おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!
はじめに |
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本記事では、国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を平日の朝に紹介しています。 毎朝5分間、この記事をご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法は、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。 FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか? |
本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」
まずは市場の注目トピックを日本経済新聞の記事で理解していきましょう。
現在の注目トピック |
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日米金利差 ・FRB利下げ「利下げ時期は?最短でも9月?」 ・日銀金融政策「緩和的政策はいつまで?」 |
ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は20日、物価上昇率がFRBのインフレ目標である2%に落ち着くまでは「1、2年かかる可能性がある」との見方を示した。フィラデルフィア連銀が同日発表した6月の製造業景況指数は前月から低下した。一方、個別項目では「支払価格」や「販売価格」の項目が前月から上昇。インフレの沈静化に時間がかかっているとして米国債に売りが出た。米長期金利が上昇し、日米金利差の拡大観測からも円売り・ドル買いが出た。
20日にはスイス国立銀行(中央銀行)が0.25%の利下げを発表。スイスフラン売り・ドル買いが進むと、対円など主要通貨に対してもドル買いが波及した。市場では「節目の160円を試している。21日発表の5月の日本の全国消費者物価指数(CPI)を前に、円買いの動きは控えられた」(フォレックス・ライブのアダム・バトン氏)との声も聞かれた。
日本経済新聞 為替概況より
日本経済新聞の記事によりますと、昨日は6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が前月から低下したことや、ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁が物価上昇率がFRBのインフレ目標である2%に落ち着くまでは「1、2年かかる可能性がある」との見方を示したことで、米長期金利が上昇し円売りドル買い優勢になったとのことです。
前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。
FRB利下げ予想時期
現在市場はFRBの利下げ時期に注目が集まっています。CMEのFedWatchツールによると、本記事作成時点におけるFRB利下げ時期は、7月が"10.3%"から"11.4%"へ増加、9月が"65.9%"から"63.7%"に減少しています。日経記事とは反対に7月予想がやや高まっていますね。
今週の注目経済指標・イベント
本日は、そこまで注目度の高い経済指標はありませんが、この後発表される国内の消費者物価指数には注目です。
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
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6/18(火) | 21:30 | (米)5月小売売上高(前月比) | 0.3% |
21:30 | (米)5月小売売上高(除自動車)(前月比) | 0.2% | |
6/19(水) | 08:50 | (日)日銀・金融政策決定会合議事要旨 | ー |
6/21(金) | 08:30 | (日)5月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比) | 2.9% |
08:30 | (日)5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比) | 2.6% | |
08:30 | (日)5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比) | 2.2% |
ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。
ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。
また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。
ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。
なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。
本日の相場概況把握「米長期金利編」
本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。
米長期金利
米長期金利はNY市場終値で前日比+0.05%の”4.26%”です。現在、週足50MA付近を終値ベースで割り込んでおり、下落トレンド入りを警戒しています。
この先は週足50MAがレジスタンスになるかに注目したいです。もし、レジスタンスになるようですと、ますます週足チャート100MAを目指す展開を想定したいです。
それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。
本日の相場分析「テクニカル編」
ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。
相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育て等と同じですね。
前日のトレード戦略
前日のトレード戦略の内容は、こちらの記事をご覧ください。
前日の主軸テクニカルP&Fは、中期チャートに加えて長期チャートでも円安シグナルが点灯しました。
そのため「「目線は円安方向とし、まずは中期チャートの円安目標に向けた展開」を想定していましたね。
具体的な注目ポイントは、円安方向が直近高値「158.2円付近」と中期P&F円安目標値「158.6-7円付近」で、円高方向が短期P&Fサポート「156.8円付近」、日足50MA「155.9円付近」、中期P&Fサポート「155.0円付近」としていました。
結果としては、欧州時間に158.2円付近のレジスタンスを上抜けると、徐々に円安優勢となりNY時間には中期チャートの目標値158.6-7円に到達。NY終値では158.9円付近で引けています。
なお、中期チャートのシグナルをトレード根拠にした買いポジションは全て利確完了です。私と同じくP&Fチャートを参考にされた方は、おめでとうございます!
さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。
私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。
長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」
P&F0.5チャートは、前日の値動きにより×枠が1枠増えていますが、チャートの見方は変わりません。
現況をまとめますと、水平Cによるシグナル点灯"円安"、円安目標値”165.0-4円”、サポート"155円台前半"となっており、長期的な観点では"円売り優勢の展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
円安 | 165.0~4円 | ー | 155.0~4円 |
中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」
P&F0.2チャートは、前日の値動きにより×枠が3枠増え、円安目標値に到達しました。よって、中期チャートは次回のシグナル点灯待ちとなります。
現況をまとめますと、シグナル点灯"なし”、サポート"155.0円付近"となっており、中期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | ー | 155.0~1円 |
短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」
P&F0.1チャートは、前日の値動きにより×枠が大幅に増えましたが、シグナル点灯待ちの状況に変わりありません。
よって、現況をまとめますと、シグナル点灯"なし"、サポート”156.8円付近”となっており、短期的な観点では”横ばいの展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | ー | 156.8円 |
本日のP&Fまとめ
本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。
チャート | シグナル | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
長期P&F | 円安 | 165.0~4円 | ー | 155.0~4円 |
中期P&F | なし | ー | ー | 155.0~1円 |
短期P&F | なし | ー | ー | 156.8円 |
本日のトレード戦略構築
ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。
当日の戦略構築は、P&Fに加えて”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”を補助的に参照しながら検討しています。
<相場の注目ポイント>
主軸テクニカルのP&Fは、長期チャートは円安シグナルが点灯中で、中期チャートは円安目標値に到達済みでした。
よって、本日は「目線は円安方向としつつも、いったんは円安の勢いが収まり、横ばいの展開」になること予想しています。
直近の注目ポイントは、円安方向が直近高値「160.2円付近」で、円高方向が中期P&F前回円安目標値「158.6-7円付近」、短期P&Fサポート「156.8円付近」です。
<トレード戦略>
155.9-8円台と156.5-4円台で建てていた買いポジションは昨日158.6-7円で全て利益確定しております。
今後は157円台後半まで押し目がくれば長期P&Fを根拠にした少量トレードを行うつもりでいます。
注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です。私と同じトレードを推奨する意図は含んでいません。
(PR)FXスイングトレード向けおすすめ会社紹介
「FXトレードはどこの会社でも同じでしょ?」なんて思っていませんか?
しかし、私の経験上ではトレードの成功とFX会社選びは密接に関係があると考えています。FX会社を変更したことで成績が悪化したことが過去に何回もありました。
私はFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、特にFX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。
FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。
私は記事の中で、トレードの際には必ず逆指値を注文するようにお伝えしていますが、その理由は逆指値注文が自分の許容損失額を守る最後の砦だからです。
しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。
状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。
私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。
FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。
え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?
- 注文するレートを間違えて約定しなかった
- 有効期限を間違えて失効していた
私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・
こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。
そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。
私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。
以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。
本日は、以上となります。
【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!
P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。
(補足)P&Fチャートって何?
P&Fチャートって何?
日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。
P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。
つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。
もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?
P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。
ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?
私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝公開しています。こちらは有料(月額500円)にはなってしまいますが、もしよろしければ購読を検討ください。
もし購読いただける場合は、PCから登録されることをおすすめします。モバイルの場合、apple社・google社の手数料が上乗せされてしまうので、ご注意ください。
- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。
(補足)記事の趣旨
私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。
この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。
FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。
【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
→有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
→損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
・平日朝の記事更新
→サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示
→予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
→トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。
<その2>
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。
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