朝5分のFX生活@朝活FX「ドル円編」_2024/9/18

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おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!

記事紹介

本記事では、ドル円を対象としてP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を紹介しています。
この記事を平日の朝5分間ご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。
また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法やマインドは、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?

目次

本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」

まずは市場の注目トピックを日本経済新聞の記事で理解していきましょう。

現在の最注目トピック
日米金利差
・FRB「利下げ開始は9月確実?利下げ幅は?」
・日銀「次回利上げはいつ?」

朝発表の8月の米小売売上高は前月比0.1%増と、ダウ・ジョーンズ通信がまとめた市場予想(0.2%減)に反し、プラスとなった。7月分も上方修正された。8月の鉱工業生産は前月比0.8%増と市場予想(0.2%増)を上回った。設備稼働率も前月から上昇し、市場予想以上だった。いずれも米経済の底堅さを示していると受け止められ、円売り・ドル買いが出た。

米債券市場で長期金利が上昇したのも円相場の重荷となった。前日に約1年2カ月ぶりの円高・ドル安水準を付けていた後で、ドルを買い直す動きもみられた。

米連邦準備理事会(FRB)が18日まで開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げに踏み切るとの観測は根強い。日銀は19〜20日の金融政策決定会合で追加利下げを見送るとみられる。金融引き締め的な流れは続くとして、日米の金融政策の方向性の違いは円の下値を抑えた面もあった。

日本経済新聞 為替概況より

日本経済新聞の記事によりますと、日米中央銀行の金融政策会合を控える中で、昨日発表された米小売売上高が市場予想に反してプラスとなったことで、米経済の底堅さを示していると受け止められ、円売り・ドル買いが出たとのことです。

前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。

FRB利下げ予想時期

CMEのFedWatchツールによると、本記事作成時点におけるFRBの利下げ時期は9月が"100%"、利下げ幅0.25%が"37.0%"、0.5%が"63.0%"となっています。現在0.5%の利下げ予想が優勢になっていますが、今晩の発表がどうなるか注目ですね。

また、市場参加者の注目は今後のFOMCでの利下げ幅にも集まっていますが、年末時点までの合計利下げ幅は1.25%との予想が最も多く"41.0%"となっています。こちらも1.25%の利下げ予想が優勢になっています。今後も推移を注視していきましょう。


今週の注目経済指標・イベント

今週の注目経済指標を選定しました。今週はまず9/17に米小売売上高数が発表されます。そして、翌日9/18はFOMCの結果発表があります。こちらが今週の再注目イベントですね。また、9/20には日銀金融決定会合の結果発表もあります。こちらも結果次第では大きく動く可能性がありますので、要注目です。

今夜は今週のビッグイベントであるFOMCの結果発表があります。日本時間だと27時と起きているのは厳しいですが、起きてるだけの価値はあるかと思います。FOMCの結果とパウエル議長発言には要注目です。

スクロールできます
日付時間経済指標・イベント予想
9/17(火)21:30(米)8月小売売上高(前月比)-0.2%
21:30(米)8月小売売上高(除自動車)(前月比)0.2%
9/18(水)27:00(米)米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表5.00-5.25%
27:30(米)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見
9/20(金)8:30(日)8月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)3.0%
8:30(日)8月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)2.8%
8:30(日)8月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)2.0%
(日)日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表2.5%
主な日米経済指標カレンダー

また、今は投資家の注目が米経済の行方に集まっていますので、上表には載せていない経済指標でも結果によっては大きく変動する可能性がありますので、以下のようなサイトで情報を入手しておきましょう。

ワンポイントアドバイス

ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。

ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。

また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。

ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。

なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。

本日の相場概況把握「米長期金利編」

本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。

米長期金利

米長期金利:週足チャート
米長期金利:日足チャート

米長期金利のNY市場終値は、前日比+0.03%の”3.65%”です。

現在、サポート候補の圏内での攻防中ですが、やや下抜けたようにも見えます。ここを下抜けると3.3%台が見えてきそうですので、今週もNY終値時点での週足チャート状況に注目です。


それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。

本日の相場分析「テクニカル編」

ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。

ワンポイントアドバイス

相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育てなどと同じですね。

前日のトレード戦略

前日は短期チャートは垂直Cによる円高シグナルが点灯、中期チャートは水平Cによる円高目標値には到達、垂直Cによる円高シグナルは点灯中、長期P&Fは垂直Cによる円高シグナルが点灯中でした。

