熟練FXトレーダーの「ポンド円週間相場予想&トレード戦略構築」WEEK-10

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こんにちは!今が人生で一番の成長期!成長おじさんです。

みなさん、先週もお仕事・家事・育児、おつかれさまでした。
そして、FXトレード結果はいかがでしたか?
利益を出せた方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。

それでは、ポンド円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。

目次

先週の振り返り<ファンダメンタル観点>

まず初めにポンド関連ニュースを日本経済新聞の記事から引用させていただき、ファンダメンタル面でおさらいしましょう。各日の主なトピックをまとめます。

2/27_米欧などロシアを国際銀行間通信協会(SWIFT)から排除

米欧などが、ロシアへの追加制裁として同国の大手銀行を国際決済網「国際銀行間通信協会(SWIFT)」から排除し、中央銀行にも制裁を発動する方針を示す。
→金融・資本市場が混乱するとの警戒感から、主要通貨で最も流動性の高いドル買いが進展。

2/28_ロシアとウクライナが和平交渉開始
「停戦協議への進展期待がユーロの下値を支える場面も」

SWIFTからのロシア排除決定を受けてドル買いが進んでいましたが、28日のロンドン市場では停戦協議への進展期待がユーロの下値を支える展開となりました。

3/1_ロシアがウクライナ各地への攻撃激化

英BBCは首都キエフのテレビ塔付近で噴煙が上がっている様子を伝えた。ロシア国防省がキエフ市民に首都を標的とする攻撃準備を進めていると警告したとも報じられており、ウクライナでの戦闘激化がユーロ売り・ドル買いを促した。

3/2_需給逼迫による商品価格の高騰続く

2日の欧州市場で、原油先物相場が急騰しており、北海ブレント先物の期近物は一時1バレル113ドル台前半と、2014年6月以来の高値水準をつけた。欧州の天然ガスの指標価格のオランダTTF期近物は1メガワット時あたり185ユーロまで上昇し、最高値を更新した。

3/4_ウクライナ ザポロジエ原子力発電所をロシア軍が制圧

ロシア軍がウクライナ南部にあるザポロジエ原子力発電所を制圧した。ロシアによる原発攻撃で、地政学リスクへの懸念が一段と強まり、ユーロ売り・ドル買いが膨らんだ。

3/4_米国雇用統計発表も大きな動きはなし

朝方発表の2月の米雇用統計は、非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を上回った。ただ、ウクライナ情勢への警戒感が強く、米労働市場の回復を受けた円売り・ドル買いは目立たなかった。

今週はウクライナ情勢の悪化に伴い、欧州通貨が売られて米ドルや資源通貨が買われる展開となりましたね。今の各通貨の強弱を見極めて順張りで臨むようにしましょう。この状況下での逆張りはかなり危険だと言えますので、特に損切りのできない初心者の方は。トレード見送る等の対応をとった方が良いと個人的には思います。

次章では、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。

先週の振り返りと現状把握<テクニカル観点>

まずは、先週の相場予想とトレード戦略です。

先週の相場予想とトレード戦略

【相場予想】
<中期目線>
・中立
<短期目線>
・中立(まずは100MAに注目、ウクライナ情勢次第)
【トレード戦略】
<メインシナリオ>
・予想レンジ「153.3円〜155.3円」
・トレードは見送りを基本
<サブシナリオ>
・予想レンジを抜けた方向へ順張り

上記の戦略としていましたが、果たして結果はどうだったでしょうか。

先週は横ばいの展開が続くものと想定し、日足100MAに注目していたわけです。しかし、週明け2/28には早速100MAを割り込みレジスタンスになる展開。3/1には200MAを割り込み円高警戒か?と思いきや、翌日3/2には154.8円台まで反発するなど荒い展開となりました。さらに、3/5にはウクライナ情勢の悪化に伴い円高が加速、3/1の終値153.3円も下抜けて一時は151.4円台まで円高が進む結果となりました。

では、"P&F(ポイント&フィギュア)"で中期的な相場トレンド状況を把握していきましょう。

中期トレンド「中立から円高へ変更」

以下の画像が現在のP&Fの状況です。上が自作のP&F、下がTradingViewで自動作成したものです。

P&F0.2の分析では151円付近が利確ターゲットと出ており、一度は売りの圧力が低下するものと予想できます。さらに週足チャートではMACDがデッドクロスするなど、中期的なトレンドにも変化が見られます。

よって、中期トレンドは「中立」から「円高」に変更しようと思います。

短期トレンド「中立から円高へ変更」

さて、ポンド円の中期的な状況をインプットできたら、直近の流れを見ていきましょう。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

直近では日足200MAも下抜けていますので、目ぼしいサポートラインは150円から149円台までありません。

従って、P&Fの利確ターゲット151円付近がサポートにならなかった場合は、さらに149円台まで崩れる可能性があると予想できます。

よって、短期目線も「中立」から「円高」に変更しようと思います。

今週のポンド円相場予想&トレード戦略構築

相場予想「円高警戒、149円台突入も視野に」

今週もウクライナ情勢次第という点は否めませんが、予想レンジは「149円〜153.3円」と広めのレンジを想定したいです。前述のとおり、まずはP&F0.2により「151円付近」をターゲットに考えていますが、前述の通り週足MACDもデッドクロスするなど相場の方向性が円高に傾いてきていますので、最大で149円台の突入も視野に入れてトレード戦略を立てるべきだと考えます。

トレード戦略「レンジを抜けてからの順張り」

今週もウクライナ情勢により不安定な相場が予想されます。ですので、適切なタイミングで損切りのできないFX初心者の方は、無理に利益を狙いに行く場面ではないとの考えは変わりません。

しかし、現在は相場の変動率が大きくなっており、利益を伸ばせるチャンスと捉えることもできます。ポジション管理やリスク管理がしっかりとできる方であれば、積極的に狙いに行くのもありだと個人的には考えています。

ということで、私の今週のトレード戦略は、

まずは151円付近に注目。そして・・・

でいこうと思います!

以上、今週のポンド円相場予想&トレード戦略構築でした。PostPrimeでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に今週も相場と戦いましょう!

今週の相場予想とトレード戦略まとめ

というわけで、最後に今週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。

今週の相場予想とトレード戦略まとめ

【相場予想】
<中期目線>
・円高
<短期目線>
・円高(ウクライナ情勢次第)
【トレード戦略】
・初心者の方は見送り推奨
・151円付近のサポート具合に注目
シナリオ①「151円付近で反発した場合」
・153.3円まで段階的に売り
シナリオ②「151円付近を下抜けた場合」
・戻り場面は151円付近まで段階的に売り

さいごに

私はFX戦略構築を平日に無料で公開しています。(noteではドル円・PostPrimeではポンド円)

儲かる保証は全くありませんが、FX初心者の方が大損して即退場となるのを防ぐことくらいであれば、お役に立てると思っています。

ですので、FX初心者の方はよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。

あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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