おはようございます!今日も朝5分のFX生活「朝活FX」をやっていきましょう!
本記事では、国内FXトレーダーの人気No1ペアのドル円を対象にP&F(ポイントアンドフィギュア)チャートの活用例を平日の朝に紹介しています。
毎朝5分間、この記事をご覧いただくことで、実トレードで使えるテクニカルの活用方法を習得できます。また、本記事を通して習得したテクニカル活用方法は、他のテクニカルやドル円以外のトレードにも応用可能です。
FXでなかなか勝てないとお悩みの方はもちろんのこと、ドル円相場に関心のある方も特定のテクニカルをじっくりと学ぶことで、着実にスキルアップできますので、私と一緒に朝活FXしてみませんか?
本日の相場概況把握「ファンダメンタル編」
まずは日本経済新聞の記事から、注目トピックを中心にファンダメンタル観点で押さえていきましょう。
現在の注目トピック |
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・FRB利下げ「利下げ時期は?最短でも7月?」 ・日銀金融政策「緩和的政策はいつまで?」 |
ニューヨーク連銀が13日発表した4月の消費者調査で、1年後の予想インフレ率が3.3%と3月(3.0%)から上昇した。前週末にミシガン大学が発表した5月の米消費者調査でも1年後の予想インフレ率が4月を上回っていたため「相場は敏感に反応しやすかった」(スコシア・キャピタルのショーン・オズボーン氏)との声が聞かれた。
米連邦準備理事会(FRB)のジェファーソン副議長は13日、1〜3月期にインフレ沈静化の進展が鈍くなったことは懸念材料との見方を示し、2%に向かっているとの証拠が得られるまで「政策金利を抑制的な水準に維持するのが適切だ」と話した。日米の金融政策の違いを意識した円売り・ドル買いが出やすかった。
円は売り一巡後は下げ渋った。今週は14日に4月の米卸売物価指数(PPI)、15日に4月の米消費者物価指数(CPI)と米小売売上高の発表を控える。14日にはパウエルFRB議長の発言機会も予定されており、内容を見極めたい雰囲気も強かった。円の高値は155円69銭だった。
日本経済新聞 為替概況より
昨日は、ニューヨーク連銀が発表した4月の消費者調査で、1年後の予想インフレ率が3.3%と3月(3.0%)から上昇したことなどを受けて、円売り優勢となる場面があったようですが、やはり市場は今週15日に発表される米CPIに最も注目が集まっているようです。
なお、CMEのFedWatch ツールによると、本記事作成時点における市場参加者のFRB利下げ予想時期は、7月が"24.3%"、9月が"59.9%"に後退しているようです。
さて、前日の具体的な値動きとトレード戦略への影響は、後ほどテクニカルで見ていきましょう。
今週の注目経済指標・イベント
今週は本日5/14(火)に米卸売物価指数(PPI)、5/15(水)に米消費者物価指数(CPI)や米4月小売売上高が発表されます。これらの結果を受けて米長期金利が動き、影響がドル円へ波及すると思われますので、結果には注目しておきましょう。
日付 | 時間 | 経済指標・イベント | 予想 |
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5/14(火) | 21:30 | (米)4月卸売物価指数(PPI)(前月比) | 0.3% |
21:30 | (米)4月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) | 2.2% | |
21:30 | (米)4月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比) | 0.2% | |
21:30 | (米)4月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前年同月比) | 2.3% | |
5/15(水) | 21:30 | (米)4月消費者物価指数(CPI)(前月比) | 0.4% |
21:30 | (米)4月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) | 3.4% | |
21:30 | (米)4月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) | 0.3% | |
21:30 | (米)4月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) | 3.6% | |
21:30 | (米)4月小売売上高(前月比) | 0.4% | |
21:30 | (米)4月小売売上高(除自動車)(前月比) | 0.2% |
ファンダメンタル観点での情報収集は、市場参加者の注目トピックや大きな流れを把握するため、とても重要なことだと思っています。
ただ、いくら情報を収集したとしても未来を完璧に予想することは出来ません。
また、経済の専門家やプロの投資家でも意見が分かれるのは日常茶飯事です。
ですから、私は初心者の方が過剰にファンダメンタル情報を収集してしまうと、混乱を招くだけだと考えています。
なお、市場に溢れている情報は、事実と憶測が混在して報じられますので、きちんと区別して理解するように心がけながら、無理のない範囲で情報収集を続けていくことが大切です。
本日の相場概況把握「米長期金利編」
本題のドル円に入る前に、米長期金利の概況を押さえていきましょう。
米長期金利
米長期金利はNY市場終値時点で前日比-0.01%の”4.49%”とほぼ動きはありません。
本日も引き続き日足50MA(4.40%付近)がサポートになるか?に注目したいと思います。
それでは、次章ではドル円の今後の具体的な戦略をテクニカル面から検討していきましょう。
本日の相場分析「テクニカル編」
ここでは私が実践している複数のP&Fチャートを活用したトレード戦略構築例を紹介していきますね。
