朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2024/9/30

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おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!

記事紹介

本記事では、ドル円を対象としてP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を紹介しています。
この記事を平日の朝5分間ご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。
また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法やマインドは、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは市場の注目トピックを日本経済新聞の記事で理解していきましょう。

現在の最注目トピック
日米金利差
・FRB「9月は0.5%利下げ!FOMCは残り2回!年内利下げ幅は?」
・日銀「ついに利上げ転換!今後の利上げペースは?」

27日の東京市場では高市氏が新総裁に選ばれるとの見方から円は一時146円台半ばに下落した。その後、石破氏の勝利が伝わると巻き戻しの円買い・ドル売りが活発になった。ニューヨーク市場でもこの地合いを引き継ぎ、円は強含んだ。

バノック・バーン・グローバル・フォレックスのマーク・チャンドラー氏は27日の大幅な円高・ドル安について「短期筋が事前に売っていた円の買い戻しを迫られた結果だ」と指摘した。石破氏については「防衛政策が目立っており、これまでの政権と財政・経済政策がどう変化するのかについて市場が織り込もうとするのは時期尚早だ」との見方を示した。

27日発表の8月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で2.2%上昇し、伸び率はダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(2.3%)を下回った。インフレ鈍化の流れが続いていることを示し、米連邦準備理事会(FRB)が次回11月の会合で再び大幅利下げに動くとの見方がやや強まったのも円買い・ドル売りを誘った。

日本経済新聞 為替概況より

日本経済新聞の記事によりますと、高市氏が新総裁に選ばれるとの見方から円安が進んだものの、石破氏の逆転当選を受けて一気に円が買い戻されたとのこと。また、先週の最注目指標だった米個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で2.2%上昇し、伸び率はダウ・ジョーンズ通信が集計した市場予想(2.3%)を下回ったとのことで、FRBが次回11月の会合で再び大幅利下げに動くとの見方がやや強まったようです。

前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。

FRB金融政策

市場参加者の注目は今後のFOMCでの利下げ幅となっていますが、CMEのFedWatchツールによると、本記事作成時点における次回利下げ時期は11月が"100%"、そして利下げ幅は0.25%が"47.2%"、0.5%が"52.8%"となっています。日経新聞の記事の通り、0.50%の利下げ予想がやや優勢になっていますね。

また、年末時点までの合計利下げ幅は0.75%との予想が最も多く"49.8%"となっています。こちらも今後も推移を注視していきましょう。


今週の注目経済指標・イベント

今週の注目経済指標を選定しました。今夜はパウエル議長発言がありますので、発言内容に注目です。

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日付時間経済指標・イベント予想結果
9/30(月)26:55(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
10/1(火)23:00(米)9月ISM製造業景況指数47.7
23:00(米)8月雇用動態調査(JOLTS)求人件数769.3万件
10/2(水)21:15(米)9月ADP雇用統計(前月比)12.0万人
10/3(木)23:00(米)9月ISM非製造業景況指数(総合)51.5
10/4(金)21:30(米)9月非農業部門雇用者数変化(前月比)13.0万人
21:30(米)9月失業率4.2%
21:30(米)9月平均時給(前月比)0.3%
21:30(米)9月平均時給(前年同月比)3.7%
主な日米経済指標カレンダー

また、今は投資家の注目が米経済の行方に集まっていますので、上表には載せていない経済指標でも結果によっては大きく変動する可能性がありますので、以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。

また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。

ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。

なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。

本日の相場概況把握「米長期金利編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利:週足チャート
米長期金利:日足チャート

米長期金利のNY市場終値は、前日比-0.05%の”3.75%”です。平行チャネルを引いてみまたが、3.8%付近がレジスタンスになっているような動きにも見えますね。反対に、この先も上昇が続く場合は日足50MAを上抜けてくるのかに注目したいです。


それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。

ワンポイントアドバイス

相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育てなどと同じですね。

前日のトレード戦略

前日のトレード戦略は、こちらの記事をご覧ください。

前日の結果

先週金曜日は東京時間に高市氏が新総裁に選ばれるとの見方から一時146.5円付近まで円安が進む場面がありましたが、石破氏逆転当選の報道を受けて巻き戻しの円買い展開に。その後、米PCEの結果が市場予想を下回ったこともあり、円買いの流れは止まらず、ドル円はNY終値時点で142.2円台で引ける結果となりました。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。


