おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!
本記事では、ドル円を対象としてP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を紹介しています。
この記事を平日の朝5分間ご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。
また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法やマインドは、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?
本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」
まずは市場の注目トピックを日本経済新聞の記事で理解していきましょう。
現在の最注目トピック |
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日米金利差 ・FRB「9月0.5%利下げ!年内利下げ幅は?」 ・日銀「次回利上げはいつ?」 |
円相場はFOMCの結果発表後に140円台半ばまで上昇する場面があった。市場では利下げ幅が0.25%になるか0.5%になるかで見方が割れていたため、大幅利下げの決定を受けて円高・ドル安が加速した。米長期金利は水準を切り下げる場面があり、日米金利差の縮小を見込んだ円買い・ドル売りも入りやすかった。
もっとも、円は買い一巡後に142円台に再び下落した。FOMC後に公表された委員らの政策金利見通しでは、年内残り2回の会合で計0.5%の利下げ方針を示した。市場の一部ではより大幅な利下げがあるとの予想もあったため「投機筋が事前に形成した円買い・ドル売りポジションの解消に動いた」(邦銀の為替ディーラー)という。
FOMC後に記者会見したパウエル議長は、0.5%の利下げが「新しいペースだとみるべきではない」と話した。米経済は「良い状態だ」とも述べ、今後の利下げが緩やかになるとの見方が意識された。
日本経済新聞 為替概況より
日本経済新聞の記事によりますと、FRBが0.5%の大幅利下げを決定したことで、一時的には円買い優勢となったものの、FOMC後に公表された委員らの政策金利見通しでは、年内残り2回の会合で計0.5%の利下げ方針を示したことで、円売り優勢の展開になったとのことです。
前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。
FRB利下げ予想時期
CMEのFedWatchツールによると、本記事作成時点における次回利下げ時期は11月が"100%"、利下げ幅0.25%が"62.2%"、0.5%が"37.8%"となっています。現在0.25%の利下げ予想が優勢になっていますが、今後の推移に注目ですね。
また、市場参加者の注目は今後のFOMCでの利下げ幅となっていますが、年末時点までの合計利下げ幅は0.75%との予想が最も多く"47.8%"となっています。こちらも今後も推移を注視していきましょう。
今週の注目経済指標・イベント
今週の注目経済指標を選定しました。今週はまず9/17に米小売売上高数が発表されます。そして、翌日9/18はFOMCの結果発表があります。こちらが今週の再注目イベントですね。また、9/20には日銀金融決定会合の結果発表もあります。こちらも結果次第では大きく動く可能性がありますので、要注目です。
今夜は米国の大きな経済指標はありませんが、新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀景況指数などの発表があります。FOMCの結果発表後ということもあり、大きく変動する可能性がありますので、要注目です。
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
---|---|---|---|
9/17(火) | 21:30 | (米)8月小売売上高(前月比) | -0.2% |
21:30 | (米)8月小売売上高(除自動車)(前月比) | 0.2% | |
9/18(水) | 27:00 | (米)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表 | 5.00-5.25% |
27:30 | (米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見 | ー | |
9/20(金) | 8:30 | (日)8月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) | 3.0% |
8:30 | (日)8月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比) | 2.8% | |
8:30 | (日)8月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比) | 2.0% | |
ー | (日)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表 | 2.5% |
また、今は投資家の注目が米経済の行方に集まっていますので、上表には載せていない経済指標でも結果によっては大きく変動する可能性がありますので、以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。
ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。
ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。
また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。
ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。
なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。
本日の相場概況把握「米長期金利編」
本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。
米長期金利
米長期金利のNY市場終値は、前日比+0.06%の”3.71%”です。
現在、サポート候補の圏内での攻防中です。昨日の反発でなんとかサポートされているようにも見えます。ただ、もしここを下抜けると3.3%台が見えてきそうですので、今週のNY終値時点での週足チャート状況に注目です。
それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。
本日の相場分析「テクニカル編」
ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。
相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育てなどと同じですね。
前日のトレード戦略
前日は短期・中期・長期チャートともに垂直Cによる円高シグナルが点灯中でした。
そのため、円買い優勢の展開となることをメインシナリオとしました。
そして、直近の具体的な注目ポイントは、円安方向は短中期P&Fレジスタンス"143.0-1円付近"、円高方向は短期・中期P&Fサポート”140.7-9円付近”としました。
前日のトレード戦略の詳細は、こちらの記事をご覧ください。
前日の結果
昨日はFOMC直後に円買い優勢の展開となり、一時140.4円台まで円高となりましたが、その後は反発してNY終値では142.3円付近での推移です。
テクニカル的にはP&F短期・中期チャートのサポートが機能したとの認識です。
さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。
私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。
長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」
P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。よって、チャートの見方は変わりません。現在も垂直Cによる円高シグナル点灯中で目標値に向かって推移しているとの認識です。
チャートの現況は下表の通りで、長期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | 146.5~9円 | ー |
中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」
P&F0.2チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。よって、チャートの見方は変わりません。
なお、垂直Cによる円高シグナルは引き続き点灯中で、円高目標値は138.6円付近となっています。
チャートの現況は下表の通りで、中期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | 143.0-1円 | 140.8-9円 |
短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」
P&F0.1チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。よって、チャートの見方は変わりません。
なお、垂直カウンティングによる円高シグナルは点灯中で、目標値は138.6円付近となっています。
チャートの現況は下表の通りで、短期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | 143.1円 | 140.7円 |
本日のP&Fまとめ
本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。
チャート | シグナル | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
長期P&F | なし | ー | 149.0~4円 | ー |
中期P&F | なし | ー | 143.0-1円 | 140.8-9円 |
短期P&F | なし | ー | 143.1円 | 140.7円 |
本日のトレード戦略構築
ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。
当日の戦略構築は、P&Fを軸に考えます。ただ、P&Fにレジサポがない場合などは”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”も参照して、戦略を検討しています。
本日の注目ポイント
現在、短期・中期・長期チャートともに垂直Cによる円高シグナルが点灯中です。
よって、本日も円買い優勢の展開となることをメインシナリオとします。
本日の具体的な注目ポイントは、円安方向は短中期P&Fレジスタンス"143.0-1円付近"、円高方向は短期・中期P&Fサポート”140.7-9円付近”です。
円安方向は上記のサポートを上抜けてくるとシグナルが転換するため、要注目です。
本日のトレード戦略
本日も143.1円までは段階的に売り増しを行いたいと思います。142.3-4円での売りポジションは保持です。
ただ、前述の通り143.0-1円付近をNY終値レートで上抜けてきた場合は損切りしようと思います。
注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です。記載と同じトレードを推奨する意図は含んでいません。
(PR)FXスイングトレード向けおすすめ会社紹介
「FXトレードはどこの会社でも同じでしょ?」なんて思っていませんか?
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そして、私がFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、FX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。
FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。
私は記事の中で、トレードの際には必ず逆指値を注文するようにお伝えしていますが、その理由は逆指値注文が自分の許容損失額を守る最後の砦だからです。
しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。
状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。
私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。
FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。
え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?
- 注文するレートを間違えて約定しなかった
- 有効期限を間違えて失効していた
私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・
こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。
そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。
私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。
以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。
本日は、以上となります。
【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!
P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。
(補足)P&Fチャートって何?
P&Fチャートって何?
日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。
P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。
つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。
もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?
P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。
ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?
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- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。
(補足)記事の趣旨
私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。
この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。
FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。
【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
→有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
→損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
・平日朝の記事更新
→サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示
→予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
→トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。
<その2>
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<その3>
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。
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