そのため、円買い優勢の展開となることをメインシナリオとしました。

そして、直近の具体的な注目ポイントは、円安方向は短中期P&Fレジスタンス"143.0-1円付近"、円高方向は短期・中期P&F垂直Cシグナルの円高目標値”138.6円付近”としました。

前日のトレード戦略の詳細は、こちらの記事をご覧ください。

前日の結果

昨日は米小売売上高の堅調な結果を受けて、円売り優勢の展開となり、NY終値では142.4円台での推移です。

ただ、テクニカル的にはP&F中期チャートの円高目標値到達後の反発展開が続いているだけとの認識です。

さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。


私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。

長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」

P&F0.5チャート

P&F0.5チャートは、前日の値動きによる変化点はありません。よって、チャートの見方は変わりません。現在も垂直Cによる円高シグナル点灯中で目標値に向かって推移しているとの認識です。

チャートの現況は下表の通りで、長期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。

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シグナル点灯目標値レジスタンスサポート
なし146.5~9円
長期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」

P&F0.2チャート

P&F0.2チャートは、前日の値動きにより×印の折り返し列が記録されました。このことから、140.8円付近がサポートになったと考えられます。

なお、垂直Cによる円高シグナルは引き続き点灯中で、円高目標値は138.6円付近となっています。

チャートの現況は下表の通りで、中期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル点灯目標値レジスタンスサポート
なし143.0-1円140.8-9円
中期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」

P&F0.1チャート

P&F0.1チャートは、前日の値動きにより×印の折り返し列が記録されました。このことから、140.7円付近がサポートになったと考えられます。

なお、垂直カウンティングによる円高シグナルは点灯中で、目標値は138.6円付近となっています。

チャートの現況は下表の通りで、短期的な観点では"円買い優勢の展開"が想定されます。

スクロールできます
シグナル点灯目標値レジスタンスサポート
なし143.1円140.7円
短期P&F分析状況まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のP&Fまとめ

本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。

スクロールできます
チャートシグナル目標値レジスタンスサポート
長期P&Fなし149.0~4円
中期P&Fなし143.0-1円140.8-9円
短期P&Fなし143.1円140.7円
P&F分析結果まとめ(記載対象は水平Cのみ)

本日のトレード戦略構築

ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。

参考情報

当日の戦略構築は、P&Fを軸に考えます。ただ、P&Fにレジサポがない場合などは”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”も参照して、戦略を検討しています。

本日の注目ポイント

現在、短期・中期・長期チャートともにも垂直Cによる円高シグナルが点灯中です。

よって、本日も円買い優勢の展開となることをメインシナリオとします。

本日の具体的な注目ポイントは、円安方向は短中期P&Fレジスタンス"143.0-1円付近"、円高方向は短期・中期P&Fサポート”140.7-9円付近”です。

吹き出しの色解説「緑:円安・下値抵抗(サポート)要素、赤:円高・上値抵抗(レジスタンス)要素」

本日のトレード戦略

昨日は142.3円まで戻りがあれば、短期・中期チャートの垂直Cによる円高シグナルを根拠にした売りトレードを行うこととしていましたね。期待通り142.4円まで戻ってきましたので、142.3-4円で売り指値は約定しています。

本日も143.1円までは段階的に売り増しを行いたいと思います。

注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です記載と同じトレードを推奨する意図は含んでいません。

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「FXトレードはどこの会社でも同じでしょ?」なんて思っていませんか?

私はトレードで成功したければ、FX会社選びは超重要だと考えています。私はFX会社を変更したことで、急に成績が悪化したことが過去に何回もありました。

そして、私がFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、FX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。

FX会社選び重要ポイント①「約定能力の高さ」

FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。

私は記事の中で、トレードの際には必ず逆指値を注文するようにお伝えしていますが、その理由は逆指値注文が自分の許容損失額を守る最後の砦だからです。

しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。

状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。

私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。

FX会社選び重要ポイント②「取引ツールの完成度」

FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。

え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?

  • 注文するレートを間違えて約定しなかった
  • 有効期限を間違えて失効していた

私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・

こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。

そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。

私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。

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本日は、以上となります。

【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!

P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。

(補足)P&Fチャートって何?

P&Fチャートって何?

日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。

P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。

つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。

もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?

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FX基礎知識
  • テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
  • 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
    短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
    状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。

(補足)記事の趣旨

私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。

この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。

FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。

【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
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・エントリーポイントの開示
  →有利な位置で取引する感覚を体得
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 ・平日朝の記事更新

 →サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
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・適切なポジション量の開示

 →予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
  チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
 →トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。 
<その2>
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。

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