熟練トレーダーと学ぶ「ポンド円週間相場予想&FXトレード戦略構築」WEEK-13

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このような悩みをお持ちの方に応えていきます

この記事ではFX歴16年の熟練トレーダーである私が、どのように為替相場と向き合いトレードしているのかを紹介しています。

毎週日曜日に本記事を確認いただくことで、ご自身のトレードのヒントを掴めるようになりますので、末長くよろしくお願いいたします。

目次

先週の振り返り<ファンダメンタル観点>

それでは、先週利益を出せた方も損をしてしまった方も、週末に振り返りをしてトレードスキルを着実に向上させましょう。

まずは、日本経済新聞のロンドン市場記事からポンド関連ニュースをおさらいしていきます。

3/23_2月英消費者物価指数(CPI)伸び率加速

英ポンドは対ドルで下落し、英国時間16時時点は1ポンド=1.3210~20ドルと前日の同時点より0.0040ドルのポンド安・ドル高で推移している。英政府統計局が23日発表した2月の英消費者物価指数(CPI)の伸び率は前年同月比6.2%と、前月から加速した。一方、英予算責任局(OBR)は同日、2022年の成長率見通しを昨年10月時点の6.0%から3.8%に引き下げた。インフレ加速と景気減速への懸念がポンド売りを促した。

先週は英消費者物価指数の発表がありましたが、大きな動きには繋がりませんでしたね。

現在ポンドは、ロシアのウクライナ侵攻による大幅下落からの戻りを試す重要な局面との認識ですが、前述の通りインフレ加速と景気減速への懸念から売りが出るなど、戻りの弱い展開が続いています。ただ、日銀が金融引き締めに否定的なスタンスであることから円売りの流れが活発化しており、ポンド円は円安の流れが続くものと考えられます。

FXで利益を上げたいなら、投資先の経済や政治に関する情勢を理解することが重要。経済ニュース等から情報収集し、自分なりの解釈を記録していきましょう。ただし、情報は収集しすぎれば良いというものでもなく、長期間継続することが大事ですので、ご自身の負担にならない程度で構いません。

先週の相場予想とトレード戦略の評価

さて、先週の相場予想とトレード戦略を評価していきたいと思います。下のチャートをご覧ください。

吹き出しの色解説「緑:サポート・円安要素、赤:レジスタンス・円高要素」

先週は「155.0円〜158.0円」での推移をメインシナリオとしていましたが、予想はハズレ。円安方向に大きく動いてしまいましたね。これは21日夜にパウエルFRB議長が0.5%利上げを示唆する発言を行ったことで、日米金利差拡大観測が強まり円売り優勢になったためです。

23日以降はサブシナリオに従って買い転換しましたが、あまりにも急激に円安が進んだことから、積極買いではなく押し目買いスタンスとしました。これは高値掴みリスクを回避するための対応でした。

結果としては、この判断により買いポジションを保持できない状況が続いてしまっておりますが、損はしているわけではないのでOKとします。

トレードスキル向上のためには、トレード戦略を繰り返し評価・改善していくことが大切です。
私の実践方法をヒントにして、ご自身の戦略を評価・改善してみてくださいね。

今週のポンド円相場予想&トレード戦略構築

では、次に"P&F(ポイント&フィギュア)"で中期的な相場状況を把握していきましょう。

中期トレンド「円安」

以下の画像が現在のP&Fの状況です。上が自作のP&F、下がTradingViewで自動作成したものです。

自作 P&F0.2
TradingView P&F0.2

P&F0.2の分析では押し目(◯マーク)がないまま、円安が進んでいますね。
注:TradingViewの自動作成チャートでは◯がついていますが、原因は不明です。。。

