おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!
本記事では、ドル円を対象としてP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を紹介しています。
この記事を平日の朝5分間ご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。
また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法やマインドは、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?
本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」
まずは市場の注目トピックを日本経済新聞の記事で理解していきましょう。
現在の最注目トピック |
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日米金利差 ・FRB「年内のFOMCは残り2回!11月の利下げ幅と年内利下げ幅に注目」 ・日銀「ついに利上げ転換!今後の利上げペースは?」 |
トランプ氏の掲げる関税強化や移民対策がインフレ圧力を高めるとの見方から前週まで円売り・ドル買いが進んでいた後で、持ち高を調整する円買い・ドル売りが入りやすかった。市場では「米大統領選の開票が進みトランプ氏優勢と伝われば、ドルが買い直されるだろう」(邦銀の為替ディーラー)との指摘があった。
円相場は伸び悩む場面があった。米サプライマネジメント協会(ISM)が5日午前に発表した10月の非製造業(サービス業)景況感指数は56.0と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(53.7)を上回った。米景気の底堅さを示したことは円売り・ドル買いを誘った。
日本経済新聞 為替概況より
日本経済新聞の記事によりますと、米大統領戦でトランプ氏勝利を見込んだ円売りドル買いの持ち高調整の動きが継続したとのことです。また、ISM非製造業景況感指数が市場予想を上回ったことは円売り・ドル買いを誘ったとのことです。(チャートを見る限り、そのようには感じられませんが・・・)
前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。
FRB金融政策
市場参加者の注目は今後のFOMCでの利下げ幅となっていますが、CMEのFedWatchツールによると、本記事作成時点における次回利下げ時期は11月が優勢で、利下げ幅は0.25%が"97.8%"、据え置き予想が"2.2%"と、0.25%予想がほぼ確実視されているようですね。
なお、年末時点までの合計利下げ幅は0.5%との予想が最も多く"79.8%"となっています。再び0.5%予想の割合が高まっていますね。引き続き、今後の推移を注視していきましょう。
今週の注目経済指標・イベント
今週の注目経済指標を選定しました。今週は数は少ないですが、注目のFOMCがありますので要注目です。なお、本日は大統領選の投開票状況により、大きく動くかもしれませんね。
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
---|---|---|---|
11/5(火) | 24:00 | (米)10月ISM非製造業景況指数(総合) | 53.5 |
11/7(木) | 28:00 | (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 | 4.50-4.75% |
28:30 | (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見 | ー |
また、今は投資家の注目が米経済の行方に集まっていますので、上表には載せていない経済指標でも結果によっては大きく変動する可能性がありますので、気になる方は以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。
ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。
ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。
また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。
ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。
なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。
本日の相場概況把握「米長期金利編」
本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。
米長期金利
米長期金利のNY市場終値は、前日比-0.01%の”4.28%”です。先日、先週金曜日の大幅上昇分が帳消しになりましたが、大統領選を前にして目立った動きはなかったようですね。ただ現時点でテクニカル的には、かねてより注目していた上昇トレンドが再開されるのかに注目です。
それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。
本日の相場分析「テクニカル編」
ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。
相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育てなどと同じですね。
前日のトレード戦略
前日のトレード戦略は、こちらの記事をご覧ください。
前日の結果
前日のドル円は、東京時間終了後は円買い優勢の展開となり、一時151.3円台まで円高が進みました。NY終値では151.6円付近で推移しています。
現在も日足200MAでサポートを受けているようにも見えますが、P&Fの円高方向の注目ポイント「中期P&Fサポート”152.0-1円付近”、”短期P&Fサポート”151.9円付近”」をNY終値水準で割り込んできましたね。よって、戦略の見直しが必要そうです。
さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。
私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。
長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」
P&F0.5チャートは前日の値動きによる変化点はありません。現在は次のシグナル点灯待ちの状況です。
チャートの現況は下表の通りで、長期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。
シグナル | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | ー | 142.5-9円 |
中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」
P&F0.2チャートは前日の値動きにより、○枠が152.2円付近のサポートを下抜けてきました。これにより、水平カウンティングによる円高シグナルが点灯したと考えられます。円高目標値は149.8円付近です。
チャートの現況は下表の通りで、中期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。
シグナル | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
円高 | 149.8-9円 | 152.8-9円 | ー |
短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」
P&F0.1チャートも前日の値動きにより、○枠が152.1円付近のサポートを下抜けてきました。これにより、水平カウンティングによる円高シグナルが点灯したと考えられます。円高目標値は150.6円付近です。
これにより、垂直カウンティングによる円安シグナルは消滅となります。
チャートの現況は下表の通りで、短期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。
シグナル | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
円高 | 150.6円 | 152.9円 | ー |
本日のP&Fまとめ
本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。
チャート | シグナル | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
長期P&F | なし | ー | ー | 142.5-9円 |
中期P&F | 円高 | 149.8-9円 | 152.8-9円 | ー |
短期P&F | 円高 | 150.6円 | 152.9円 | ー |
本日のトレード戦略構築
ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。
当日の戦略構築は、P&Fを軸に考えます。ただ、P&Fにレジサポがない場合などは”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”も参照して、戦略を検討しています。
本日の注目ポイント
これまで短期チャートで垂直Cによる円安シグナルが点灯していましたが、こちらは消滅。新たに短期・中期P&Fで水平Cによる円高シグナルが点灯しました。
よって、本日の目線は円高方向とし、円買いの勢いが増す展開をテクニカル的には期待したいです。ただ、米大統領選日のシグナルということもあり、今回のシグナルをどの程度信用するかは、判断が分かれるところかなと思います。
本日の具体的な注目ポイントは、円安方向が中期P&Fレジスタンス”152.8-9円付近”、”短期P&Fレジスタンス”152.9円付近”、中期P&F前回サポート”152.2-3円付近”、”短期前回P&Fサポート”152.1円付近”、円高方向が短期P&F円高目標値”150.6円付近”、中期P&F円高目標値”149.8-9円付近”です。
本日のトレード戦略
本日シグナルが転換しましたので、これまで保持していた買いポジションは計画通りに損切りして、新たに152円台で段階的に売り指値を行いたいと思います。
ただ、前述の通り大統領選の結果次第では問答無用で円安方向に動くと思いますので、ポジション量は控えめにしようと思います。
注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です。記載と同じトレードを推奨する意図は含んでいません。
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私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。
以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。
本日は、以上となります。
【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!
P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。
(補足)P&Fチャートって何?
P&Fチャートって何?
日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。
P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。
つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。
もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?
P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。
ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?
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- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。
(補足)記事の趣旨
私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。
この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。
FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。
【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
→有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
→損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
・平日朝の記事更新
→サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示
→予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
→トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。
<その2>
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。
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