朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2024/10/11

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おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!

記事紹介

本記事では、ドル円を対象としてP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を紹介しています。
この記事を平日の朝5分間ご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。
また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法やマインドは、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは市場の注目トピックを日本経済新聞の記事で理解していきましょう。

現在の最注目トピック
日米金利差
・FRB「9月は0.5%利下げ!FOMCは残り2回!年内利下げ幅は?」
・日銀「ついに利上げ転換!今後の利上げペースは?」

10日発表の週間の新規失業保険申請件数が25万8000件と、2023年8月以来の高水準となったことを受け円買い・ドル売りが膨らんだ。日銀の氷見野良三副総裁は10日、「実質金利は低い水準にある」などと述べた。日銀の金融政策が引き締め方向にあることも円相場を押し上げた。

前日に一時約2カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた後で、持ち高調整の円買いも入った。午後に米債券市場で幅広い年限の国債に買いが入った。米金利の低下も円買い・ドル売りを促した。

同日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)は前月比の上昇率が0.2%と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.1%)を上回った。エネルギーと食品を除くコア指数の上昇率も前月比0.3%と、市場予想(0.2%)以上だった。米新規失業保険と同時に発表され、円相場は上下に大きく振れ、一時は149円58銭と8月上旬以来、およそ2カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けた。

アトランタ連銀のボスティック総裁が「データが適切だと示せば、11月会合で利下げを見送ってもいいと考える」と語ったと10日に米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。米連邦準備理事会(FRB)が利下げを急がないとの見方につながり、円の重荷となる場面もあった。

日本経済新聞 為替概況より

日本経済新聞の記事によりますと昨日公表された米CPIは市場予想を上回る内容で、このところ低下傾向にあった物価上昇圧力が弱まったことが確認されたようです。

ただ、同時に発表された週間の新規失業保険申請件数が25万8000件と、2023年8月以来の高水準となったことが円買い要素となり、発表直後は上下に大きく振れたとのことです。

前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。

FRB金融政策

市場参加者の注目は今後のFOMCでの利下げ幅となっていますが、CMEのFedWatchツールによると、本記事作成時点における次回利下げ時期は11月が"100%"、そして、利下げ幅は0.25%が"86.9%"、0.5%が"13.1%"となっています。0.25%予想が再び上昇していますね。

なお、年末時点までの合計利下げ幅は0.5%との予想が最も多く"86.2%"となっています。合計利下げ幅0.75%優勢から0.5%に変わってきました。今後も推移を注視していきましょう。


今週の注目経済指標・イベント

今週の注目経済指標を選定しました。本日は今週の最注目指標である米消費者物価指数が公表されますので、結果は要チェックです。

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日付時間経済指標・イベント予想結果
10/9(水)27:00(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨
10/10(木)21:30(米)9月消費者物価指数(CPI)(前月比)0.1%0.2%
21:30(米)9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)2.3%2.4%
21:30(米)9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)0.2%0.3%
21:30(米)9月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)3.2%3.3%
10/11(金)21:30(米)9月卸売物価指数(PPI)(前月比)0.1%0.0%
21:30(米)9月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)1.6%1.8%
21:30(米)9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)0.2%0.2%
21:30(米)9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比)2.7%2.8%
主な日米経済指標カレンダー

また、今は投資家の注目が米経済の行方に集まっていますので、上表には載せていない経済指標でも結果によっては大きく変動する可能性がありますので、以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。

また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。

ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。

なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。

本日の相場概況把握「米長期金利編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利:週足チャート
米長期金利:日足チャート

米長期金利のNY市場終値は、前日比-0.01%の”4.07%”です。注目の日足100MA付近の攻防ですが、昨日は上ヒゲを付けていますので、レジスタンスとして機能いるのかもしれません。引き続き同水準での攻防に注目です。


それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。

ワンポイントアドバイス

相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育てなどと同じですね。

前日のトレード戦略

前日のトレード戦略は、こちらの記事をご覧ください。

前日の結果

昨日のドル円は東京時間に149.5円円台まで円安が進む場面がありましたが、その後は要人発言や米CPIに向けた持ち高調整の影響で円買い優勢の展開となりました。

米CPI発表直後は大きく上下動しましたが、NY終値では148.5円付近での推移です。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。


私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」

P&F0.5チャート

P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。現在、水平Cによる円安シグナルが点灯中で、目標値は150.5円付近となっています。

チャートの現況は下表の通りで、長期的な観点では"円売り優勢の展開"が想定されます。

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シグナル目標値レジスタンスサポート
円安150.5-9円142.5-9円
長期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」

P&F0.2チャート

P&F0.2チャートも前日の値動きにより、◯枠の折返し列が形成され、149.2-3円付近がレジスタンスになりました。なお現在、目標値を大幅に行き過ぎていますので、中期的観点では円安方向に行き過ぎとの認識です。

チャートの現況は下表の通りで、中期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。

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シグナル目標値レジスタンスサポート
なし149.2-3円142.2-3円
中期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」

P&F0.1チャート

P&F0.1チャートは前日の値動きにより、149.2円付近にレジスタンスが形成されました。垂直カウンティングによるシグナルの点灯状況は変わりません。

一般的に垂直カウンティングは、水平カウンティングよりも到達確率が低いとされていますので、トレードの際は考慮したいです。

チャートの現況は下表の通りで、短期的な観点では"円売りの展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル目標値レジスタンスサポート
なし149.3円148.2円
短期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のP&Fまとめ

本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。

スクロールできます
チャートシグナル目標値レジスタンスサポート
長期P&F円安150.5-9円142.5-9円
中期P&Fなし149.2-3円142.2-3円
短期P&Fなし149.3円148.2円
P&F分析結果まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のトレード戦略構築

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。

参考情報

当日の戦略構築は、P&Fを軸に考えます。ただ、P&Fにレジサポがない場合などは”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”も参照して、戦略を検討しています。

本日の注目ポイント

現在、長期チャートでは水平Cによる円安シグナルが点灯中、短期チャートでは垂直Cによる円安シグナルが点灯中です。

また、短期チャートと中期チャートにて149.2-3円付近に新たなレジスタンスが形成されました。

よって、本日は目線が円安方向のままですが、149.2-3円付近での攻防には注目したいです。

本日の具体的な注目ポイントは、円安方向が短期・中期P&Fレジスタンス”149.2-3円付近”、円高方向が短期P&Fサポート”148.2円付近”です。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

本日のトレード戦略

昨日は148.3円台まで円台が進みましたので、押し目買いは、ほぼ約定すみとなりました。いったんこれで様子見しようと思います。

注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です記載と同じトレードを推奨する意図は含んでいません。

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「FXトレードはどこの会社でも同じでしょ?」なんて思っていませんか?

私はトレードで成功したければ、FX会社選びは超重要だと考えています。私はFX会社を変更したことで、急に成績が悪化したことが過去に何回もありました。

そして、私がFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、FX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。

FX会社選び重要ポイント①「約定能力の高さ」

FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。

私は記事の中で、トレードの際には必ず逆指値を注文するようにお伝えしていますが、その理由は逆指値注文が自分の許容損失額を守る最後の砦だからです。

しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。

状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。

私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。

FX会社選び重要ポイント②「取引ツールの完成度」

FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。

え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?

  • 注文するレートを間違えて約定しなかった
  • 有効期限を間違えて失効していた

私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・

こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。

そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。

私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。

以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。

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本日は、以上となります。

【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

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(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
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※FXに興味はあるが、時間をかけられない
 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
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・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
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【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
<その2>
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<その3>
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感想や質問、記事リクエストなどありましたら、どしどしお待ちしております。私が答えられる内容であれば、優先的に取り上げさせていただきます。

それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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