もはやP&F0.2では現在の状況を捉えられませんので、P&F0.5で見ていきたいと思います。

TradingView P&F0.5

P&F0.5チャートはP&F0.2に比べると到達確率は落ちますが、利確ターゲット168円付近が出ています。

ポンド円は157.5円付近をサポートに円安が進む展開が考えられます。よって、中期トレンドは「円安」とします。

短期トレンド「円安」

さて、ポンド円の中期的な状況をインプットできたら、直近の流れを見ていきましょう。

吹き出しの色解説「緑:円安・サポート要素、赤:円高・レジスタンス要素」

RSIやMACDをみると過熱感は否めませんが、昨今の情勢から円安継続も想定はしておきたいです。しかし、トレードを前提とするならば、やはり押し目場面が来ることを期待したいです。短期トレンドは「円安」とします。

相場予想「横ばいの展開を期待も円安継続シナリオも想定」

以上のことから、今週の予想レンジは「157.5円〜168円」とします。また、先週まで大きく円安が進みましたので、今週こそは横ばいを挟み、次の展開への準備期間になると予想します。

ただし、日銀の金融政策スタンスに変更がない限り、当面の間は円安トレンド継続するものと思われますので、円安継続シナリオも想定したいです。

トレード戦略「積極的な押し目買い」

現在は中期トレンドも短期トレンドも「円安」と判断しましたので、リスク許容範囲内で押し目は積極的に買い拾うスタンスでいきたいと思います。

今週のトレード戦略は、

160円台割れから157.5円まで段階的に買い

でいこうと思います!

なお、今週もウクライナ情勢により不安定な相場が予想されますので、適切なタイミングで損切りのできないFX初心者の方は、無理に利益を狙いに行く場面ではないとの考えは変わりません。

以上、今週のポンド円相場予想&トレード戦略構築でした。PostPrimeでは上記の相場予想・戦略を基本としつつ、毎日の相場動向に合わせてトレード方針を決めていきますので、初心者の方はぜひ私と一緒に今週も相場と戦いましょう!

今週の相場予想とトレード戦略まとめ

というわけで、最後に今週の相場予想とトレード戦略をまとめると、以下の通りです。

今週の相場予想とトレード戦略まとめ

【相場予想】
<中期目線>
・円安
<短期目線>
・円安
【トレード戦略】

予想レンジ「157.5円〜168.0円」
・メインシナリオ
一度は横ばいの展開を挟むことを期待
160円台割れから157.5円まで段階的に買い下がる
・サブシナリオ①「161.5円を上抜けした場合」
買いポジションは保持しているならば、様子見
・サブシナリオ②「157.5円付近を下抜けた場合」
一度損切りして、サポートラインの見極めを行う。

次のサポート目安は155.5円。
注:損切りできない初心者の方は見送り推奨

さいごに

私はFX戦略構築を平日に無料で公開しています。(noteではドル円・PostPrimeではポンド円)

儲かる保証は全くありませんが、FX初心者の方が大損して即退場となるのを防ぐことくらいであれば、お役に立てると思っています。

ですので、FX初心者の方はよろしければ毎日読んでいただけると嬉しいです。

以降は毎週同じことを書いていますが、本当に大事なことなのでブログでも書きます。

私はFX歴16年になった今でも必ず「トレードの振り返りと戦略構築」を行うようにしています。トレードしていれば毎回成功なんて言うことはありえません。成功もあれば失敗もあります。

そして、成功したときには自制が、失敗したときには改善が必要です。

そのためには、過去に自分がどういう考え方で取引したのかを振り返り、改善して次に活かしていく必要があるんです。

最近FXトレードを始めたばかりの方や成績が安定しない方は、騙されたと思って来週の戦略構築を立てて記録する習慣をつけてください。

記録はノートでも何でも構いません。
もし継続して実践することができれば成績は自ずとついてきます。

あなたが無理なく続けられる範囲で、少しずつアウトプットしてみませんか?

「具体的な記録の仕方がわからない」など質問や要望があれば遠慮なく、質問箱等で連絡ください。質問箱なら匿名で質問できますので、どうがお気軽に連絡いただければと思います。

注意:本記事の記載内容は私の個人的な相場認識やトレード戦略を公開しているものです。読者の皆さんに積極的な取引を推奨しているわけではありません。 投資実行判断は自己責任でお願いします。

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