朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2024/3/21

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おはようございます!さあ今日も朝5分のFX生活「朝活FX」やっていきましょう!

本記事では、国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を平日の朝に紹介しています。

毎朝5分間、この記事をご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法は、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。

FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞の記事から、注目トピックを中心にファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

現在の注目トピック
・FRB利下げ「24年末時点の水準は4.6%。利下げ開始の市場予想は6-7月?」
・日銀金融政策「ついにマイナス金利解除!当面は緩和的か?」

米連邦準備理事会(FRB)は20日まで開いた米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り、政策金利を据え置いた。併せて公表したFOMC参加者らの政策金利見通しは、24年末時点の水準が4.6%と前回23年12月時点と変わらず、現在の水準から0.25%の利下げ3回分を示した。一方、25年と26年の政策金利水準の中央値は前回予想から上がった。

日銀は19日まで開いた金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決めたものの、緩和的な金融環境を維持する姿勢を示した。米国の利下げは緩やかなペースになるとみられるなか、日米の金利差が意識されやすく円相場の重荷となった。

もっとも、FOMCの結果公表後に円は下げ渋り、150円74銭を付ける場面があった。足元の米国の物価指標がインフレ圧力の根強さを示していたため、政策金利見通しで年内の利下げが2回に減るとの見方が出ていた。3回の予想が維持され、円買い・ドル売りが入る場面があった。パウエル議長の記者会見も「タカ派的な要素はみられなかった」(邦銀の為替ディーラー)と受け止められ、円相場を支えた。

日本経済新聞 為替概況より

昨日のFOMCでは市場の予想通り、政策金利は据え置かれたようです。また、FOMC参加者らの政策金利見通し(ドットプロット)は、24年末時点の水準が4.6%と前回23年12月時点と変わらず、現在の水準から0.25%の利下げ3回分を示したことで、一時150円70銭台まで円買い・ドル売りが入る場面があったとのことです。


前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。

今週の注目経済指標・イベント

今週はすでに日銀金融政策決定会合とFOMCを通過しました。残るは明日22日発表の2月全国消費者物価指数(日本)に注目です。

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日付時間経済指標・イベント予想
3/19(火)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
15:30植田和男日銀総裁、定例記者会見
3/20(水)27:00米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表5.25-5.50%
27:30パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
3/22(金)8:302月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)2.9%
8:302月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)2.8%
8:302月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)3.3%
主な日米経済指標カレンダー
ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。

また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。

ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。

なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。

本日の相場概況把握「米長期金利編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利:週足チャート
米長期金利:日足チャート

米長期金利はNY市場終値時点で前日比-0.01%の”4.28%”となっています。

米長期金利は昨日も続落となりました。テクニカル的には前回高値4.33%付近でレジスタンスされたためと考えられそうです。


それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。

ワンポイントアドバイス

相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育て等と同じですね。

前日のトレード戦略

前日のトレード戦略の内容は、こちらの記事をご覧ください。

前日の主軸テクニカルP&Fは、長期チャート「垂直Cによる円安シグナルが点灯中」、中期チャート「水平Cによる円安シグナルが点灯中」、短期チャート「水平Cによる円安シグナルが点灯中」という状況でしたね。

ただ、直近で円売りが急伸したことやFOMCを控えていた関係で、焦って流れに乗る必要はないと考えていました。(あくまで押し目を待つ)そのため、もし押し目が来ることがあれば150.6円付近がサポートになるのかに注目するとしていました。

結果としては、日銀会合後の円売り優勢の展開が続き、一時151.8円台まで円安が進む場面がありましたが、FOMCの結果を受けて一時150.7円台まで円高となる場面がありました。150.6円付近のサポート有無に注目していましたので、ほぼ的中と言っていいかなと思います。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。


私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」

P&F0.5チャート

P&F0.5チャートは、前日の値動きにより×枠が前回高値を超えてきました。チャート形状からは垂直Cを目指す展開が読み取れます。

現況をまとめますと、水平Cによるシグナル点灯"なし"、サポート"147円台前半"となっており、長期的な観点では"やや円安の展開"が想定されます。(垂直Cによる円安シグナル点灯中、目標値”153円台半ば”)

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シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
なし150.5~9円147.0~4円
長期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」

P&F0.2チャートは、前日の値動きにより×印が2枠増えました。水平カウンティングによる円安シグナルに沿った展開が続いていると見ることができます。

現況をまとめますと、水平Cによるシグナル"円安"、目標値"153.6円付近"、サポート"147.0円付近"となっており、中期的な観点では"円安の展開"が想定されます。

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シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安153.6~7円147.0~1円
中期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」

P&F0.1チャート

P&F0.1チャートは、前日の値動きにより×印が4枠増えました。水平カウンティングによる円安シグナルに沿った展開が続いていると見ることができます。

現況をまとめますと、水平Cによるシグナル点灯"円安"、目標値"152.6円付近"、サポート"147.0円付近"となっており、短期的な観点では"円安の展開"が想定されます。

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シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安152.6円147.0円
短期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のP&Fまとめ

本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。

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チャートシグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
長期P&Fなし150.5~9円147.0~4円
中期P&F円安153.6~7円147.0~1円
短期P&F円安152.6円147.0円
P&F分析結果まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のトレード戦略構築

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

(参考)私の場合、当日の戦略構築には移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)・MACD・21BBを補助的に組み合わせて使用しています。

<相場の注目ポイント>
まず主軸テクニカルのP&Fは、長期チャート「垂直Cによる円安シグナルが点灯中」、短期・中期チャート「水平Cによる円安シグナルが点灯中」という状況でしたね。

よって、本日も円安方向の目線で行きたいです。ただ、直近では円売りがやや加熱気味であり、P&Fチャートのサポート位置が遠い状況ですので、理想的には新たなサポートラインを待ちたいところです。もし本日も押し目が来るならば150.6円付近のサポートに注目したいです。

<トレード戦略>
本日の新規トレードは150.6円付近で買い指値を行おうと思います。ただ、現状ではP&Fの損切り位置まで遠く、リスクリワードが良くないため、ポジション量は控えめにする予定です。なお、新規指値はP&Fのサポート位置が更新されてからにする案もありだと思います。

注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です

(PR)FXスイングトレード向けおすすめ会社紹介

「FXトレードはどこの会社でも同じでしょ?」なんて思っていませんか?

しかし、私の経験上ではトレードの成功とFX会社選びは密接に関係があると考えています。FX会社を変更したことで成績が悪化したことが過去に何回もありました。

私はFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、特にFX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。

FX会社選び重要ポイント①「約定能力の高さ」

FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。

私は記事の中で、トレードの際には必ず逆指値を注文するようにお伝えしていますが、その理由は逆指値注文が自分の許容損失額を守る最後の砦だからです。

しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。

状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。

私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。

FX会社選び重要ポイント②「取引ツールの完成度」

FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。

え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?

  • 注文するレートを間違えて約定しなかった
  • 有効期限を間違えて失効していた

私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・

こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。

そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。

私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。

以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。

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本日は、以上となります。

【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
  →損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。私が答えられる内容であれば、優先的に取り上げさせていただきます。

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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