朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2023/1/12

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みなさん、おはようございます。本記事では国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートを主軸テクニカルとした活用例を紹介しています。みなさんも一緒にP&Fで朝活FXをやっていきましょう。

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは日本経済新聞のニュースを確認して、NY市場の相場概況をファンダメンタル観点で押さえていきましょう。

12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を12日に控え、持ち高調整の円売り・ドル買いが優勢だった。

CPIは一段のインフレ減速を示すか注目されている。伸び率が市場予想以上に低下していれば「米連邦準備理事会(FRB)が景気悪化を招かずインフレを抑え込める可能性が高まる」(スコシア・キャピタルのショーン・オズボーン氏)という。足元で円相場は米金融引き締めの長期化観測の後退などを背景に、円高・ドル安方向に振れていた。米物価指標の発表を前に円売り・ドル買いが出やすかった。

日本経済新聞 為替概況より

昨日は今夜発表の米CPI発表を前にした持ち高調整の円売り・ドル買いが優勢だったようですね。

ちなみに最近の日経新聞記事では米長期金利との関係性を指摘されていますが、そこに対する言及はありませんね。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。私たち個人投資家も無理のない範囲で情報収集して相場についていきましょう。

本日の相場概況把握「米長期金利とコモディティ編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利とコモディティ関連から原油と天然ガス相場の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利はNY市場クローズ時点で3.54%と前日比-0.08%となりました。

米長期金利は100MA下抜けにより、上昇の勢いが低下しているように見えます。本日の米CPIを受けて100MAを回復できるのか、反対に前回安値の3.4%台や200MAを目指す展開になるのか注目したいです。

原油

原油相場は、NY市場クローズ時点で77.6ドル付近と前日比+3.0ドルとなりました。

昨日は大きく上昇していますが、まだ50MAのレジスタンスが継続しているとの認識です。今後、本格反転するには50MAや100MAの上抜けが必要な状況かと思います。反対に前回安値を割り込むようですと直近安値の70ドル台を目指す展開を想定したいです。

天然ガス

天然ガス相場は、NY市場クローズ時点で3.53ドル台と前日比約+0.11ドルとなりました。

昨日は踏み止まりましたが天然ガスは下落に歯止めがかからない状況ですね。

とはいえ、だいぶ安値圏内に突入していますので、中長期的には買いやすい位置かなと個人的には思いますが、過度な期待はしない方がよいでしょう。

また現状、私が使用しているテクニカルが効いていない感がありますので、トレードはテクニカルによるサポート・レジスタンスが明確になるまで見送りたいと個人的には思っています。

本日の相場分析「テクニカル編」

それでは、本題のドル円です。

ここではP&Fチャートを使用し、長期相場(遠い方)から短期相場(近い方)へと分析を進めて、本日のトレード戦略を構築していきます。

週初時点の戦略をまだご覧いただいてない方は、こちらをご覧ください。

昨日のトレード戦略

昨日のドル円は今夜発表の米消費者物価指数が意識される中、132円を中心とした横ばいの展開となりました。

特に目新しい材料のない中で、一時132.8円台まで反発する場面がありましたが、大きな流れには発展せず、まさに様子見の状況と思われます。

次項では、昨日の値動きを踏まえて戦略変更の必要があるか考えていきましょう。

長期相場予想

P&F0.5チャート

上記の画像はP&F0.5チャートです。長期相場予想にはP&F0.5を使用しています。

現在P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化はありませんね。引き続き、水平カウンティングの目標値128円まで到達する可能性があると読み取ることができます。

中期相場予想

P&F0.2チャート

上記の画像はP&F0.2チャートです。中期相場予想にはP&F0.2を使用しています。

P&F0.2チャートも前日の値動きによる変化点はありませんね。トレード条件が改善された位置からの売りトレードが功を奏している状況です。引き続き、垂直カウンティングの目標値128.6円を目指す展開を想定したいです。

短期相場予想

P&F0.1チャート

上記の画像は、P&F0.1チャートです。短期相場予想にはP&F0.1チャートを使用しています。

P&F0.1チャートは×印が1枠増えていますね。円安方向は133.4円付近を、円高方向は131.9円付近を意識しながら、垂直カウンティングの目標値128.6円を目指す展開を期待したいです。

本日のトレード戦略構築

それでは、本日の具体的なトレード戦略を考えていきます。私の場合は、移動平均線・MACD・BBを使用しています。

前日からの変化点としては目立ったものは無さそうです。やはり今夜の米CPIを前に様子見の姿勢が現れていると考えられます。

本日は米消費者物価指数が発表されますので、その内容次第といえばそれまでですが、前述の円安方向は133.4円付近を、円高方向は131.9円付近を特に注目していこうと思います。

なお、売りポジションは保持のまま様子見したいと思います。131円台のサポート候補、そして前回安値の129円台を下抜ければ128円台が見えてきそうな状況と個人的には考えています。

(おまけ)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

ぜひあなたも、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(おまけ)その他通貨ペア概況

昨年から応援していただいている方のために、Postprimeや当ブログで公開していたユーロ・ポンド関連のチャート画像を掲載します。

「ユーロ円」

「ユーロドル」

「ポンド円」

「ポンドドル」

上記の通貨ペア概況についても、ドル円と同様にP&Fチャートに基づく分析を行った上で、トレード戦略を構築しています。

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記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

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日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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