相場分析は「長期」→「中期」→「短期」と、未来側から現在側に向かって順に進めていくことをおすすめします。仕事や子育て等と同じですね。
前日のトレード戦略
前日のトレード戦略の内容は、こちらの記事をご覧ください。
前日の主軸テクニカルP&Fは、長期・中期・短期の全てのチャートにおいて「次のシグナル点灯待ち」という状況でしたね。
よって、横ばいの展開を挟んだ後に、次の局面に移行するのではないかと予想。具体的には円安方向は「158.4円付近」と「157.6-7円付近」、円高方向は短中長期P&Fサポート「153.0-4円付近」に注目としていました。
結果としては、NY時間までは155円台での推移が続きましたが、前述のインフレ指標の結果を受けて156円台に乗せる展開となりました。NY終値では1ドル=156.2円付近での推移となっています。
さて、次項では前日の値動きを反映したP&Fチャートの状況から、本日の戦略を考えていきましょう。
私は、週末に1週間の戦略を立てるようにしています。これは日々の戦略がブレないようにするためです。日々の戦略は、週末に立てた戦略をもとに解説していますので、よろしければ週末の戦略記事も併せてご覧ください。
長期相場予想「1枠:50銭(P&F0.5)」
P&F0.5チャートは、前日の値動きにより×枠が1枠増えましたが、チャートの見方に大きな変化はありません。今のところは次のシグナル点灯待ちです。
現況をまとめますと、水平Cによるシグナル点灯"なし"、レジスタンス"158円台前半"、サポート"153円台前半"となっており、長期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | 158.0~4円 | 153.0~4円 |
中期相場予想「1枠:20銭(P&F0.2)」
P&F0.2チャートは、前日の値動きにより×枠が3枠増えましたが、チャートの見方に大きな変化はありません。今のところは次のシグナル点灯待ちです。
現況をまとめますと、水平Cによるシグナル点灯"なし"、レジスタンス"157.6円付近"、サポート"153.0円付近"となっており、中期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | 157.6-7円 | 153.0~1円 |
短期相場予想「1枠:10銭(P&F0.1)」
P&F0.1チャートは、前日の値動きにより×枠が5枠増えましたが、チャートの見方に大きな変化はありません。今のところは次のシグナル点灯待ちです。
現況をまとめますと、水平Cによるシグナル点灯"なし"、レジスタンス"157.7円付近"、サポート"153.0円付近"となっており、短期的な観点では"横ばいの展開"が想定されます。
シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|
なし | ー | 157.7円 | 153.0円 |
本日のP&Fまとめ
本日のP&Fの分析結果とまとめますと、下表の通りです。
チャート | シグナル点灯 | 目標値 | レジスタンス | サポート |
---|---|---|---|---|
長期P&F | なし | ー | 158.0~4円 | 153.0~4円 |
中期P&F | なし | ー | 157.6~7円 | 153.0~1円 |
短期P&F | なし | ー | 157.7円 | 153.0円 |
本日のトレード戦略構築
ここまでのP&F分析で大きな目線(方向性)が定まりましたので、最後に本日の具体的なトレード戦略を考えていきましょう。
当日の戦略構築は、P&Fに加えて”移動平均線(50MA:赤,100MA:橙,200MA:水色)”・”MACD”・”ボリンジャーバンド”を補助的に参照しながら検討しています。
<相場の注目ポイント>
まず主軸テクニカルのP&Fは、長期・中期・短期の全てのチャートにおいて「次のシグナル点灯待ち」でしたね。
現在は目標値到達後の戻りを試している状況との認識です。
よって、本日も「横ばいの展開を挟んだ後で、次の局面に移行する」との予想を維持します。直近の注目ポイントは、円安方向が各P&Fレジスタンス「158.4円付近」「157.6-7円付近」、円高方向が各P&Fサポート「153.0-4円付近」です。
この先はレジスタンスとサポートの間隔が徐々に狭くなっていき、その後どちらかに抜けた時がチャンスと考えています。まだ今は我慢の時期との認識です。
<トレード戦略>
本日の新規トレードは見送りとします。シグナル点灯まで安易なトレードは避けたいです。
注:上記のトレード方針は、あくまで個人的な見解です
(PR)FXスイングトレード向けおすすめ会社紹介
「FXトレードはどこの会社でも同じでしょ?」なんて思っていませんか?
しかし、私の経験上ではトレードの成功とFX会社選びは密接に関係があると考えています。FX会社を変更したことで成績が悪化したことが過去に何回もありました。
私はFXで成功するために最も大事なことは「大きく負けないこと」だと思っています。それを実現するために、特にFX会社に求める重要な要素をふたつ紹介しますね。
FXで成功するために重要なこと一つ目は「約定能力の高さ(注文が滑らない)」ことです。
私は記事の中で、トレードの際には必ず逆指値を注文するようにお伝えしていますが、その理由は逆指値注文が自分の許容損失額を守る最後の砦だからです。
しかし、実は逆指値注文にも穴があって、指定したレートから大きくズレて約定することがあるんです。それはどんな時か?というと、それは為替介入や政策金利発表、大規模災害直後などの相場急変時です。
状況的にはやむを得ないのは分かりますが、大切な資金を失うわけですから、できることなら避けたいですよね。そこで重要なのがFX会社の「約定能力」です。
私は、これまでの経験の中で逆指値が大きくズレて約定した会社は使用しないことにしています。
FXで成功するために重要なこと二つ目は「取引ツールの完成度(注文を間違えない)」こと。
え?そんなの当たり前のことでしょ?と思われるかもしれません。しかし、人間とはミスをする生き物です。みなさんもこんな経験はありませんか?
