朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/9/18

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おはようございます!朝5分のFX生活「朝活FX」へ、ようこそ。本記事では、国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象に、P&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を紹介しています。

本記事を継続してご覧いただくことで、実トレード場面でのテクニカル活用方法を習得していただけます。また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法は、他の通貨ペアや株価指数などにも応用できますので、無限の可能性を秘めていますよ。

FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、注目トピックを中心にファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

現在の注目トピック
・9月FOMCの利上げ有無?今後の展望は?
・日銀金融政策方針(正常化への一歩?)
・政府日銀の為替介入

9月のニューヨーク連銀製造業景況指数は1.9とダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(マイナス10.0)を上回り、前月のマイナス19.0からも大きく改善した。個別項目では「新規受注」や「出荷」が全体の伸びをけん引した。8月の輸出入物価指数の前月比の伸びが加速。同月の鉱工業生産指数は前月比で0.4%増と、市場予想(0.2%増)を上回った。

19~20日には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える。市場では米連邦準備理事会(FRB)が政策金利を据え置くとの見方が優勢となっている。ただ、このところのエネルギー高や米景気の底堅さが物価上昇につながるとの見方があり、米長期金利が上昇した。

円買い・ドル売りが優勢となる場面もあった。ミシガン大学が15日発表した9月の消費者態度指数(速報値)は67.7と前月(69.5)から悪化し、市場予想(69.2)も下回った。1年先の予想インフレ率は3.1%と前月(3.5%)から低下し、2021年3月以来の低水準を付けた。

日本経済新聞 為替概況より

先週金曜日の経済指標はまちまちだったようですが、米債券市場で長期金利が上昇したことで、日米金利差の拡大観測による円売り・ドル買いが進んだとの見方のようですね。

昨日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。

今週の注目経済指標・イベント

さて、今週は重要度の高い経済指標は少ないものの、FOMCと日銀・金融政策決定会合というビッグイベントがありますので、結果のみならず相場の反応に注目です。

日付時間経済指標・イベント
9/19(火)米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
9/20(水)27:00米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
27:30パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
9/21(木)日銀・金融政策決定会合(1日目)
21:30前週分新規失業保険申請件数
21:30前週分失業保険継続受給者数
21:309月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
9/22(金)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
8:308月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
15:30植田和男日銀総裁、定例記者会見
22:459月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22:459月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値)
22:459月総合購買担当者景気指数(PMI、速報値)
主な米経済指標カレンダー
ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、プロの投資家であっても未来を予想することは出来ません。

ですから、私は初心者の方が過剰に情報収集してしまうと、逆に混乱を招きかねないと考えています。

市場には情報が溢れかえっており、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。

本日の相場概況把握「米長期金利編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利は、チャート上ではNY市場クローズ時点で前日比+0.04%の”4.33%”となりました。

先週金曜日は続伸したようですが、先日9/13の上ヒゲを付けた足を上抜けない限りはダブルトップの形状が完成した可能性を警戒したいです。引き続き、注目していきましょう。


それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。

ワンポイントアドバイス

相場分析は長期→中期→短期と未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育て等と同じ感覚ですね。

前日のトレード戦略

前日のトレード戦略の内容は、こちらの記事をご覧ください。

前日は中長期チャートでは円安シグナルが点灯中、短期チャートではシグナル点灯待ちという状況でした。

よって、中長期的な円安目線は維持しつつも、短期的には横ばいの展開の中で新たなレジサポを形成するシナリオを想定していましたね。具体的にはサポートは146.6円付近、レジスタンスは147.7円付近を候補に挙げていました。さらに超短期的なレンジとして、147.0円〜147.5円を挙げていました。

また、トレードに関してはポジションの買い増しは行わず、中長期向けポジションのみで様子を見ることとしました。

結果としては、欧州時間序盤に前述のレジスタンスを上抜けると、その後147.9円台まで円安が進む結果となりました。レジスタンスを上抜けた後の典型的な値動きでしたが、その後の勢いは続かず。今のところ、大きな円売りの動きには発展していない状況です。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。


私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想には、1枠:50銭のチャート(以降、P&F0.5)を使用しています。

P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。現在は円安シグナル点灯中で、円安目標値は列数のカウント方法にもよりますが"149円付近"との認識です。ここまで順調に推移しています。

よって、長期的観点では円安展開を想定したいです。

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シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安(水平)149.0~4円139.5~9円
長期P&F分析状況まとめ

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想には、1枠:20銭のチャート(以降、P&F0.2)を使用しています。

P&F0.2チャートは前日の値動きにより×印が2枠増加して前回高値を超えてきました。現在、円安シグナル点灯中で、円安目標値は"149.2~3円付近"との認識ですので、順調に推移しています。また、サポート位置(シグナル転換位置)は”146.6~7円付近”です。

よって、中期的観点では円安展開を想定したいです。

スクロールできます
シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安149.2~3円146.6~7円
中期P&F分析状況まとめ

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想には、1枠:10銭のチャート(以降、P&F0.1)を使用しています。

P&F0.1チャートは、前日の値動きにより×印が4枠増加し、レジスタンス候補を上抜けてきました。わずか1枠ではあるため、誤差と考えることもできますが、本記事では素直に円安シグナルが点灯したと捉えたいと思います。

よって、短期的観点では円安の展開を想定したいです。

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シグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
円安149.2円146.6円
短期P&F分析状況まとめ

本日のP&Fまとめ

本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。

スクロールできます
チャートシグナル点灯状況目標値レジスタンスサポート
長期P&F円安(水平)149.0~4円139.5~9円
中期P&F円安(水平)149.2~3円146.6~7円
短期P&F円安(水平)149.2円146.6円
P&F分析結果まとめ

本日のトレード戦略構築

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。

(参考)私の場合、当日の戦略構築には移動平均線「50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色」・MACD・BBを補助的に組み合わせて使用しています。

まず、前述のとおり主軸テクニカルのP&Fは短中長期すべてのチャートで円安シグナルが点灯しています。

よって、本日は短期的にも円安が加速することを期待したいです。ただ、FOMCや日銀金融政策決定会合といった重要イベントを前に様子見となる可能性も十分にありますので、過度な期待はしないようにしたいです。なお、直近の状況としては、サポートは146.6円付近が候補として考えられます。ここを割り込むと短中期チャートにおいて円高シグナルに転換しますので要注目です。

トレードについては、147.7円付近から短期ポジションを構築し、中期・長期の買いポジションとあわせて149円台まで引っ張ろうと思います。

注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です。

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「FXトレードはどこの会社でも同じでしょ?」なんて思っていませんか?しかし、私の経験上ではトレードの成功とFX会社選びは直結していると言っても過言ではありません。FX会社を変更したことで成績が悪化したことが過去に何回もありましたからね。

私はFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、特にFX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。

FX会社選び重要ポイント①「約定能力の高さ」

FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。

私は記事の中で、トレードの際には必ず逆指値を注文するようにお伝えしていますが、その理由は逆指値注文が自分の許容損失額を守る最後の砦だからです。

しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。

状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。

私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。

FX会社選び重要ポイント②「取引ツールの完成度」

FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。

え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?

  • 注文するレートを間違えて約定しなかった
  • 有効期限を間違えて失効していた

私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・

こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。

そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。

私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。

以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。

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本日は、以上となります。

【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
  →損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
<その2>
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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