私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」

P&F0.5チャート

P&F0.5チャートは、前日の値動きにより○枠の折り返し列が形成されました。これにより144.5円付近がレジスタンスになったものと見ることができます。なお、現在も垂直Cによる円高シグナルが点灯中で目標値に向かって推移しているとの認識です。

チャートの現況は下表の通りで、長期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。

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シグナル点灯目標値レジスタンスサポート
なし144.5-9円141.0-4円
長期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」

P&F0.2チャート

P&F0.2チャートは、水平Cによる円安シグナルの目標値"145.4円付近"に到達となりました!P&Fを参考にされた方はおめでとうございます。なお、前日の値動きにより○枠の折り返し列が形成されました。これにより144.8円付近がレジスタンスになったものと見ることができます。

チャートの現況は下表の通りで、中期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル点灯目標値レジスタンスサポート
なし144.8~9円140.8-9円
中期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」

P&F0.1チャート

P&F0.1チャートは、垂直Cによる円安シグナルの目標値"146.4円付近"に到達となりました!P&Fを参考にされた方はおめでとうございます。なお、目標値到達の直後に円高展開となり、○枠の折り返し列が形成され前回安値を下抜けました。これにより本来であれば円高シグナルが点灯する場面なのですが、今回はすでに目標値142.1円付近に到達していますので、目標値到達済みでシグナルは消滅したものと考えることができそうです。

チャートの現況は下表の通りで、短期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル点灯目標値レジスタンスサポート
なし144.8円
短期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のP&Fまとめ

本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。

スクロールできます
チャートシグナル目標値レジスタンスサポート
長期P&Fなし144.5-9円141.0-4円
中期P&Fなし144.8~9円140.8-9円
短期P&Fなし144.8円
P&F分析結果まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のトレード戦略構築

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。

参考情報

当日の戦略構築は、P&Fを軸に考えます。ただ、P&Fにレジサポがない場合などは”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”も参照して、戦略を検討しています。

本日の注目ポイント

現在、長期チャートで垂直Cによる円高シグナルが点灯中、中期チャートでは水平Cによる円安目標値到達済み、短期チャートでは垂直Cによる円安目標値到達済み、さらに新たに発生した円高シグナルの目標値にも同日中に到達済という状況となっています。

よって、テクニカル的には長期的な円高トレンドの中での短中期的な横ばいの展開が想定されます。

本日の具体的な注目ポイントは、円安方向が短期・中期P&Fレジスタンス”144.8-9円付近”、円高方向が短期・中期P&Fサポート”140.8円付近”です。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

本日のトレード戦略

143.1円付近での買いポジションは中期P&F円安目標値”145.4-5円付近”到達で利確完了しています。また、短期P&F垂直Cによる円安目標値”146.4円”到達を受けて、143.8円付近での買い指値はキャンセルしています。

本日は144円台後半までまで戻りがあれば、長期チャートのシグナルを根拠に売りで入ろうと思いますが、自民党総裁選直後ということもあり、やや難しい局面ですので、積極的にトレードする必要はないかなと思います。

注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です記載と同じトレードを推奨する意図は含んでいません。

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「FXトレードはどこの会社でも同じでしょ?」なんて思っていませんか?

私はトレードで成功したければ、FX会社選びは超重要だと考えています。私はFX会社を変更したことで、急に成績が悪化したことが過去に何回もありました。

そして、私がFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、FX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。

FX会社選び重要ポイント①「約定能力の高さ」

FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。

私は記事の中で、トレードの際には必ず逆指値を注文するようにお伝えしていますが、その理由は逆指値注文が自分の許容損失額を守る最後の砦だからです。

しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。

状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。

私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。

FX会社選び重要ポイント②「取引ツールの完成度」

FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。

え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?

  • 注文するレートを間違えて約定しなかった
  • 有効期限を間違えて失効していた

私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・

こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。

そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。

私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。

以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。

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本日は、以上となります。

【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
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・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
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※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
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・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
<その2>
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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