朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/4/13

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本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象に、P&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。

FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方にも参考になると思いますので、あなたも一緒にP&Fで朝活FXをやってみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

CPIの上昇率は前年同月比5.0%と2月(6.0%)から低下し、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(5.1%)を下回った。インフレ基調を測る上で重視される前月比の上昇率も0.1%と市場予想(0.2%)以下だった。「市場が予想していたよりも早くインフレ鈍化の兆しがみえた。5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを打ち止めにするか、据え置きにするかどちらかという見方が強まった」(SIAウェルス・マネジメントのコリン・チェシンスキ氏)との声が聞かれた。

日本経済新聞 為替概況より

昨日発表された米消費者物価指数は市場予想を下回る結果となったことで、来月のFOMCで利上げを打ち止めにするか、据え置きにするかどちらかという見方が強まったとの声が出ているようですね。

この辺りの見解は参考程度にしたいですが、インフレ基調を測る上で重視される前月比の上昇率も0.1%と市場予想(0.2%)以下だった点は押さえておきたいです。

なお、本日は米卸売物価指数が発表されますので、こちらも確実にチェックしていきましょう。

今後の具体的な戦略については、次章以降でテクニカル面から見ていきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。

市場には情報が溢れかえっているため、初心者の方が過剰に情報収集してしまうと、逆に混乱を招きかねません。

市場の情報は事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切だと私は考えています。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.39%と前日比-0.04%となりました。

直近では長期金利の低下は一段落していますが、テクニカル的には3.3%台を維持できるかに注目したい状況に変わりはありません。

長期金利が3.3%台を割り込んだ場合は、一段とドル売りが進むかもしれませんので、要注目です。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で83.2ドルと前日比+1.8ドルとなりました。

先日、OPECプラスの一部の国が自主的な追加減産を決めたことで大幅上昇となり、その後は同水準にておとなしい展開となっていましたが、ようやく動きが出てきたようです。

テクニカル的には昨朝指摘した通り日足200MAを目指す展開になりましたね。この先は日足200MAを一気に上抜けられるのか、押し戻されるのかに注目したいと思います。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日のメインシナリオは「今後は横ばいの展開を経て、徐々に中期円安目標値134.8円付近を目指す展開」のままとし、円高方向は日足50MAや100MAのサポート継続性、円安方向は4時間足200MAのレジスタンス継続性に注目することとしていました。

また、仮に短期トレードを行うのであれば、4時間足200MAのレジスタンス上抜けからの買いが中期予想と方向性が一致しており、良いのではないかとしていました。

結果的には、4時間足200MAを上抜けて一時134円台に乗せるなど良い展開だったのですが、米CPI発表を受けて132.7円台まで押し戻される結果となりました。短期トレード戦略案は残念ながらハズレとなりました…

さて、次項では前日の値動きを踏まえてP&Fチャートの状況から戦略変更の必要性を考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

P&F0.5チャートは前日の値動きによる変化点はありませんね。

現在、長期分析としては前回の円安目標値136.5円到達後のエネルギー蓄積期間中との認識のままです。ただ、131円台の枠を下抜けますと、売りシグナル点灯となりますので要注目です。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートは、前日の値動きによる変化点はありませんね。昨日は円高展開となりましたが、今のところはシグナルの点灯状況に変更はありませんので、目標値「134.8円付近」に向けた展開となることを期待しましょう。

なお、円高方向は「131.4円」の枠を下抜けるとシグナルが円高方向に転換しますので、引き続き要注目です。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

P&F0.1チャートは、前日の値動きにより○印の折り返し列が記録されましたね。このままP&F0.2チャートの目標値を目指す展開を期待していましたが、この辺りで横ばいの展開を挟むのかも知れません。今後はその辺りにも注目したいと思います。

本日のP&Fまとめ

本日は、P&Fチャートに大きな変化点はありませんでした。昨日は円高展開となりましたが、引き続き中期チャートの円安シグナルに沿って円安目標値134.8円付近を目指す展開を期待したいです。

ただ、今夜に米卸売物価指数の発表を控えており油断は禁物です。もし円高展開になった場合には131円〜131.4円あたりを下抜けると各チャートで円高シグナル点灯となりますので要注目です。

本日のトレード戦略構築

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

これまでのP&F分析から、メインシナリオは「今後は横ばいの展開を経て、徐々に中期円安目標値134.8円付近を目指す展開」のまま、変わりません。

その上で直近では日足100MAのサポート有無に注目したいと思います。

おすすめFX会社
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【復活!】P&F de 指値一本勝負

こちらは前日からの変化点はありません。買いポジションは保持したまま決済指値を目指す展開を期待している状況です。

なお、NY終値レート基準で前述の通りシグナルが転換した場合、買いポジションは逆指値に至っていなくても損切りします。

ドル円

注文内容

注文状況新規約定済
買いor売り買い
新規指値132.4円
決済指値134.8円
決済逆指値130.0円

この章では上記のP&Fチャートによるシグナルに従って一定のルールでトレードした場合、どの程度の成績となるのかを検証していきたいと思います。昨年までnoteやPostPrimeの読者のみなさんから大変好評いただいた「指値1本勝負」をP&Fチャートの有効性検証という形でリニューアルしての再開です。

なお、具体的なトレードルールに関しては、別記事にて解説予定です。また、ドル円以外についてはPostPrimeのプライム投稿との兼ね合いで、トレード結果のみの掲載とさせていただきます。

注意事項
本章の記載は、あくまでテクニカルの有効性を検証するものであり、同じトレードを勧誘・推奨する意図はありません。最終的なトレード判断はご自身でお願いいたします。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

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もし購読いただける場合は、PCから登録されることをおすすめします。モバイルの場合、apple社・google社の手数料が上乗せされてしまうので、ご注意ください。

FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
  →損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。私が答えられる内容であれば、優先的に取り上げさせていただきます。

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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