングによる円高シグナルが点灯中で、シグナルに沿った展開になっていますね。

ただ、昨日の円高進展場面において、148.6円台に到達しました。同水準は円高目標値圏内ですので、これをシグナル到達と見るか否かは判断が分かれそうです。上記チャート画像では目標値未到達としていますが、すでに多くの利益が出ていることや、長期的な観点では10銭程度は誤差と言えることから、実戦では目標値到達と判断しても良いと個人的には思っています。

チャートの現況は下表の通りで、長期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
水平円高148.5-9円156.0-4円
垂直なし
長期P&F分析状況まとめ

中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」

P&F0.2チャート

P&F0.2チャートは前日の値動きによる変化点はありません。

チャートの現況は下表の通りで、中期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
水平なし155.2-3円
垂直なし
中期P&F分析状況まとめ

短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」

P&F0.1チャート

P&F0.1チャートは前日の値動きによる変化点はありません。現在、垂直カウンティングによる円高シグナルが点灯しており、目標値は147.3円付近です。

チャートの現況は下表の通りで、短期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
水平なし155.3円
垂直円高147.3円
短期P&F分析状況まとめ

本日のP&Fまとめ

本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。

スクロールできます
チャートシグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
長期P&F水平円高148.5-9円156.0-4円
垂直なし
中期P&F水平なし155.2-3円
垂直なし
短期P&F水平なし147.3円
垂直なし円高
P&F分析結果まとめ

本日のトレード戦略構築

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。

参考情報

当日の戦略構築は、P&Fを軸に考えます。ただ、P&Fにレジサポがない場合などは”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”も参照して、戦略を検討しています。

本日の注目ポイント

現在、長期チャートでは水平Cによる円高シグナルが点灯中、短期チャートでは垂直Cによる円高シグナルが点灯しています。

よって、本日の目線は円高方向とします。理想的にはまず横ばいの展開を挟んで欲しいのですが、短期チャートでも円高シグナルが点灯していることから、このまま円高が進むシナリオも想定したいです。

本日の具体的な注目ポイントは、下表の通りです。

レート根拠
156.0-4円長期P&Fレジスタンス
155.2-3円中期P&Fレジスタンス
151.5円短期P&Fレジスタンス
円安方向注目ポイント
レート根拠
148.5-9円中期P&F円高目標値
147.3円短期P&F円高目標値
円高方向注目ポイント
吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

本日のトレード戦略

現在ノーポジションです。

本日も151.1円付近まで戻りがあれば、短期チャートのシグナルを根拠にして、売り建てしようと個人的には考えていますが、その展開にはならなさそうですね。ただ、今は無理に取りに行く場面ではないかなと考えていますので、静観です。

注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です記載と同じトレードを推奨する意図は含んでいません。

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「FXトレードはどこの会社でも同じでしょ?」なんて思っていませんか?

私はトレードで成功したければ、FX会社選びは超重要だと考えています。私はFX会社を変更したことで、急に成績が悪化したことが過去に何回もありました。

そして、私がFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、FX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。

FX会社選び重要ポイント①「約定能力の高さ」

FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。

私は記事の中で、トレードの際には必ず逆指値を注文するようにお伝えしていますが、その理由は逆指値注文が自分の許容損失額を守る最後の砦だからです。

しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。

状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。

私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。

FX会社選び重要ポイント②「取引ツールの完成度」

FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。

え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?

  • 注文するレートを間違えて約定しなかった
  • 有効期限を間違えて失効していた

私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・

こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。

そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。

私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。

以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。

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本日は、以上となります。

【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
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・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
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※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
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・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
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日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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