こんにちは!今が人生で一番の成長期!成長おじさんです。
みなさん、先週もお仕事・家事・育児、おつかれさまでした。
そして、FXトレード結果はいかがでしたか?
利益を出せた方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。
今週の振り返り<ファンダメンタル観点>
それでは、ドル円の「週間相場予想&トレード戦略構築」を一緒にやっていきましょう。
まず初めに米ドル関連ニュースを日本経済新聞のNY市場記事からファンダメンタル観点で状況をおさらいしていきます。
4/5_ブレイナードFRB理事発言「前回と比べて著しく速くなりそう」
ブレイナード理事は5日の講演で、米経済の力強さとインフレ圧力の高さを強調した。5月にも始める国債などの保有資産の縮小について「前回と比べて著しく速くなりそうだ」と述べた。金融引き締めへの積極姿勢を示したと受け止められ、米長期金利が一時2.56%と3年ぶりの水準に上昇。日米金利差の拡大を見越した円売り・ドル買いが優勢となった。
4/6_FOMC議事要旨公開「従来より資産圧縮ペース早まる」
FRBが午後に公表した3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、参加者が保有資産を月950億ドル削減することが適切との見解でおおむね合意していたことがわかった。前回2017~19年の資産圧縮を大幅に上回るペースとなる。多くの参加者は物価動向次第で「今後の会合で1回かそれ以上の回数にわたり0.5%の利上げが適切になる」とも指摘していた。
4/7_セントルイス連銀ブラード総裁「3.5%程度まで利上げする必要がある」
セントルイス連銀のブラード総裁は7日の講演で「3.5%程度まで利上げする必要がある」との考えを示した。前日に公表された3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、保有資産の圧縮ペースが前回より加速し、物価動向次第では通常の2倍の0.5%の利上げを複数回実施する可能性が示された。
今週は、ハト派とされてきたブレイナードFRB理事が金融引き締めへの積極姿勢を示すなど、米金融引き締め観測の高まりに合わせた相場展開となりました。この流れはしばらく続くとみられますので、中長期的な円安目線は維持したままでよいでしょう。
今週の相場予想とトレード戦略振り返り
さて、ファンダメンタル観点で状況を押さえた後は、テクニカル観点で相場を捉えていきましょう。
まずは、今週の相場予想とトレード戦略を振り返りたいと思います。
【相場予想】
<中期目線>
・円安
<短期目線>
・横ばい展開が基本スタンスも円高警戒
【トレード戦略構築】
<メインシナリオ>
119.6円〜123.5円のレンジを想定
トレードは121.7円台で買い建て
<サブシナリオ①>
123.5円上抜けなら、125.1円が円安ターゲット
<サブシナリオ②>
121.7円割れなら120.2円付近まで円高も想定
日銀の円安容認スタンスに変化がなければ、円安進むものと考える
→121.7円、120円台前半〜119.6円台でポジション買い増し
今週は121.7円台に注目しつつ、割り込めばもう一段の円高を警戒していました。
結果としては、前述のFRB高官発言の影響から121.7円を割り込むことなく円売りが進み、目処としていた123.5円も上抜けてきている状況です。
週初に設定した上値目処は外れたものの、保持していた買いポジションは124.6円まで段階的に利確できましたので良しとします。
来週のドル円相場予想&トレード戦略構築
では、来週のドル円相場予想とトレード戦略を考えていきましょう。私の場合、中期相場予想には"P&F(ポイント&フィギュア)"を主軸にしています。
中期相場予想「円安」
以下の画像が現在のP&F0.2の状況です。上が自作のP&F、下がTradingViewで自動作成したものです。
上記画像はドル円P&F0.2のチャートです。先週ようやく円高方向の値動きを示す"◯"印が付きましたが、今週はNY終値基準で過去最高値(円安)を更新してきました!
こうなりますと、テクニカル的には130円乗せを想定する必要がありそうです。ただ、現状では相場エネルギーの蓄積量が少ないため、到達確率は低いかもしれませんが・・・
そして、円安トレード時の損切りポイントは現在は121.7円まで上がってきています。先週まで114.8円割れとかなり遠い位置でしたので、だいぶトレードしやすい状況になったと思います。
短期相場予想「上値の重い展開を予想もレンジ上抜けなら円安急進も?」
さて、中期的な相場予想を立てたら、次は短期相場予想を行いましょう。
来週の予想レンジは「121.7円〜125.1円」を想定します。なお、週明けは円安で始まったとしても124.5円〜125.1円は上値の重い展開を想定しているため、上値を押さえられて押し戻される展開になるのではないかと思います。
ただ、もしも125.1円の上値抵抗を抜けることがあれば、円安が急速に進む可能性も想定しておきたいです。
トレード戦略「下押し場面では買い増す」
保持していた買いポジションは、今週金曜日時点で全て利確完了となりました。
そして、中期相場分析(P&F0.2)において121.7円が明確なサポートになりましたね。よって、来週は123.9円から121.7円まで段階的に買い戻しを行っていきたいと思います。
来週のトレード戦略「123.9円〜121.7円台まで段階的に買い戻し」
以上、来週のドル円相場予想&トレード戦略構築でした。Noteでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を紹介していますので、よろしければご覧いただけると嬉しいです。
来週の相場予想とトレード戦略まとめ
最後に来週の相場予想とトレード戦略をまとめます。
【相場予想】
<中期相場予想>
・円安
<短期相場予想>
・上値の重い展開を予想もレンジ上抜けなら円安急進も?
【トレード戦略】
<メインシナリオ>
来週のトレード戦略「123.9円〜121.7円台まで段階的に買い戻し」
<サブシナリオ①>
121.7円下抜けなら、損切りして様子見
<サブシナリオ②>
125.1円上抜けなら急速な円安も想定
126円・130円の円安目標を狙いつつ、ポジションコントロールする
さいごに
FX裁量トレードでは長期間継続することが最も大切です。長期間継続することができればトレードスキルは自ずと身について来るからです。
私は平日毎朝、noteとPostPrimeでFXトレード戦略情報を無料で発信しています。儲かる保証などは到底できませんが、私のFXトレード戦略情報を読んでいただければ、FXで大損して即退場となるリスクは下げられると思っていますので、もしよろしければご覧ください。
以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。
私はFX歴17年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。
そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。
そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。
最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。
記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。
あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?
「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。
注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。
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