朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/2/1

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みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

朝方に発表された2022年10~12月の米雇用コスト指数は7~9月に比べ1.0%上昇した。伸び率は前四半期の1.2%から鈍化し、市場予想(1.1%)にも届かなかった。米景気悪化を示す指標も相次ぎ、米連邦準備理事会(FRB)による利上げペースが鈍るとの見方が強まった。朝方には円高・ドル安が進み、一時は129円75銭を付けた。

日本経済新聞 為替概況より

昨日は米経済指標の内容を受けて一時的にドル安が進む場面があったようですが、今夜のFOMC結果発表を前にして大きな動きには繋がらなかったようですね。

FOMCについて、市場では0.25%の利上げを織り込み済みで、その後のパウエル議長の記者会見に関心が集まっているようです。また、今週は雇用統計などの重要指標やECB理事会も控えているため、そちらも意識されているようです。

メディアからは、様々なニュースや憶測などが日々出てきますが、程よく情報収集して市場の注目トピックを押さえておきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。ただ、プロの投資家であっても未来を完璧に予想することは出来ないことを忘れてはいけません。市場には情報が溢れかえっているため、過剰な情報収集は逆に混乱を招きます。事実と憶測を分けて理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利・コモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油と天然ガス相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.51%と前日比-0.03%となりました。

前日の米長期金利は、上からは50MA・下からは200MAが接近している中で、狭いレンジでの推移となったようです。引き続き、上は50MA・下は200MAに注目したい状況には変わりませんが、MACDがゴールデンクロスしてきましたのでテクニカル的には上抜けを期待したいところです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で78.9ドル付近と前日比+1.2ドルとなりました。

原油は先日指摘した通り50MA付近の攻防へと展開が移ってきました。昨日は、その50MAで綺麗にサポートされています。本日はMACDがデッドクロスしてきた中での50MAのサポートの継続性に注目したいです。もし、ここでも止まらないようですと下落トレンド継続となり直近安値の70ドル台を目指す展開を想定したいです。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週末の戦略記事をまだご覧いただいていない方は、こちらも合わせて参照ください。

前日のトレード戦略

前日のドル円は、4時間足50MA〜100MA間での推移から上抜け、さらにP&F0.1チャートでのシグナル点灯で、円安進展を期待しました。

ただ、やはりFOMCを前に動き出しにくい状況のようで、ほぼ横ばいの展開が継続する結果となっています。

実トレードに関しては130.2円からポジション量は控えめで買い下がっている状況です。

なお、P&Fは小さい枠のチャートでは動きの乏しい相場でも毎日少しずつ変化が出てきます。この世界で長く生き残るためには、他の市場参加者より少しでも早く変化の兆候を掴む必要がありますので、チャートの変化点を毎日チェックしていきましょう。

次項では、前日の値動きを踏まえてP&Fチャートの状況から戦略変更の必要があるか考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

上記の画像はP&F0.5チャートです。長期相場予想にはP&F0.5を使用しています。

現在P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化はありません。

先日、目標値128円に到達した後、次のトレンド発生に向けて、エネルギー充電中と考えられます。

中期相場予想

P&F0.2チャート

上記の画像はP&F0.2チャートです。中期相場予想にはP&F0.2を使用しています。

P&F0.2チャートは、前日の値動きによる変化はありません。

現在は円安方向は130.6円・円高方向は129.6円付近がレジサポになっており、今後どちらに抜けてくるのか要注目の状況です。

短期相場予想

P&F0.1チャート

上記の画像は、P&F0.1チャートです。短期相場予想にはP&F0.1チャートを使用しています。

現在P&F0.1チャートは、前日の値動きにより○印の折り返し列が記録されました。

現在のところは、円安シグナル点灯の状況に変わりはありません。ただ、直前の◯枠が3枠のためダマシの可能性があることと、FOMC次第ではシグナルなど問答無用で大きく動くことは考慮して、トレードの際にはポジション量を調整したい場面です。

今後、もしシグナル通りの動きとなった場合は、131.7円付近を目指す展開が期待できそうな状況です。

本日のP&Fまとめ

長期・中期ともにシグナル点灯はありませんが、短期チャートで円安シグナルが点灯したことから、テクニカル的には円安展開になってもいい状況かなと思います。ただFOMCを前に方向感が出にくい状況であることも考慮したいです。

本日のトレード戦略構築

ここまでの分析で、本日の大きな目線(方向性)が定まりましたね。

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。私の場合は、当日の戦略構築には移動平均線・MACD・BBを使用しています。

本日はP&F0.1チャートの円安シグナルに基づく買いも完了してますので、このまま様子見したいと思います。

さて、今夜はFOMCをはじめ、米重要経済指標の発表がありますね!今後の展開を占う重要なイベントですので、注目していきましょう。

おすすめFX会社
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(おまけ)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

昨年から私の記事をいつもご覧いただいている方のために、Postprimeや当ブログで公開していたユーロ・ポンド関連のチャート画像を継続掲載します。

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、当日のトレード戦略を構築しています。

「私もP&Fをテクニカル分析対象に加えてみたい!」という方は、エクセルなどでも簡単に記録できますのでトライしてみてください。

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記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

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日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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