朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/2/13

当ページのリンクには広告が含まれています。

この記事にはプロモーションが含まれています。

みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

日本経済新聞電子版は10日、「日本政府は日銀の次期総裁に元日銀審議委員の植田和男氏を起用する人事を固めた」と報じた。海外市場では、実現すれば日銀が金融緩和の縮小を進めるとの思惑から円買い・ドル売りが優勢だった。

ニューヨーク市場で円は130円台後半で始まった後は売りに押された。10日発表の2月の米消費者態度指数(ミシガン大学調べ)は市場予想以上に上昇し、1年ぶりの高水準となった。消費者が予想する1年先のインフレ率も前月から高まり、米国でインフレが高止まりするとの見方が強まった。米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を見込んだ円売り・ドル買いが勢いを増した。

日本経済新聞 為替概況より

先週金曜日は日銀の次期総裁に関する報道が出たことで、一時円買いが強まる場面がありましたが、その後に発表された米消費者態度指数の結果を受けた米長期金利の上昇を受けて、円売り優勢に傾いてきたようです。

本日以降は来週14日の米CPI発表に向けた様子見ムードが広がる可能性も意識しておきたいです。

今後の戦略については、次章以降にテクニカル面で見ていきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。市場には情報が溢れかえっているため、過剰な情報収集は逆に混乱を招きます。事実と憶測を分けて理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.74%と前日比+0.08%となりました。

米長期金利の日足チャートは、50MA-100MA間での推移を想定していますが、100MAに接近してきましたね。本日以降は100MAを上抜ける展開になるかに注目したいです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で79.7ドル付近と前日比+2.1ドルとなりました。

先週金曜日は大きめの上昇となった原油相場ですが、日足チャートでは100MAを目指す展開になっています。本日も100MAを目指す展開が継続するかに注目したいです。そして、もし上抜けるようですと100MAに抑えられてきた中期的な下落トレンドが転換するかもしれません。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日はP&Fチャートの状況から円安目線を維持しつつも、しばらくは横ばいの展開が続くものと予想。押し目買いは130円台半ばあたりまで完了につき、新規トレードは様子見で臨みたいとしていました。

結果的には一時129.8円台まで円高が進む場面もありましたが、NY市場終値では131.3円台を回復しており、今のところ想定通りの横ばいの展開が続いている状況です。

次項では、前日の値動きを踏まえてP&Fチャートの状況から戦略変更の必要性を考えていきましょう。

※FOREX.comの過去レート修正問題に対応するため、本日よりレート参照先会社をFXCMに変更しています。これによりシグナル点灯位置や目標値に若干の変化が生じています。

長期相場予想

P&F0.5チャート

長期相場予想にはP&F0.5(1枠:50銭)を使用しています。

現在P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化点はありませんね。現在は円安シグナル点灯中で目標値は136.5円付近と見ることができますが、132円台半ばがレジスタンスとして意識される可能性がありそうです。

長期チャートの目標値は短中期に比べて到達確率こそ下がりますが、当たれば大きいため、注目していきましょう。

中期相場予想

P&F0.2チャート

中期相場予想にはP&F0.2(1枠:20銭)を使用しています。

P&F0.2チャートも、前日の値動きによる変化点はありませんね。よって、現在は円安シグナル点灯中で目標値は133.8円付近と見ることができますが、132円台半ばがレジスタンスとして意識される可能性がありそうです。

短期相場予想

P&F0.1チャート

短期相場予想にはP&F0.1(1枠:10銭)を使用しています。

現在P&F0.1チャートも前日の値動きによる変化点はありませんね。131.1円付近がサポートになる可能性がありそうと読むことができます。

なお、P&F0.1チャートでは既に目標値に到達していますので、この先は横ばいの展開を挟むシナリオを想定したいです。折り返しが記録される水準の推移に注目して行きたいと思います。

本日のP&Fまとめ

大きな見方は変わりません。P&F0.1では既に目標値到達済みとなっており、×印の折り返しが記録されるなど横ばいの展開が続いています。今後しばらく横ばいの展開を経た後に円安展開になることを期待したい状況です。

なお、チャート形状は少しずつ変化しています。サポート・レジスタンスの位置の変化には特に注目していきたいと思います。

本日のトレード戦略構築

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

本日も前日から変わりません。引き続き中長期的には円安目線で見ていきたいと思います。ただ、短期的には目標値到達となっており、4時間足の平均線も水平基調に移行しているため、しばらくは横ばいの展開が続くものと考えています。直近でブレイクスルーがあるとすれば、明日発表となる米消費者物価指数が考えられますので要注目です。

なお、押し目買いは130円台半ばまで完了しましたので、次の動きがあるまでトレードは控えてポジション保持のまま様子見しようと個人的には考えています。

おすすめFX会社
おすすめFX会社

(おまけ)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝公開しています。こちらは有料(月額500円)にはなってしまいますが、もしよろしければ購読を検討ください。

もし購読いただける場合は、PCから登録されることをおすすめします。モバイルの場合、apple社・google社の手数料が上乗せされてしまうので、ご注意ください。

FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

昨年から私の記事をいつもご覧いただいている方のために、Postprimeや当ブログで公開していたユーロ・ポンド関連のチャート画像を継続掲載します。

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、当日のトレード戦略を構築しています。

「私もP&Fをテクニカル分析対象に加えてみたい!」という方は、エクセルなどでも簡単に記録できますのでトライしてみてください。

また、繰り返しの宣伝で恐縮ですが「自分で更新するのは大変だな」という方は、私のPostPrimeの購読をあわせてご検討いただけると幸いです。

記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
  →損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
<その2>
記事を気に入っていただいた方は、PostPrimeのスキ&フォロー&拡散をお願いします!記事継続の励みになります!
<その3>
📬質問箱を用意しました

感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。私が答えられる内容であれば、優先的に取り上げさせていただきます。

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

気に入っていただけたらシェアお願いします!

コメント

コメントする

目次