朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2024/11/1

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おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!

記事紹介

本記事では、ドル円を対象としてP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を紹介しています。
この記事を平日の朝5分間ご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。
また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法やマインドは、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは市場の注目トピックを日本経済新聞の記事で理解していきましょう。

現在の最注目トピック
日米金利差
・FRB「年内のFOMCは残り2回!11月の利下げ幅と年内利下げ幅に注目」
・日銀「ついに利上げ転換!今後の利上げペースは?」

10月31日の金融政策決定会合で日銀は政策金利の据え置きを決めた。会合後の記者会見で植田和男総裁が政策判断を巡り、これまでの「時間的な余裕がある」との表現を使わなかった。早期に追加利上げする可能性が意識され、引き締めに積極的なタカ派の姿勢を示したとの見方から、幅広い通貨に対して円が買われた。市場では、「日銀は一部で懸念されていたほど(引き締めに消極的な)ハト派的ではなかったようだ」(INGのクリス・ターナー氏)との見方があった。

31日発表の米指標は強弱入り交じる内容だった。9月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比の上昇率が2.1%と8月(2.3%)から鈍化し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想と一致した。一方、食品とエネルギーを除くコア指数の前月比の上昇率は0.3%と8月(0.2%)から加速した。前年同月比では2.7%上昇し、市場予想(2.6%)以上だった。

週間の新規失業保険申請件数は21万6000件と前の週から減り、市場予想(23万件)を下回った。半面、7〜9月期の雇用コスト指数は前期比0.8%上昇と、市場予想(0.9%上昇)以下だった。米経済の底堅さを意識した円売り・ドル買いが出る場面もあったが、円売りの勢いは限られた。11月1日発表の10月の米雇用統計を見極めたい雰囲気が強かった。

日本経済新聞 為替概況より

日本経済新聞の記事によりますと、植田日銀総裁の定例会見の内容が想定よりもハト派ではなかったと受け止められたことで円買い優勢となったようです。

前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。

FRB金融政策

市場参加者の注目は今後のFOMCでの利下げ幅となっていますが、CMEのFedWatchツールによると、本記事作成時点における次回利下げ時期は11月が優勢で、利下げ幅は0.25%が"95.9%"、据え置き予想が"4.1%"と、0.25%予想が若干増加していますね。

なお、年末時点までの合計利下げ幅は0.5%との予想が最も多く"71.1%"となっています。再び0.5%予想の割合が高まっていますね。引き続き、今後の推移を注視していきましょう。


今週の注目経済指標・イベント

今週の注目経済指標を選定しました。今週は週後半から日銀金融政策決定会合や米雇用統計など多くの注目イベント・指標がありますので要注目です。なお、今夜は米雇用統計が発表されますので要注目です。

スクロールできます
日付時間経済指標・イベント予想
10/30(水)21:15(米)10月ADP雇用統計(前月比)9.8万人
21:30(米)7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)3.0%
10/31(木)(日)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
(日)日銀展望レポート
15:30(日)植田和男日銀総裁、定例記者会見
21:30(米)9月個人所得(前月比)0.4%
21:30(米)9月個人消費支出(PCE)(前月比)0.4%
21:30(米)9月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)2.1%
21:30(米)9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)0.3%
21:30(米)9月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)2.6%
11/1(金)21:30(米)10月非農業部門雇用者数変化(前月比)10.8万人
21:30(米)10月失業率4.1%
21:30(米)10月平均時給(前月比)0.3%
21:30(米)10月平均時給(前年同月比)4.0%
23:00(米)10月ISM製造業景況指数47.6
主な日米経済指標カレンダー

また、今は投資家の注目が米経済の行方に集まっていますので、上表には載せていない経済指標でも結果によっては大きく変動する可能性がありますので、気になる方は以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。

また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。

ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。

なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。

本日の相場概況把握「米長期金利編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利:週足チャート
米長期金利:日足チャート

米長期金利のNY市場終値は、前日比-0.01%の”4.29%”です。昨日は反落しましたが、先週の値動きにより週足50MAでのレジスタンスを上抜けてきていますので、今後は上昇トレンドに移行するのかに注目しています。


それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。

ワンポイントアドバイス

相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育てなどと同じですね。

前日のトレード戦略

前日のトレード戦略は、こちらの記事をご覧ください。

前日の結果

昨日のドル円は、日銀金融政策決定会合の結果発表は、ほぼ無風だったものの、その後の植田総裁定例会見を受けて、151.9円台まで円高となりました。その後は153円付近まで反発する場面もありましたが、再び円買い優勢となりNY終値では152.0円付近で推移しています。

なお、昨日は円高方向の注目ポイント「中期P&Fサポート”152.0-1円付近”、”短期P&Fサポート”151.9円付近”」が的中しましたね。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。


私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」

P&F0.5チャート

P&F0.5チャートは前日の値動きによる変化点はありません。現在は次のシグナル点灯待ちの状況です。

チャートの現況は下表の通りで、長期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル目標値レジスタンスサポート
なし142.5-9円
長期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」

P&F0.2チャート

P&F0.2チャートは前日の値動きにより、◯枠の折り返し列が形成されました。これにより、153.4円付近がレジスタンスになったと見ることができます。

なお先日、レジスタンス152.6-7円を上抜けてきましたが、垂直カウンティングは行わない(連続同方向シグナル)こととしましたので、現在は次のシグナル点灯待ちの状況です。

チャートの現況は下表の通りで、中期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル目標値レジスタンスサポート
なし153.4-5円152.0-1円
中期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」

P&F0.1チャート

P&F0.1チャートも前日の値動きにより、◯枠の折り返し列が形成されました。これにより、153.4円付近がレジスタンスになったと見ることができます。

なお、現在も垂直カウンティングによるシグナルの点灯中ですので、目標値到達を期待したい状況は変わりません。

(一般的に垂直カウンティングは、水平カウンティングよりも到達確率が低いとされていますので、トレードの際は考慮したいです。)

チャートの現況は下表の通りで、短期的な観点では"円売りの展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル目標値レジスタンスサポート
なし153.4円151.9円
短期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のP&Fまとめ

本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。

スクロールできます
チャートシグナル目標値レジスタンスサポート
長期P&Fなし142.5-9円
中期P&Fなし153.4-5円152.0-1円
短期P&Fなし153.4円151.9円
P&F分析結果まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のトレード戦略構築

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。

参考情報

当日の戦略構築は、P&Fを軸に考えます。ただ、P&Fにレジサポがない場合などは”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”も参照して、戦略を検討しています。

本日の注目ポイント

現在、短期チャートで垂直Cによる円安シグナルが点灯中です。また、P&F上は153.4-5円付近にレジスタンスが形成されました。

よって、本日も目線は円安方向とし、円売りの勢いが増す展開をテクニカル的には期待したいです。

ただ現在、短中期サポート151.9-152.1円付近での攻防中ですので、同水準を維持できるかに注目です。もし、今回下抜けた場合には円高シグナルが点灯しますので、軽めの調整(円高)となることを想定したいです。

本日の具体的な注目ポイントは、円安方向が短期P&F円安目標値”154.6円付近”、中期P&Fレジスタンス”153.4-5円付近”、”短期P&Fレジスタンス”153.4円付近”、円高方向が中期P&Fサポート”152.0-1円付近”、”短期P&Fサポート”151.9円付近”です。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

本日のトレード戦略

149.2〜3円と148.6円〜148.3円で建てた買いポジションは、先日150.5〜9円で一部のポジションを残して利確完了しています。残した少量ポジションはこのまま154.6円まで到達した時用に保持しています。

また、昨日は152.1円-151.9円付近まで押し目がありましたので、買い増しを行いました。

ただ前述のとおり、もしシグナルが転換した場合にはドテンしようと個人的には思います。

注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です記載と同じトレードを推奨する意図は含んでいません。

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そして、私がFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、FX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。

FX会社選び重要ポイント①「約定能力の高さ」

FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。

私は記事の中で、トレードの際には必ず逆指値を注文するようにお伝えしていますが、その理由は逆指値注文が自分の許容損失額を守る最後の砦だからです。

しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。

状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。

私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。

FX会社選び重要ポイント②「取引ツールの完成度」

FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。

え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?

  • 注文するレートを間違えて約定しなかった
  • 有効期限を間違えて失効していた

私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・

こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。

そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。

私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。

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本日は、以上となります。

【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

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(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
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 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
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【お願い事項】
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日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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