朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2024/6/20

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おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!

本記事では、国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を平日の朝に紹介しています。

毎朝5分間、この記事をご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法は、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。

FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは市場の注目トピックを日本経済新聞の記事で理解していきましょう。なお昨日は米国市場が祝日で休場でしたので、ロンドン市場の概況を確認します。

現在の注目トピック
日米金利差
・FRB利下げ「利下げ時期は?最短でも9月?」
・日銀金融政策「緩和的政策はいつまで?」

欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会が19日、過剰な財政赤字を是正する手続きの対象にフランスやイタリアなど7カ国を挙げた。市場では財政問題に警戒感はあるものの、19日の公表内容については想定の範囲内だとの受け止めから、ユーロ相場に目立った反応は出ていない。

円は対ドルで小幅に上昇し、英国時間16時時点では1ドル=157円80〜90銭と前日の同時点と比べて10銭の円高・ドル安となっている。米利下げ観測と前日の米長期金利の低下を背景に、朝方は円買い・ドル売りが先行した。ただ商いは低調で、相場は徐々に膠着感を強めた。円は対ユーロでは小幅に下落し、1ユーロ=169円70〜80銭と同10銭の円安・ユーロ高で推移している。

英ポンドは対ドルで上昇し、1ポンド=1.2730〜40ドルと、同0.0050ドルのポンド高・ドル安となっている。19日発表の5月の英消費者物価指数(CPI)は前年同月比の上昇率が2.0%と2021年7月以来の低水準となった。一方でサービス価格の上昇率は市場予想を上回り、英イングランド銀行(中央銀行)が利下げを急がないとの見方がポンド買い・ドル売りを誘った。

日本経済新聞 為替概況より

日本経済新聞の記事によりますと、昨日のロンドン市場では英CPIの結果を受けて、英中央銀行が利下げを急がないとの思惑から、ポンド買い・ドル売りが出たとのことです。

前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。

FRB利下げ予想時期

現在市場はFRBの利下げ時期に注目が集まっています。CMEのFedWatchツールによると、本記事作成時点におけるFRB利下げ時期は、7月が"7.2%"から"10.3%"へ増加、9月が"69.3%"から"65.9%"に減少しています。7月予想がやや高まっていますね。


今週の注目経済指標・イベント

本日は、そこまで注目度の高い経済指標はありませんが、21時半に発表される新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀景況指数には注目です。

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日付時間経済指標・イベント予想
6/18(火)21:30(米)5月小売売上高(前月比)0.3%
21:30(米)5月小売売上高(除自動車)(前月比)0.2%
6/19(水)08:50(日)日銀・金融政策決定会合議事要旨
6/21(金)08:30(日)5月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)2.9%
08:30(日)5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)2.6%
08:30(日)5月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)2.2%
主な日米経済指標カレンダー
ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。

また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。

ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。

なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。

本日の相場概況把握「米長期金利編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利:週足チャート
米長期金利:日足チャート

米長期金利はNY市場終値で前日比-0.01%の”4.21%”です。現在、週足50MA付近を終値ベースで割り込んでおり、下落トレンド入りを警戒しています。

この先は週足50MAがレジスタンスになるかに注目したいです。もし、レジスタンスになるようですと、ますます週足チャート100MAを目指す展開を想定したいです。


それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。

ワンポイントアドバイス

相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育て等と同じですね。

前日のトレード戦略

前日のトレード戦略の内容は、こちらの記事をご覧ください。

前日の主軸テクニカルP&Fは、中期チャートで円安シグナルが点灯中でレジスタンスを上抜けていました。そのため「目線は円安方向とし、円安目標に向けた展開」を想定していましたね。

具体的な注目ポイントは、円安方向が直近高値「158.2円付近」と中期P&F円安目標値「158.6-7円付近」で、円高方向が中期P&Fサポート「155.0円付近」と短期P&Fサポート「156.8円付近」としていました。

結果としては、欧州時間に一時157.6円台まで円高が進む場面がありましたが、その後は反発。NY終値では158円に乗せて引けています。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。


私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」

P&F0.5チャート

P&F0.5チャートは、前日の値動きにより前回高値の枠を上抜けてきましたので、円安シグナルが点灯したと見ることができます。円安目標値は”165.0~4円”です。

現況をまとめますと、水平Cによるシグナル点灯"円安"、サポート"155円台前半"となっており、長期的な観点では"円売り優勢の展開"が想定されます。

以前から警戒していた通り、今回のシグナル点灯が新たな局面入りのサインとなるかに注目ですね。

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シグナル点灯目標値レジスタンスサポート
円安165.0~4円155.0~4円
長期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」

P&F0.2チャート

P&F0.2チャートは、前日の値動きにより×枠が1枠増えました。この先、円安目標値に向けた動きが加速することを期待できそうです。

現況をまとめますと、水平Cによる円安シグナルが点灯中で目標値"158.6円付近"、サポート"155.0円付近"となっており、中期的な観点では"円売り優勢の展開"が想定されます。

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シグナル点灯目標値レジスタンスサポート
円安158.6~7円155.0~1円
中期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」

P&F0.1チャート

P&F0.1チャートは、前日の値動きにより×枠が2枠増えましたが、シグナル点灯待ちの状況に変わりありません。

よって、現況をまとめますと、シグナル点灯"なし"、サポート”156.8円付近”となっており、短期的な観点では”横ばいの展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル点灯目標値レジスタンスサポート
なし156.8円
短期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のP&Fまとめ

本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。

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チャートシグナル目標値レジスタンスサポート
長期P&F円安165.0~4円155.0~4円
中期P&F円安158.6~7円155.0~1円
短期P&Fなし156.8円
P&F分析結果まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のトレード戦略構築

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。

参考情報

当日の戦略構築は、P&Fに加えて”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”を補助的に参照しながら検討しています。

<相場の注目ポイント>
主軸テクニカルのP&Fは、中期チャートに加えて長期チャートでも円安シグナルが点灯しました。

よって、本日も「目線は円安方向とし、まずは中期チャートの円安目標に向けた展開」を想定します。

直近の注目ポイントは、円安方向が直近高値「158.2円付近」と中期P&F円安目標値「158.6-7円付近」で、円高方向が短期P&Fサポート「156.8円付近」、日足50MA「155.9円付近」、中期P&Fサポート「155.0円付近」です。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

<トレード戦略>
現在、155.9-8円台と156.5-4円台で買いポジションを建てていますが、こちらは保持したままとし、新たに157.5円付近で買い増しの指値をしようと思います。

ただ、もし短期P&Fのサポート156.8円を下抜けたら一部損切りして、さらに155円付近を下抜けてきた場合は、完全に損切りしてドテンしようと思います。

注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です私と同じトレードを推奨する意図は含んでいません。

(PR)FXスイングトレード向けおすすめ会社紹介

「FXトレードはどこの会社でも同じでしょ?」なんて思っていませんか?

しかし、私の経験上ではトレードの成功とFX会社選びは密接に関係があると考えています。FX会社を変更したことで成績が悪化したことが過去に何回もありました。

私はFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、特にFX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。

FX会社選び重要ポイント①「約定能力の高さ」

FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。

私は記事の中で、トレードの際には必ず逆指値を注文するようにお伝えしていますが、その理由は逆指値注文が自分の許容損失額を守る最後の砦だからです。

しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。

状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。

私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。

FX会社選び重要ポイント②「取引ツールの完成度」

FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。

え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?

  • 注文するレートを間違えて約定しなかった
  • 有効期限を間違えて失効していた

私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・

こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。

そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。

私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。

以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。

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本日は、以上となります。

【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
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・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
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※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
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・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
<その2>
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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