朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/2/17

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みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

朝方発表の1月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.7%上昇と、市場予想(0.4%上昇)を上回った。週間の米新規失業保険申請件数は前週比で減り、労働需給の引き締まり観測も強まった。

16日はクリーブランド連銀のメスター総裁が「政策金利を5%超に引き上げ、しばらくそこにとどめる必要がある」と発言。セントルイス連銀のブラード総裁も次回3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%の利上げを排除しない考えを示した。堅調な米経済指標とあわせ、米利上げ継続観測を高めた。米長期金利が一時は昨年12月以来の水準に上昇し、日米金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いも出た。

日本経済新聞 為替概況より

昨日は米卸売物価指数の発表を受けて、米長期金利が昨年12月以来の高水準を付け、円売り・ドル買いが進んだとのことです。

ただ、その後はポジション調整による円買いが優勢になったとのことです。

さて、本日は注目度の高い米経済指標は無さそうですが、ポジション調整等による動きが想定されますので、NY市場終値には注目したいです。

今後の戦略については、次章以降にテクニカル面で見ていきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。市場には情報が溢れかえっているため、過剰な情報収集は逆に混乱を招きます。事実と憶測を分けて理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.86%と前日比+0.06%となりました。

米長期金利の日足チャートでは、一昨日ついに100MAを上抜けしてきたことで、堅調な推移となっているようですね。本日も100MAをサポートにした上昇展開に繋がるかに注目したいです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で77.9ドル付近と前日比-0.5ドルとなりました。

現在は日足チャート100MA付近で上値を押さえられている状況です。本日も100MA上抜けを試す展開になるかに注目したいです。そして、もし上抜けるようですと100MAに抑えられてきた中期的な下落トレンドが転換するかもしれません。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日は長期的な円安目線は維持。米PPI結果を受けて垂直カウンティングの目標値に到達するシナリオを想定するも、リスクリワードの観点からトレードは見送りとしていました。

結果的には米PPIの発表直後に一時134.4円台まで円安が進む場面もありましたが大きな流れにはならず134円付近まで押し戻されている状況です。トレード見送りは正しい判断だったと思います。

さて、次項では前日の値動きを踏まえてP&Fチャートの状況から戦略変更の必要性を考えていきましょう。

※FOREX.comの過去レート修正問題に対応するため、レート参照先会社をFXCMに順次変更しています。これによりシグナル点灯位置や目標値に若干の変化が生じていますが、まだ以前の記載等が一部残っているかもしれません。ご容赦ください。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

P&F0.5チャートは前日の値動きによる変化点はありませんね。

現在は水平カウンティングによる円安シグナル点灯中で目標値は136.5円付近と見ることができますが、手前の135円付近がレジスタンスとして意識される可能性がありそうです。

長期チャートの目標値は短中期に比べて到達確率こそ下がりますが、当たれば大きいため、注目していきましょう。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートも前日の値動きによる変化点はありません。

先日、水平カウンティングによる目標値133.8円に到達したことで一度円安の勢いが低下する展開をメインシナリオにしたいですが、垂直カウンティングの目標値到達後に横ばいに移行するシナリオも想定したいです。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

現在P&F0.1チャートも前日の値動きによる変化点はありません。今後についてはP&F0.2チャートと同様の見解です。

本日のP&Fまとめ

P&F0.2チャートの目標値到達により、一度円安の勢いが落ち着くことをメインシナリオにしたいですが、垂直カウンティングの目標値到達後に横ばいに移行するシナリオも想定したいです。

よって、長期目線は円安を維持するものの、しばらくは横ばいの展開が続くシナリオを想定しようと思います。

本日のトレード戦略構築

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

本日も長期的な円安目線は維持したいと思います。今後、垂直カウンティングの目標値に到達する可能性もありそうですが、いずれ横ばいの展開になるものと思います。また、現水準は損切り位置まで遠く、ここからのトレードはリスクリワード的に好条件とは言い難い状況です。

よって、本日も様子見スタンスで臨みたいと思います。

おすすめFX会社
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(おまけ)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

昨年から私の記事をいつもご覧いただいている方のために、Postprimeや当ブログで公開していたユーロ・ポンド関連のチャート画像を継続掲載します。

その他通貨ペア概況の記事は更新中止して、NoteやPostprimeでご支持いただいていた指値一本勝負の記事を再開しようか検討中です。ご意見等ありましたらコメントください。よろしくお願いします。

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、当日のトレード戦略を構築しています。

「私もP&Fをテクニカル分析対象に加えてみたい!」という方は、エクセルなどでも簡単に記録できますのでトライしてみてください。

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記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

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日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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