- 注文するレートを間違えて約定しなかった
- 有効期限を間違えて失効していた
私は恥ずかしながら過去に何度も経験しています・・・114円を144円と間違えたり・・・
こうしたミスは時に大きな損失につながります。特に逆指値注文を間違えた時には・・・想像するだけでもゾッとしますね。
そこで、重要になってくるがFXツールの完成度(UXの高さ)です。UXが高いというのが正しい表現かもしれません。人間のミスを誘発しないためには、画面デザインの良さやカスタムの自由度の高さがポイントになってきます。
私は、これまでの経験の中で注文間違いを多くしてしまうツールの会社は使用しないことにしています。
以下の会社は、私が長年トレードしている会社であり、「約定能力の高さ」と「取引ツールの完成度」ともに申し分のない水準となっていることから、自信を持ってお勧めできます。まだ使ったことがないという方は、ぜひ一度検討してみてください。
本日は、以上となります。
【復活!】P&FでFXスイングトレード指値一本勝負!
P&Fを活用したFXスイングトレードを成績検証という形で掲載しています。もしよろしければ、あわせてご覧ください。
(補足)P&Fチャートって何?
P&Fチャートって何?
日本ではあまり知られていない「P&F(ポイントアンドフィギュア)」ですが、実は機関投資家の間ではメジャーなテクニカルなんです。
P&Fは非時系列チャートというカテゴリに分類されるテクニカル指標です。移動平均線、MACD、RSIなどのメジャーなテクニカルは値動きがなくてもチャートが変化していきますよね?それに対して非時系列チャートは相場の値動きがなければ、時間が経過しても形状が変化しないチャートのことです。
つまり、忙しい会社員の方でも主婦の方でも子育て中のママでも、相場の値動きがなければチャートを何度もチェックする必要はなく、少しの時間でテクニカル分析できるということです。さらにP&Fでは、利益確定や損切り位置が明確に定まるので、 初心者の方でも扱いやすい点が最大のメリットと私は考えています。
もしよろしければ、この機会にP&Fチャートを勉強してみませんか?
P&Fチャートはエクセルなどでも誰でも簡単に作成することが可能ですよ。また、上級者の方であればマクロを組むことも可能です。
ただ「自分で毎日更新するのは大変そうだな」という方は、私のPostPrimeを購読してみませんか?
私のPostPrimeでは8通貨ペア,14種類のP&Fチャート情報を平日毎朝公開しています。こちらは有料(月額500円)にはなってしまいますが、もしよろしければ購読を検討ください。
もし購読いただける場合は、PCから登録されることをおすすめします。モバイルの場合、apple社・google社の手数料が上乗せされてしまうので、ご注意ください。
- テクニカル分析は、長期から短期の順に進めていくのがおすすめです。
- 短期トレンドに対しては順張りでも、長期トレンドに対しては逆張りという場面が多々あります。
短期・中期・長期の全てが同じトレンドであった場合は強気、逆行している場合には弱気とするなど、
状況に合わせてポジション量をコントロールすることが大切です。
(補足)記事の趣旨
私は、個人トレーダーが生き残るのが難しいと言われるFX相場で17年間戦ってきましたが、これまで退場することなく続けられているのは、相場と毎日向き合い続けているからだと思っています。
この記事では、そんな私がどのような分析・リスク管理・マインドのもとで相場と向き合い、トレードしているのかを出来るだけ分かりやすくお伝えしたいと思っています。
FX初心者のみなさんが、この記事を通してトレード技術を学び、自身のトレードに活かしていただければ幸いです。
【こんな人に読んでほしい&期待される効果】
※最近FXを始めてみたけど損ばかり
・エントリーポイントの開示
→有利な位置で取引する感覚を体得
・損切りポイントの開示
→損切りに対する抵抗感を減少
※FXに興味はあるが、時間をかけられない
・平日朝の記事更新
→サラリーマンや主婦の方でも大丈夫
※副業で収入を増やし、生活にゆとりが欲しい
・適切なポジション量の開示
→予想精度よりも、ポジション量の調整が大事
チャンス到来時にはレバレッジを掛けて勝負
→トレードの繰返しで着実にスキルアップ
【お願い事項】
<その1>
日本人の資産を守りたいとの思いから長期的に利益を出せるように誠心誠意分析していますが、利益を保証・確約するようなものではありません。また、読者の方に本記事の指針に従った取引を推奨する意図もありません。最終的な投資判断は、ご自身でお願いします。
<その2>
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<その3>
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それでは本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。また明日もお会いしましょう。
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